苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2017年10月8日(日)【三方岩岳(岐阜)】 其の一

2017-10-10 | 中部地方
【コース】馬狩料金所〜三方岩岳〜馬狩荘司山〜野谷荘司山〜鶴見新道


紅葉にはまだ早いかな?
普段高い山は登らないのではっきりとしないままに、岐阜の山へと向かいました。
白川郷近くにある三方岩岳、1736mです。
白山白川郷ホワイトロードの入り口、馬狩料金所の駐車場(無料・10台ほど・綺麗なトイレ有り)にて車中泊です。



7時00分
日帰りだけれど、わりときついコースとなるようなので登山届を投函しておきました。
馬狩料金所横の登山口から登山開始です。













7時17分、「三方岩岳山道・馬狩料金所」と書かれた道標を通過します。

あいにくの曇り、しっとりと水蒸気に包まれている山歩きとなります。
山頂は雲に覆われていました。
このあたりはわりと急な登り道が続きます。









途中、ヒラタケでしょうか、倒木に群生していました。
チゴユリの青黒い実やタケシマユリの赤い宝石のような実が目につきます。



8時03分、ホワイトロードをちらりと横に見つつ歩きます。




8時10分、広場がありました。あたり一面ガスっていて展望は良かったのかどうかわかりません。





分岐のようでしたが「ブナのこみち」と書かれている方へと進みました。
大きく太いブナの木を触ってみたりしながら、のんびりと登ります。



8時37分、周囲は色づき始めた木々へと変化してきました。見上げるとガスも晴れ始めています。


しばらく歩いているとガスがなくなり、ふと横から覗いた景色は雲海。





綺麗な紅葉が見れたらいいな、と気軽な気持ちでやってきましたが、こんな雲海が見られるなんて思ってもいませんでした。



雲(ガス)を抜けた空は真っ青です。















9時22分、三方岩岳の飛騨岩が見えてきました。
三方岩岳はその名のとおり、飛騨岩・越中岩・加賀岩と呼ばれる大岩壁が岐阜・富山・石川方面を向いているそうです。








料金所から高低差約1,000mを3時間かけて登るコースです。
慣れた人ならばどうともないかもしれませんが、久しぶりに本格的な山に登った者として、きっぱりと疲労困憊です。




9時47分

我が家にはトレッキングポールが1組みしかありません。
1本ずつ持って頼みとします。
(もう1組購入予定ですが、カメラや好みの問題で、シングルにするかダブルにするか悩み中です)










飛騨岳をぐるりと回り込み、三方岩岳山頂を目指します。


























10時00分、三方岩岳山頂。






7時に馬狩料金所登山口から登り始めて3時間、三方岩岳山頂に到着しました。
ホワイトロードにある展望所からは1時間ほどで来れるコースがあり、そちらからの人で広場は埋まりつつありました。
(料金所から登る組みでは、駐車状況から考えて僕たちが1番目のはずです)







うめ子の歩く右奥の方には白山が見えています。
御前峰(2702m)、大汝峰(2702m)、七倉山、四塚山などです。





休憩することなく、馬狩荘司山方面へと歩き始めます。
この辺りまでくるとさすがにヘトヘトです。
三方岩岳山頂の広場を逃してしまうと、休憩できるほどの場所がほとんどありません。





右の道から登ってきて、その奥にある三方岩岳山頂へ向かい、その後左の道からこちらへと歩いて来ました。




三方岩岳山頂広場

続々とホワイトロード展望所方面から登山者が来ています。






劔・立山連峰

飛騨岩の上あたりでしょうか、立山連峰などが見えていました。
未熟な撮影技術では伝えきれない景色にしばしうっとりとします(うめ子の方が上手い)。







ちょうどいい休憩場所には先客がいました。
三方岩岳から馬狩荘司山、野谷荘司山へと、ようやくすれ違える程度の道が続きます。















遥か遠くに槍ヶ岳(3180m)、穂高連峰(尖っているのが槍ヶ岳)。
もしかしたら、いつか登るのでしょうか。











【三方岩岳(岐阜)】其の二へと続きます。




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