秋山絲子か絲山秋子かすぐ忘れる。
これは書評家か作家かの書評本でお薦めされてるのを読んで、読んでみたもの。
これが初絲山秋子だったのは幸福な出会いだったようだよ。
読後、Amazonのレビューを見てみたら「これが一番面白い」って言ってる人もいたから。
そう、素直に面白い本でした。
さくさく――近年になくさくさく読める。もう空気のような希薄な手ごたえ(のなさ)。
しかしその希薄さに不満を持つことなく、あれこれ何も考えずに心地よく読み進んでいける。
このあれこれ考えない、というのはわたしにしてはすごく久々な気がする。
出て来るキーワードは割と重いんですよね。具体的には控えますが。
その重いキーワードがふわっと書いてあって……このふわっと感が苦手な人もいるだろうけど、
わたしは有難い。あんまりツラくなる話は苦手だから。
ツラくない話ではない。しかし読んでてツラくなる話ではない。
ここらへんの仕掛けがどういうことになっているのか今一つよくわからず、
薄いと感じる人もいるような気がするけど、わたしは満足感があった。
最後はうっすらとした光が差す。その前に作者はあっさり大きな落とし穴を掘るけれども。
2冊目がちょっと楽しみな作家。次も面白いといいなあ。
これは書評家か作家かの書評本でお薦めされてるのを読んで、読んでみたもの。
これが初絲山秋子だったのは幸福な出会いだったようだよ。
読後、Amazonのレビューを見てみたら「これが一番面白い」って言ってる人もいたから。
そう、素直に面白い本でした。
さくさく――近年になくさくさく読める。もう空気のような希薄な手ごたえ(のなさ)。
しかしその希薄さに不満を持つことなく、あれこれ何も考えずに心地よく読み進んでいける。
このあれこれ考えない、というのはわたしにしてはすごく久々な気がする。
出て来るキーワードは割と重いんですよね。具体的には控えますが。
その重いキーワードがふわっと書いてあって……このふわっと感が苦手な人もいるだろうけど、
わたしは有難い。あんまりツラくなる話は苦手だから。
ツラくない話ではない。しかし読んでてツラくなる話ではない。
ここらへんの仕掛けがどういうことになっているのか今一つよくわからず、
薄いと感じる人もいるような気がするけど、わたしは満足感があった。
最後はうっすらとした光が差す。その前に作者はあっさり大きな落とし穴を掘るけれども。
2冊目がちょっと楽しみな作家。次も面白いといいなあ。
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