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台北-2 博愛地区には100年前の建築物が数多く残る

2023年05月16日 | 世界史-中東.アジア・アフリカ

台北駅の南西側に位置する「博愛地区」には、総統府などの日本統治時代から残る建築物が数多く残っている。日清戦争後の1895年から第二次世界大戦後の1945年までの50年間に建築されたレトロな建物を訪ねてみた。

「台湾総統府」     

中華民国の元首、首脳総統(現在は蔡英文)が仕事をおこなう官邸。日本統治時代の1919年完成、当時は台湾総督府(日本の出先官庁)として利用されていた。現在見学は可能。警備は厳しく問題発生時の即対応のためのバリケードが道路脇に置いてあった。

基本設計は、日銀本支店の建築を多く手掛けた長野宇平治氏で、日本初のコンペ(デザイン競争)で選。真上からみると、日本の「日」の字に見える形になっていて、完成当時、赤レンガの建造物の中では、日本で最も高い建築物となった。

 

「台北賓館」

台湾の迎賓館、国家招待所である。バロック風二階建てで、庭園は日本風。日本統治時代においては、台湾総督の暮らす住居執務場である官邸だった。迎賓館としても利用され、昭和天皇をはじめ、数々の要人が宿泊。

 

「台湾土地銀行」

旧日本勧業銀行台北支店で現在は、国立台湾博物館別館「土銀展示館」になっている。円柱の柱が非常に特徴的。臺灣土地銀行の名は戦後、国民政府が接収、1946年9月1日に台湾土地銀行へ移管されたからである。

 

「台湾大学医学院」

 

「二二八和平記念公園」

日本統治時代の遺産(1908年に開園)であるが、日本の統治が終わった1947年2月28日、新たに統治者となった中華民国(国民党)と民衆が激しく対立するニニ八事件が起こり、政府は武力で弾圧。不当逮捕や処刑、無差別発砲も行われ、2万人超の民が虐殺された。

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