時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月25日デイリーレポート

2007年10月25日 17時03分06秒 | デイリーレポート
10月25日(金)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンは続落。ユーロ対してドル高による商品安や小麦の急落などが嫌気されて続落したが、原油相場の急反発で金や大豆が切り返したことから12限は362.50(+1.50)まで地合いを強めた、その後小麦がストップ安に張り付いたことやコーンベルト西部の好天予報による収穫進展が圧迫され続落し12限356.50(-4.50)セントで引けた。
シカゴ大豆は反落。新規の支援材料に欠けるなか、小麦の急落やドル高を嫌気して反落して始まったが、原油高で値を戻したが、ブラジルの降雨や小麦がストップ安に張り付いたことなどが圧迫し11限は976.25(-5.50)セントで引けた。
東京市場
コーンはシカゴ安と為替の円高に、期先11限で寄り付きの予想幅は-250円であったが石油製品が急騰したことなどで下げ幅は限定され期先11限は31.380円(-130)で始まり、その後も海上運賃が119円台まで上昇を続けていることを好感した、買い方の新規買いや手仕舞い買いが優勢となり期近より地合い強め、マイナスから一代の高値を更新する限月が相次ぎ反発して前場を終え11限は31.540円(+30)で引けた。
後場に入って、為替が113円台の円高に振れたことなどで買い方の利食い売りが出たことで、先限11限は前引けの高値より-260円安の31.280円(-230)で引けた。ここに来ての売り方は苦戦が続き踏みは出やすい状態になっています、ただ国内定期はシカゴに比べ人気が先行し割高なことから、ストップロスをかけ戻り売りで行きたい。
NON-G大豆の寄り付きは反落して始まった後、夜間取引高やフレート高にコーン同様に値を戻し8限は61.560円(+170)で前場を終えた。
後場に入ってから、明日の納会を迎えて昨日より当限10限が空買い筋の手仕舞い売りが大量に出たことで、今日も大幅安となり10限は58.820円(-1.260円)まで下げたことと夜間が軟調に推移したことで、利食い売りが先行し先限8月はプラスから値を削り61.070円(-320)まで下げて引けた。
石油市場
NY原油は急反発。夜間取引中でトルコ軍はイラク北部のクルド人武装勢力の拠点を攻撃したとの報を受け回復させた後、米エネルギー情報局(EIA)からの発表された週間在庫統計で、原油在庫が予想外に急減したことを好感し12限は87.10(+1.83)ドルまで急反発して終えた。zd
東京市場
原油、製品は全限が4桁の上伸となるなど急伸して取引が始まった。原油は先限が上場来を更新したほか、当限を除く全限の高値を更新、ガソリン、灯油も買いが優勢となり地合いを強めガソリン4限69.320円(+2.070)灯油69.360円(+1.480)原油56.170円(+1.380)に相次ぐ一代の高値を更新させて前場を終えた。
後場からもガソリンの地合いは強く、前引けの高値圏でもみ合いの商状は大引けまで続いて終えて4限は69.430(+2.180)円、灯油も確りし64.920円(+1.540)原油は55.990円。(+1.200)