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プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

◆ QuizKnockと巡る江戸東京博物館展。

2025年06月08日 | ◆美しいもの。
6月22日まで東北歴史博物館で開催中。

え~、内容の感想は割愛。
まあとにかく、見物人のお喋りがうるさかった!
……他人さまには関係のない話ですが、聞いてください。

今回のエキシビは、正直言ってすごく見たい!と思うほどではなかったのよ。
でも宮城県美術館は長期改修休業中だし、頼みの綱の仙台市博物館は、去年長期改修から
ようやく復帰したというのに、目ぼしいエキシビを全くやってくれない!
お金ないんでしょうね……。前はもう少し派手なの来てたんだけどなあ。

なので、下手をすると今年食指が動くエキシビはもうないかもしれない。
まあとりあえず行きますか。多賀城遠いけど。
距離のわりに、なぜか多賀城の往復はいつも疲れてしまうので、ちょっとめんどう。

で、行ってみたところ。
おや?駐車場の車が多いね?半分以上埋まっている。めずらしー。ひさびさー。
これはクイズノックコラボの功徳なのか?
平日の昼間だから、子供連れは来てないだろうけどなあ。

中へ入ると、ああ、なるほど。高齢者の方が来ているのね。江戸だからか。
わたしも高齢者かそうでないかといえば高齢者なので、別にこの時点で思うところは何もない。
人が多いことに納得しただけ。でもだんだん見ていくとねえ。

……そうなのよ。そうだった。高齢者の方は声高に話しながら展示を見るのよ。

これはいつもツライところで。まあ感想を言いながらいろいろ見るのが楽しいのはわかる。
ふだんエキシビに来ない人々が来ている場合、……喋らない方が良い、という不文律を
まったく意識していないことが考えられる。
いつも一人で見に行くわたしはそういうことが起こり得ないので、
多少は広いココロを持つことは必要だろうとも思う。

しかしわたしはうるさいのが嫌なんだ!

あっちでもこっちでも普通の音量でのお喋りが聞こえてきて、
ああ~~~~カンベンして~~~~。と心のなかで悲鳴をあげる。

そういう時は、声が聞こえないところまで避難するというのが第一の対応策。
だが今回は喋る人が多すぎて、どこまで逃げても静かなところがない。
もっと人が少なくなる時間帯を見計らって出直すか?とも思ったが、
このエキシビは再入場不可。

あまりにウルサイので見られません、後で来ます。
と、コワモテで言ったら係の人も見逃してくれたかもしれないが、
わたしが来たのは早めにお昼を食べ終わった12時頃で、人出のピークはまだまだ続きそう。

そしたら、入口付近にひときわ賑やかな集団が来た気配がしました。
そもそも通常の展示スペースって、展示ケースをいろいろ移動してルートを作るので、
上は開いてるし、実際の距離も短いため、音が通りやすいんですよね。

これはいくらなんでもうるさすぎるやろ……。
警備の人やスタッフに言ってもな。現状で注意してないんだから黙認なんだろう。
これはもう自分で注意するしかない。

そう思って入口の方へ戻って……だかしかし。これはあかん。

そもそも30人……か40人の団体さんがお着き。
この人数の団体さん相手に手を叩いて「はい、みなさん、ここは展示室ですよ~。
静かに見ましょうね~」と言ったところで、3分も経たないうちに復活するのは目に見えてる。

しかもよく考えてみると、最初の展示室には駕籠や、持ち上げてみる天秤棒?
かなんかがあって……これはお喋りにもなるわ。みんなで来てたら、
駕籠に乗った後は何か一言感想はいいたくなるし(体験で乗れる。わたしも乗った)、
持ち上げてみたら「重かった~」とかいいたくなるやん。

今回は――エキシビではなかった。アトラクションだった。
そう思ってみればまあ……しょうがないのか、お喋りしても。
わたしはエキシビのつもりで来てたけど、考え方を変えよう。
アトラクションだったら賑やかでも仕方ない。

とはいえ、やはりわたしは賑やかなところで見る集中力はなかったので、結局すぐ出ました。
まあねー。江戸東京博物館は10年くらい前だけど、けっこうじっくり見ているのよね。
ここでそこまで見なくても……いいか。諦めた。

ちょっとしっかり見たのは江戸の火消しの分布地図でした。
ほー、こういう風に分布してたのか。「いろは」から始まって「ゑゐ」くらいまであったな。
千代田区あたりから始まって、反時計回りで整備されて行ったようだ。
本所・深川は別立てだったのか。ほー。



1500円出して30分弱しかいられなかったのは大変損をした気分ではあるが、
……あの団体さんが楽しんでくれたらいいとしよう。
わたしは彼らの幸せを守ったのだ。




……と自分を騙して、次は多賀城跡ガイダンス施設に向かいました。
最近出来た施設で、一度行ってみないとね。復元南大門のそば。

そしてその感想だが、うーん、少し規模が小さすぎたかなあ。
当時の衣装を来たマネキンと、でかい解説映像と、パノラマ的なでかい写真の多賀城址がある。
うーん。まあ興味がない人がさらっと見るのならこの程度でいいのかもしれないけど……
興味のある人は、東北歴史博物館の常設展を見るのを勧めたい。

もう少しガイタンス部分を充実させるか、むしろ休憩スペースの機能を充実させた方が。
映像を見る椅子も少ないのよね。バスで団体さんが来たら、椅子どころか
スペースも足りない。
もう少し広く作るべきだったのでは……実に中途半端。


ここらへんを整備したために、あやめ園の規模がだいぶ縮小された印象。
いや、わたしはあやめ園も好きだし、南大門が復元されたのはうれしいし……
どっちもがんばれという感じなんだが。
でも草を刈っている人もいたし、あやめ田に入って手入れをしてくれているグループもいたし、
今後はまた元に戻ってくれると思います。見事だったものね。

今年はまだ低調だろうなあ。花の盛りは下旬だろうが、つぼみが少なかったので、
満開になってもそこまでではないに違いない。来年以降に期待。


そして、どちらも期待外れで(時間もあったので)、イオン多賀城の31アイスクリームで
期間限定のトリプルチョコレートブレイクを食べました。
新味は楽しいから好き。しかしこの春の桜餅味には及ばなかった。
あれは美味しかったなー。来春も出してくれることを祈る。



7月は東北歴史博物館、縄文のエキシビをやるそうですね。
これはちょっと楽しみです。
……これを2カ月前に知ってたら江戸は行かなくて良かったのだが……。

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