【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com

【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】と【種牡馬】に関する最新情報を中心に毎日お届けしております!!!

「牧場で働こうフェア2011 in 東京競馬場」が開催!(講演者動画を追加Up!)

2011年07月27日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
競走馬の生産・育成牧場への就業を応援するウェブサイト【BOKUJOB】を運営する牧場就業促進事務局は2011年7月27日(水)、東京競馬場において「牧場で働こうフェア in 東京競馬場」という牧場就業者向けの就職フェアを開催した。


写真:講演エリア


講演動画1:「馬づくりを目指す若者たちへ」~社台ファーム・吉田照哉氏


講演動画2:「馬づくりの厳しさ、そして喜び」~白井牧場・白井岳氏


講演動画3:「BTC研修とJBBA研修について」~日本軽種馬協会・軽種馬育成調教センター


講演動画4:「牧場で働こうと思う若者たちへ」~角居勝彦調教師

開場と同時に多数の就職希望者や見学者が来場し、講演エリアでは、競馬界で活躍している5名の講演(社台ファーム代表・吉田照哉氏、JRA調教師・角居勝彦氏、白井牧場代表・白井岳氏、BTC・齋藤教官、JBBA・山口研修課長)を聴いたり、コミュミケーションエリアではブース(17牧場が出展)にて各牧場責任者と直接対話したり、厩舎見学や乗馬体験等の企画に参加したり、各参加者の真剣な面持ちで積極的に訪問する姿、楽しく馬と触れ合う姿などが見られた。


写真:コミュニケーションエリア(各ブースでの就職相談)


写真:出展牧場パネル

最終的には、公式発表で450名が参加する盛況なフェアとなった。今回はターゲットを新卒者に絞ったことで、昨年の600名には届かなかったが、2年連続でブースを出した出展者からは、「訪問人数は減っていますが、しっかり下調べをした上で訪問してきてくれた方が多く、昨年よりも内容の濃い話が個別にできたと思います。」との声が多く聞かれた。昨年は出展者が密集していたことで、出展者・訪問者双方から「じっくりと話ができる時間はなかった」との意見があり、今年はその反省をふまえて、コミュニケーションエリアを広くとることで、訪問者が良い形で分散し、個々に密度の濃い話ができていたようだ。


写真:乗馬体験エリア


写真:造鉄デモエリア

事務局長として大任をはたした北川雅一氏は、「今年は、昨年以上に各ブースで個別に充実した話ができたという声が多く、雰囲気は良かったと感じています。ただ、講演エリア&コミュニケーションエリアと、乗馬体験エリアとの距離が遠いために、来場いただいた方が大きく分散してしまっていたので、来年はこのあたりをどう一体化させていくか、アイデアを練りたいですね。」と来年の開催に向けて気持を新たにしていた。
「牧場で働こうフェア in 東京競馬場」の紹介ページへ
※牧場就業促進事務局:(社)競走馬育成協会、(社)日本軽種馬協会、(社)日本競走馬協会、(財)軽種馬育成調教センター、JRA日本中央競馬会の5団体で構成され、事務局は(社)競走馬育成協会におかれる。

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「牧場で働こうフェア in 東京競馬場」は7/27(水)に開催されます!

2011年07月26日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
競走馬の生産・育成牧場への就業を応援するウェブサイト【BOKUJOB】を運営する牧場就業促進事務局は2011年7月27日(水、午前10時~午後4時)、昨年に続き、牧場就業者向けの就職フェア・「牧場で働こうフェア in 東京競馬場」を開催する。
※牧場就業促進事務局:(社)競走馬育成協会、(社)日本軽種馬協会、(社)日本競走馬協会、(財)軽種馬育成調教センター、JRA日本中央競馬会の5団体で構成され、事務局は(社)競走馬育成協会におかれる。

フェア当日は、競馬界で活躍している4名の講演(社台ファーム代表・吉田照哉氏、JRA調教師・角居勝彦氏、白井牧場代表・白井岳氏、BTC・齋藤教官、JBBA・山口研修課長)のほか、合同企業説明会のように牧場ごとにブースを設けて直接対話できる場所が用意されたり、厩舎見学や乗馬体験等が企画されている。
「牧場で働こうフェア in 東京競馬場」の紹介ページへ



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【サマーセール2011】の上場馬一覧(セリ番号)が発表!

2011年07月25日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
HBA日高軽種馬農業協同組合は2011年7月22日(金)、当組合が主催する日本最大規模の一歳市場・【サマーセール2011(1歳、9月5日(月)~9日(金)開催)】の上場馬一覧(セリ番号)を公開した。
※7月22日に締め切られた最終申込馬については後日追加発表される。
上場馬一覧はこちらから

現段階で公開されているのは、キングカメカメハ産駒2頭など1,208頭で、後日「セレクトセールやセレクションセール(欠場馬or主取馬)からの再申込馬などの最終申込馬」が追加発表される予定となっている。
開催別の上場頭数内訳は下記のとおり。

 ■8月23日(月):261頭
 ■8月24日(火):277頭
 ■8月25日(水):264頭
 ■8月26日(木):268頭
 ■8月27日(金):138頭 + 最終申込馬
 ⇒上場番号検索はこちらから

【サマーセール2011開催概要】

 ■開催日:2011年9月5日(月)~9日(金)

 ■時間:未定

 ■上場馬情報:上場馬一覧はこちらから

 ■サマーセール情報ページ

 ■開催場所:北海道市場(新ひだか町静内神森175-2)

 ■主催:HBA日高軽種馬農業協同組合(TEL: 0146-45-2133)

 <申込に関する問合せ先>
  HBA日高軽種馬農業協同組合・北海道市場
  〒056-0002 北海道日高郡新ひだか町静内神森175-2
  TEL:0146-45-2133
  FAX:0146-45-2095

  
 写真:サマーセール2010競り会場風景

 <参考>
  ・北海道市場
  ・サマーセール情報ページ
  ・日本の【馬市】開催日程2011&各セールの詳細情報

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写真と映像でみる【セレクションセール2011(1歳馬)】

2011年07月24日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
2011年7月18日(月)~19日(火)、北海道市場(北海道新ひだか町静内)にて【セレクションセール2011(一歳)】が開催された。
※セール当日に報告した「セレクションセール2011結果速報」の補足で、ここでは18日(月)~19日(火)に開催された【一歳セール】の様子や高額上位馬等、市場長の公式インタビューを写真と映像で振り返る。

今年は当歳セールの上場頭数が予定まで集まらなかったために中止となり、上場頭数を増やした1歳セールは2日間にわたる開催となった。
ここ2年間は、セール開催当日の「比較展示」は実施されず、上場馬のチェックは「前日展示」で行うというスタイルが定着し、多数の購買関係者に認知されてきていた。しかし、今年は380頭も上場予定馬を集めてしまい(昨年は252頭)、馬房数(満杯に入れて315)に限るがあることから、せっかく浸透してきた前日展示の開催が不可能となった。当然、購買者側からは「例年のように前日展示はやらないのか?」という要望が出るわけであり、急きょ13日~14日に「事前下見」(前日展示とは意味合いが大きく違う)が実施されることになった。
※大部分の人が「JRAからの要望で事前下見をやることになった」と認識しているようだが、JRAに確認したところ、「そんな事実は一切ない」という回答があったことを付け加えておく。

セレクトセールの翌日ということで送迎バスも運行されたが、そもそも事前下見の告知が不足しており、利用客は2人、下見そのものに参加した購買関係者は、昨年の前日展示から比較して雲泥の差だった。参加した購買者側からも、「直前で案内されても日程調整がつかない知り合いが多かった」や「比較展示中に主催者がビデオ撮影をしていて、実際に来ている我々が馬をじっくり見ることができなかった」という声、当然その裏返しとして販売者側からは、「お客様に見てもらったという手応えが感じられなかった」と、運営面に対する不満の声が多く出ていた。


写真:事前下見の様子(比較展示)


写真:事前下見の様子(常歩)

事前下見の客足が低調だったことから、生産振興会からは「もう少しお客さんに見てもらえる時間を作ってほしい」との希望が出され、セール当日は時間短縮版の比較展示と常歩が実施された。

写真:セール当日の様子(比較展示、18日)


写真:セール当日の様子(常歩、18日)


写真:セール当日の様子(常歩、18日)


写真:セール当日の様子(展示時間外、18日)

セール当日は多くの購買関係者で賑わい、展示エリアだけでなく、各馬房前でも精力的にチェックをおこなう購買関係者の姿がみられた。


写真:セール当日の様子(比較展示、19日)


写真:セール当日の様子(常歩、18日)

正午(2日目は午前11時30分)よりセールがスタート。今年の購買登録者数は327名(昨年:302名)をだった。
開催前には、荒木正博市場長が下記のように挨拶した。



写真・動画:荒木正博市場長の挨拶

2日間で名簿掲載頭数380頭のうち20頭が欠場となり、360頭(牡231、牝129)が上場され、結果概要は、売却頭数201頭(牡141、牝60)、売却率55.83%(牡61.04%、牝46.51%)、売上総額18億4,317万円(税込)、平均価格917万円(税込)だった。
※2010年度の結果(1日開催):上場頭数245頭(牡170、牝75)、売却頭数141頭(牡105、牝36)、売却率57.55%、売上総額15億3,216万円(税込)、平均価格1,086万6,383円(税込)。
※2009年度の結果(1日開催):上場頭数241頭(牡149、牝92)、売却頭数132頭(牡89、牝37)、売却率54.8%、売上総額13億105万5,000円(税込)、平均価格985万6,477円(税込)。
過去からの結果推移表もこちらから

2日間通じての最高額馬は、トゥインクルタイム(中央2勝)の半弟「No.145-プリンス(父マンハッタンカフェ)」で、2,400万円(税抜)で落札(落札者:竹園正継氏)された。準最高額馬は、ホシノピアス(G3-フェアリーS2着)の半弟「No.295-ダンジグジョイの2010(父ステイゴールド)」で、2,150万円(税抜)で落札(落札者:猪熊広次氏)された。

以下、2,000万円を超えた3頭の写真・動画(落札シーン&落札直後の横姿)を掲載する。

【No.145-プリンス(トゥインクルレインの2010)】
牡 父マンハッタンカフェ 母トゥインクルレイン(母父Gilded Time)
落札者:竹園 正継 氏
落札価格:24,000,000円
販売者・生産牧場:松本牧場
本馬のブラックタイプへ



写真・動画:落札シーン&落札直後の横姿

【No.295-ダンジグジョイの2010】
牡 父ステイゴールド 母ダンジグジョイ(母父Danzig)
落札者:猪熊 広次 氏
落札価格:21,500,000円(税別)
販売者・生産牧場:(株)タイヘイ牧場
本馬のブラックタイプへ



写真・動画:落札シーン&落札直後の横姿

【No.373-ダイワデリカシーの22】
牡 父アドマイヤムーン 母ダイワデリカシー(母父バブルガムフェロー)
落札者:(有)ケイアイファーム
落札価格:20,100,000円(税別)
販売者・生産牧場:酒井 秀紀 氏
本馬のブラックタイプへ



写真:落札シーン&落札直後の横姿

市場終了後、荒木正博市場長が報道陣のインタビューに答え、当歳がセール中止になった経緯や、今年の結果についての考察、来年の開催方法などについて下記動画のようにコメントした。後半部分では報道陣から厳しい指摘が出る一幕もあった。


動画:荒木正博市場長インタビュー

当セールはあくまでもセレクションセールである。毎回記述しているが、売却率50%台でセレクトされた市場と呼べるのか、はなはだ疑問である。昨年の250頭規模でも購買者側からは、「セレクションセールと呼べない馬がたくさんいた」と指摘されていながら、今回380頭規模にまで拡大したことに対し、購買者・販売者双方から「理解に苦しむ」という声が多数出ている。まして、この厳しい結果を受けて、上記会見では「来年は350頭規模で2日間開催をする」とほとんど変化のないコメントが出たことに対し、取材していた報道陣全員が驚きの表情を隠せなかった。当セールがセレクトセールに対して強みを発揮するには、「実馬検査をしっかり実施して上場馬を選定する」ことが重要であり、そのノウハウを独自に構築することが必須だと思う。そういう気運が高まっていた頃もあったのだが、ここ数年で一気に実馬検査を軽視するようになってしまったことは非常に残念である。今回の結果を見れば、選定のミスがなければ、7割・8割以上を目指せるセリも可能である。今一度、セレクションセールの強みはなんなのか、じっくりと考えて、来年の開催方法を打ち出して欲しいと切に願っている。

最後に、価格帯別の売却実績を示す。

「価格帯別売却実績」
 ・2,000万円以上:3頭(1.5%) ※昨年:9頭(6.4%)
 ・1,500万円~2,000万円:26頭(12.9%) ※昨年23頭(16.3%)
 ・1,000万円~1,500万円:43頭(21.4%) ※昨年35頭(24.8%)
 ・700万円~1,000万円:49頭(24.5%) ※昨年:33頭(23.4%)
 ・500万円~700万円:49頭(24.3%) ※昨年:30頭(21.3%)
 ・500万円未満:31頭(15.4%) ※昨年11頭(7.8%)
 ・主取頭数:159頭 ※昨年105頭

上記分布と主取頭数を見ても、絞込みの重要性が認識できると思う。


 <参考>
  ・セレクションセール情報ページ
  ・日本の【馬市】開催日程2011&各セールの詳細情報

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写真と映像で見る【セレクトセール2011(第2日目、当歳馬)】

2011年07月24日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
2011年7月12日(火)、ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市美沢)にて【セレクトセール2011(第2日目、当歳馬】が開催された。
※セール当日に報告した「セレクトセール2011結果速報」の補足で、ここでは12日(火)に開催された【当歳セール】の様子や高額上位馬、吉田照哉氏インタビュー等を写真と映像で振り返る。

1歳セールの翌日に開催される【当歳セール】は、午前8時から比較展示が実施され、昨年同様に一挙に全上場馬が展示された。昨年は、展示をみる購買関係者が少なく間延びした印象だったが、今年はスタートから多くの購買関係者がじっくり各馬を吟味する姿が見られた。


写真:比較展示風景


写真:比較展示風景

上場直前の各馬は、2箇所に設けられたパレードリンクを周回。購買関係者は、パレードリンク外側のテント内から最終チェックをおこなった。


写真:パレードリンクでの周回

午前10時から「セリ」がスタート。当歳の初陣は「No.301-リアリーハッピーの2011」が飾り、長浜卓也氏鑑定人独特の「ハーツクラーイ!」というコールで始まった。



写真・動画:No.1-ガールインスタイルの2010のセールシーン

セールは、比較展示(午前8時から)終了後の午前10時から午後6時15分までの約8時間という長丁場にわたって220頭(牡154頭、牝66頭)が上場され、結果概要は、売却頭数161頭(牡115頭、牝46頭)、売却率73.2%(牡74.7%、牝69.7%)、売却総額(税込)46億6,956万円、平均額(税込)2,900万3,478円(牡3,315万2,608円、牝1,863万652円)だった。
各馬の結果一覧はこちらから
※2010年の結果:上場頭数208頭(牡140頭、牝68頭)、売却頭数141頭(牡97頭、牝44頭)、売却率67.8%、売却総額(税込)35億595万円、平均額(税込)2,486万4,894円。
※2009年の結果:上場頭数320頭(牡225頭、牝95頭)が、売却頭数207頭(牡146頭、牝61頭)、売却率64.7%、売却総額(税込)51億5,886万円、平均額(税込)2,492万円。

ちなみに上場者別の売却率は、社台グループからの上場馬が91%(売却額:31,329,204円)、それ以外が50%(売却額:18,895,833円)だった。
※2010年の売却率内訳:社台グループからの上場馬が93%、それ以外が41%だった。
※2009年の売却率内訳:社台グループからの上場馬が92%、それ以外が42%だった。

今年度の最高額馬は、ディープインパクトなどの半弟「No.336-ウインドインハーヘアの2011(父ネオユニヴァース)」で、鑑定人が提示した7,000万円にすかさず1億、1億5,000万円と声がかかり、最終的には2億5,000万円(税抜)で落札(落札者:グローブエクワインマネージメント(有))された。準最高額馬は、「No.419-マジックストームの2011(父ディープインパクト)」で、1億3,000万円(税抜)で落札(落札者:里見治氏)された

以下、1億円を超えた3頭の写真・動画(落札シーン&落札直後の横姿)を掲載する。

【No.336-ウインドインハーヘアの2011】
牡 父ネオユニヴァース 母ウインドインハーヘア(母父Alzao)
落札価格:2億5,000万円
落札者:グローブエクワインマネージメント(有)
販売者・生産牧場:ノーザンファーム
本馬の詳細ページへ



写真・動画:セールシーン&取引直後の横姿(2011/7/12撮影)

【No.419-マジックストームの2011】
牡 父ディープインパクト 母マジックストーム(母父Storm Cat)
落札価格:1億3,000万円
落札者:里見 治 氏
販売者・生産牧場:ノーザンファーム
本馬の詳細ページへ



写真・動画:セールシーン&取引直後の横姿(2011/7/12撮影)

【No.351-カチバの2011】
牡 父ダイワメジャー 母カチバ(母父Sir Cat)
落札価格:1億円
落札者:島川 隆哉 氏
販売者・生産牧場:社台ファーム
本馬の詳細ページへ



写真・動画:セールシーン&取引直後の横姿(2011/7/11撮影)

以下、開催中にアップしていた写真(落札シーン&落札直後の横姿)を高額順に列記する。
 ・No.367-ミュージカルウェイの2011(落札価格9,600万円、父ディープインパクト)
 ・No.388-ジェダイトの2011(落札価格8,400万円、父キングカメハメハ)
 ・No.405-パーソナルレジェンドの2011(落札価格8,200万円、父ディープインパクト)
 ・No.409-アドアードの2011(落札価格6,900万円、父ディープインパクト)
 ・No.373-マチカネハツシマダの2011(落札価格6,800万円、父ネオユニヴァース)
 ・No.401-データの2011(落札価格6,400万円、父ディープインパクト)
 ・No.345-レンドフェリーチェの2011(落札価格6,200万円、父ディープインパクト)
 ・No.466-ライブリーチューンの2011(落札価格6,000万円、父ディープインパクト)
 ・No.354-ジュエルオブザナイトの2011(落札価格5,000万円、父Malibu Moon)
 ・No.356-エアウイングスの2011(落札価格5,000万円、父キングカメハメハ)

当歳セール終了後、吉田照哉市場長が合同記者会見にこたえ、「この4年間、セールとして下がり傾向だったものを大幅に元に戻す結果でした。加えて、震災という大きな事件があり社会情勢は十分に回復していない中、新規参入者さんも多く活発セールとなりました。この盛り上がりは一つのターニングポイントで、売上が落ちてきている競馬そのものにも良い影響を与えると思います。」など下記(動画参照、ノーカット版)のようにコメントした。


動画:吉田照哉市場長インタビュー

昨今、当歳セールから1歳セール・2歳セールへシフトしてきたとよく言われているが(筆者もよく使っていたフレーズ)、吉田照哉氏がインタビューで述べている「当歳セールが盛り上がるのは日本特有のものだが、当歳・1歳・2歳それぞれに良さがある。当歳馬は夢を買うという意味で、より現実的な1歳・2歳とは別物と考えており、成長を見守るなど所有する喜びを感じてもらえる。」というのを改めて認識させられた当歳セールだった。そもそも、競走馬を所有するのはステータスであったり喜び・楽しみであるはずが、いつしか現実的なコスト面が先行して語れるようになり(もちろん重要なことだが)、それに拘りすぎる雰囲気が強くなっているのかもしれない。

 <参考>
  ・セレクトセール情報ページ
  ・JRHA日本競走馬協会
  ・日本の【馬市】開催日程2011&各セールの詳細情報

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