苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2012年2月26日 【油日岳(伊賀)】 其の一

2012-04-02 | 近江・鈴鹿エリア
この日は伊賀と甲賀の境にある油日岳へ行ってきた。
伊賀・甲賀といえばもちろん忍者。
男の子なら興奮しないわけがない。
職場のイベントで伊賀の忍者村には行った事があるけれど、
伊賀(甲賀)の山を上ることになるとは思ってもみなかった。





7時10分 JR柘植駅(つげえき)

柘植駅に到着する。
柘植は松尾芭蕉の出生地だ(赤坂説あり)。
「芭蕉は幕府の隠密だった!」なんてゴシップは忍者の里に生まれたことに由来する。

さらに柘植と聞いて司馬遼太郎さんの小説を思い出しましたよ、なんて方もおられることだろう。
(「風の武士」では主人公柘植信吾が伊賀忍者の末裔として描かれていたり)







電車のことはよくわからないけれど、なにやら味わいのある車両だ。
明治23年、三重県で最初に開業した駅であり、駅舎からは想像できない広い構内を持つ。








ポストに切符を放り込み、ひなびた駅舎を出て左へと歩く。
いくつもの線路の重なった大きな踏切を渡る。






忍者がマンホールの蓋に描かれている。

----------足下の美術館、とはよく言ったものだ。

地域によりいろいろな図柄がデザインされている。








踏切を渡ってから、熊鷹神社へと道路を歩く。





東海自然歩道なのか






7時24分

大日堂を通過する。





笹の茂った細い道を進む。
獣避けフェンスが右側に続いている。





フェンスの扉を開けてさらに進む。







7時40分

熊鷹神社に到着する。
ここが登山道の入口となる。






神社の左手に旗山登山口と書かれた標識があった。







7時59分

鉄塔へと出た。
近くに黄色い標識がある。281番の鉄塔を通りここへと来るルートがあるようだ。
ここは280番だったか・・・・?











階段を上る。
このあたりから雪が足下をうっすらと埋めていた。
















旗山の山頂が見えてきた。





8時20分 旗山山頂(649.5m)

ここから東にある小平山を踏んで、ゾロゾロ峠を目指す。











あたりがパリパリと凍っている。
積雪は無いけれど、ちょっとした高山に来たみたいだ。

















旗山まで上ると、とても低い山とは思えない稜線歩きが待っていた。







8時43分

岩場を越える。







8時51分 小平山(こべらやま)山頂(717m)








とにかくここは忍者の里













小平山から引き返す。
ゾロゾロ峠を目指し、小平山と旗山の中間にある分岐を北へと進む。







9時08分 北打山












とても600m程度の山の稜線とは思えない。
以前あるいた四国の剣山を思い出しながら歩く。


それでは【其の二】へと続く。まったね~。