この音をどう表現したらいいのだろう。
シャーンシャーンでもない。
リーンリーンでもない。
葛城市からやってきた鈴虫。
羽根と羽根をすりあわせて、どうしてこんな美しい音が奏でられるんだろう。
なんていうスケールで表現したらいいのだろう。
小さい鈴虫の演奏は家じゅうに響き渡り空気をきれいにしてくれている。
そんな感じ。
夏休み。昆虫に触れる機会が多かった。
飼っていたバッタのところにかわいらしくみえた、2センチほどのカマキリを入れた。
産まれたてに見えた、そのやわらかい小さいからだ。
動きもかわいらしく見えたのに、
次の瞬間、自分より大きいバッタを食べ始めた。
鳥肌が立った。
ガレージにあったカブトムシの死骸。
小さなアリがそそくさと運び跡形がなくなっていた。
大ネズミが出現して人の子供をさらっていくという。
大津波も多くの命をさらっていってしまった。
この夏。
小さな虫たちの脅威てきな力をまざまざ見せられた。
乗り物が我が家が虫籠に思えてきた。
どうせ生きるなら空気を振動させれるくらいの美しい音を奏でて
地球を鎮めたい。
鈴虫たちも美しい音で地球の怒りを鎮めようと一生懸命に奏でてくれている。
そんな気がする。
人間だけの地球じゃないんだ。
梅本亜祐子
シャーンシャーンでもない。
リーンリーンでもない。
葛城市からやってきた鈴虫。
羽根と羽根をすりあわせて、どうしてこんな美しい音が奏でられるんだろう。
なんていうスケールで表現したらいいのだろう。
小さい鈴虫の演奏は家じゅうに響き渡り空気をきれいにしてくれている。
そんな感じ。
夏休み。昆虫に触れる機会が多かった。
飼っていたバッタのところにかわいらしくみえた、2センチほどのカマキリを入れた。
産まれたてに見えた、そのやわらかい小さいからだ。
動きもかわいらしく見えたのに、
次の瞬間、自分より大きいバッタを食べ始めた。
鳥肌が立った。
ガレージにあったカブトムシの死骸。
小さなアリがそそくさと運び跡形がなくなっていた。
大ネズミが出現して人の子供をさらっていくという。
大津波も多くの命をさらっていってしまった。
この夏。
小さな虫たちの脅威てきな力をまざまざ見せられた。
乗り物が我が家が虫籠に思えてきた。
どうせ生きるなら空気を振動させれるくらいの美しい音を奏でて
地球を鎮めたい。
鈴虫たちも美しい音で地球の怒りを鎮めようと一生懸命に奏でてくれている。
そんな気がする。
人間だけの地球じゃないんだ。
梅本亜祐子