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あしたはどこへ・・・

後期高齢者だが 元気に豊かな気持ちで歩き続けたい・・

日本昔ばなし「天狗の宝下駄」・・

2021-02-03 18:23:10 | 日記
 昔あるところに2人の息子がいた。兄は家の財産を貰って母と暮していました。
 弟は貧乏で一人暮らし‥兄と母が合わず喧嘩ばかり‥弟が母を引き取り暮らしたが
正月が近づいても食べる物が無く兄に援助を頼むが断れ お金のために山に芝刈りに
出掛けました。途中 天狗に出会い 貧乏で正月の食べ物も買えない‥と話をすると
天狗から「一本下駄」を貰った。「1回転んだら小判1枚が出る、その代わり背が
少しづつ小さくなるぞ」と云われた。弟は生活出来る最小限の回数を転んで小判を
出して暮らした。 
 その話を聞いた兄は「一本下駄」を奪った。数か月後 弟が兄を訪ねてみると
姿が見えない‥ 小判は山のように積まれていて その下でコガネムシのように
小さくなった兄が下駄を履いて転び続けていた・・が昔ばなしの終わりだ・・

       私が勝手にその続きを付け加えました・・
 虫のように小さくなった兄はようやく悟った。「こんなに小さくなっては暮らして
行けない‥1本下駄を返すから元の体に戻してほしいと天狗にお願いして」‥と
 弟は山に戻って天狗にその話をすると「分かった 山積みされた小判を
貧しい人に一日一枚づつ分けてやれば少しづつ大きくしてやる」と・・
 弟は毎日貧しい人を探しながら小判を配って行った。山積みされた小判がようやく
無くなって ようやく兄の体が元の大きさに戻ったが 歩く事も話す事も出来ない
老人になっていた‥とさ  (下らない天狗の宝下駄のその後の愚作でした)

             
コメント (5)
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