偏屈者の世迷言

最近は競馬のことばかり書いてます。もっと政治のことを書いていきたいのですが。自営業者からの意見はもっと出されるべき。

橋下市長が大飯原発の再稼働を事実上承認したことについて

2012-06-08 07:54:11 | 政治・社会

 橋下市長が大飯原発の再稼働を事実上容認したが、それにたいして支持する層の方が多いらしい。

 橋下市長の「再稼働容認」、支持が49%

 まあ、私も関西の今の電力状況では再稼働は仕方がないとは考えていた。だから支持が多いというのもそういうことかもしれない。

 でも今回はきっちり批判しなければならない。特に大阪の人は。

 

 はっきりいって橋下市長には腹が立つ。

 あそこまで反対しておいて再稼働容認なんてしたら、大阪の人間がまるでやくざのようじゃないか。

 電気をより多く必要としているのは都市部の側だ。それなのに夏の間だけは例外的に原発稼働を認めてやるみたいな態度をとる。

 政府が大飯原発の再稼働をさせようとしていた理由の中には、関西の電力供給を確保して停電を起こらないようにするというのが大きくあったはずだ。橋下市長はその彼らの政権担当者としての責任に付け込んで、政府(と福井県)を、どうしても原発を動かして電力を送りたいと考えているというように演出して、それに反対する大阪市長という立場で行動する。

 非常に無責任で卑劣だと思う。

 何度も言うが、電力が必要なのは都市部、つまり大阪だ。

 今回の橋下市長の大飯原発再稼働容認によって、大阪が原発政策に口出しする資格がないことを露呈してしまった。大阪は、自分たちが必要なものは供給して貰えるのが当然だと考え、自分たち以外の人たちの負担や不利益が増えることだけは強く主張する地域であるように、他の地域、特に今回の供給側の福井県からは見えているのではないだろうか。

 本当に恥ずかしいことだ。

 

 

 以下は橋下市長がツイートしたもので、指摘しておかなければいけないところ。

 https://twitter.com/t_ishin/status/209417023699165184

 難しい言葉が並び新しい政策が進んでいるような感じがするが、これは電力政策の拙さを指摘された場合にその相手を言い負かすためだけのもの。「あなたは何もわかっていない。もっと勉強しなさい」と言うための。

 断言していいと思う。大震災から1年以上たつのに具体的な形となって進んでいないものなど、あてにしていいものではない。

 

 

 https://twitter.com/t_ishin/status/209403108885938177

 これは、批判されたとき批判者を実際にどう攻撃するかの例。

 読売新聞が指摘しているのは現実の福井県民の感情だ。それなのに関西広域連合の会議は福井県に感謝をあらわしているということを持ち出して批判者の不勉強にすり替えてしまう。

 

 

 結局、彼は勝った負けたの人でしかないのね。

 勝負強いというのは、彼個人が生きていく上では彼自身の強みなのだろうけど。

 政治家としてはね・・・

 

 と偉そうに言ってみる。

  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿