浅間の麓から

張替本舗 金沢屋浅間店の張替日誌

『戦略の異なる国内自動車メーカー』

2010年12月08日 20時06分18秒 | ニュース

 皆様の車は、ハイブリット車ですか?それともEV(電気)車ですか?それとも従来のガソリンエンジン、若しくはディーゼルエンジン車ですか?何故、こんな事を冒頭から書き出したか。というのが今日のタイトルテーマなんです。

まず、近年の燃油価格高騰に付いては、今更申し上げる事はないので省かせていただきます。ただ、この燃油費高騰が、最近良く耳にする、「ハイブリッド」や「EV」といった低燃費車の出現に大きく関与したわけですね。実際は、環境をテーマにしたのもですが、事一般の消費者からすれば、「低燃費=経済的」という図式が成り立ち、一般的には家計に大きく貢献出来る、または燃料代支出が減った分他に廻す事が可能になる。というメリットがある訳ですね。現在、「ハイブリッド」に力を入れてるのがトヨタのとホンダ、共にかつてはF1で得た技術を取り入れているんですね。代表的な車種ですと、トヨタでは『プリウス』、未だに根強い人気です。またホンダは『インサイト』や、ちょっと小粋な『CR-Z』といった具合です。また、新たに『FIT』が燃費30km/Lと打ち出し、更なる低燃費を実現しているんですね。

また「EV」はといえば、三菱と日産ですか。先日、家電大手のヤマダ電機もEV車を販売するらしい、三菱車の『i-MiEV(アイ・ミーブ)』。日産では、ゴーン社長自らが販売戦略を打ち立ててる、『LEAF(リーフ)』ですね。両者共に完全なるEV車であり、家庭用のコンセントから充電出来たり、コンビニで充電が出来る様です。ただ、充電をフルにしても走行距離に関しては、両者共に160~200kmが現在の航続距離らしいですから、ちょっとした遠出には厳しいかも知れませんね。しかし、『LEAF』の加速感は意外といいみたいですよ。平地で軽く140km位はでるみたいですね。最も日本では、完全なるスピード違反ですが。『i-MiEV』のリポートがありましたので、参照してみてください。結構核心をついてるかと思います。http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20101126/1033738/?ST=life&P=1

それでは、最後にエンジン車ですね。現在エンジン車のみのメーカーといえば、もうご存知の「スバル」と「マツダ」の2社ですね。
「スバル」に関しては、「トヨタ」が株式取得して資本提携をし、筆頭株主となってるんですね。と同時に技術提携も行っており、スバル車の存続には、トヨタの意向が大きく反映をするそうです。ただ、トヨタの社長も根っからのレース好きもあり、来年あたりにはトヨタとスバルのコラボ車『FT86』が出るらしです。頭文字のFは富士重工、Tはトヨタであり、86はといえば知る人ぞしる、トヨタ往年の名車『AE86』にちなんだそうです。駆動はトヨタがFR、スバルは4WDで出るような噂がでています。個人的には大変気に入っていますので、ちょっと家内に相談をしてみたいと今から考えています。
(参考http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20091005/1029458/


FT86もエンジン車である事より、スバルも低燃費や環境を視野に入れたエンジン製作に力を入れてるようです。先だって、スバルでも25年ぶりに新エンジンに変更となりました。現在はフォレスターに搭載しており、徐々に載せ替えを進めていくようです。トランスミッションも今後は、全車CVTに変更していき、低燃費とパワーアップの両立を軸にいくようです。因みに、我社の代表と小職はスバラーです。

それでは最後ですが、広島に本社を置く昔の東洋工業、現在の「マツダ」です。
マツダの代名詞といえば、「ロータリーエンジン」ですよね。あの何ともいえないエキゾースト音と最悪な燃費ですね。ただ、ルマン24などのレースカーも当時は格好よかったですね。個人的には、RX-7をいじって乗りますのが楽しかったですね。ではレシプロエンジンは。というと昔のマツダは、正直遅れをとっていた事は否めません。しかし、『ファミリア』(欧米では『MAZDA323』)の大ヒットで一躍表舞台に出てきたんですね。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、マツダ特有の赤色『ファミリア』ですね。

ただ、マツダもこのヒットの後は、フォードとの提携等もあり、あまりパっとしていなっかた感じですね。
サービスや営業の方々は一様に素晴らしいんですが、肝心な車が....という具合ですか。
しかし、ここ最近のマツダは、ちょっと今までにない勢いを感じています。i-Stopエンジンや10月に発表をした新型エンジン『SKYACTIVE(スカイアクティブ)』が凄いんですね!レシプロエンジンでありながら、ハイブリッド『プリウス』をも凌ぐ超低燃費、何と30km/Lのエンジンなんですね。今後は、各車このエンジンを積んでいき、エンジン車の生き残りを掛けていくようです。
日本の技術が唯一出遅れた、エンジン車の革命をマツダに期待したいと思っております。
 http://autoc-one.jp/mazda/report-633662/

国内メーカー三つ巴で、何が良いのか判らないかと思いますが、まずは自分のお気に入りを探してみられたらいかがでしょうか!
車に関する本や、記事は嫌というほど出回っていますので大変かと思いますが、気軽に楽しみながら検索するのも楽しいかもしれませんよ。



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