「ＪＲＡ育成馬日誌（ブリーズアップセール上場予定馬）」が更新

ＪＲＡ育成馬の情報を発信している「ＪＲＡ育成馬日誌（２００８年度ブリーズアップセール上場予定馬）」が更新されている。

日高育成牧場からは「馬体写真撮影の変遷」について、宮崎育成牧場からは「ドライビング～騎乗まで」が報告されている。後者では、馴致を開始して騎乗が可能となるまでの期間が短期間になった理由について、「近年、コンサイナーがセリ前に引き運動を十分行う等、手をかけるようになってきたことが大きい」と言及されている。
＞詳しくはＪＲＡ育成馬日誌へ


写真：（Photo by JRA）

ちなみにＪＲＡ日本中央競馬会は今年、八戸市場＆セレクトセール＆セレクションセール＆サマーセールにおいて計８０頭を購買している。購買馬は、日高育成牧場と宮崎育成牧場にて育成され、来年４月下旬（今のところ４月２８日（月）予定）に中山競馬場で開催される「ＪＲＡブリーズアップセール」を目指す。
＞２００８年度ＪＲＡブリーズアップセール上場予定馬一覧へ

　＜参考＞
　　・ＪＲＡ育成馬日誌
　　・ＪＲＡブリーズアップセール

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ＪＲＡ２歳戦を勝った競り出身馬の取引時写真（10/27日分、トップオブマジック）

２００７年１０月２７日（土）の東京２Ｒ・２歳未勝利戦では、競り（せり）市場出身馬のトップオブマジックが優勝した。通算成績は５戦１勝。

トップオブマジックは、父メジロライアン　母クリアモン、母父バイアモンという血統の２歳牡馬。当馬は、２００６年度オータムセール１歳において３６０万円で落札（落札者：（株）ジャパンホーストレード）されていた。

以下、競り取引時写真をご紹介する。

【トップオブマジック】

牡２　父メジロライアン　母クリアモン（母父バイアモン）
２００６年度オータムセール１歳（No.1100）　3,600,000円
落札者：（株）ジャパンホーストレード
販売者：生産牧場：平岡牧場
コンサイナー：門別牧場
写真：競り取引直後（2006/10/20）

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ＪＲＡ競走に勝った競り出身馬紹介（10/27分、6頭）

２００７年１０月２７日（土）に開催されたＪＲＡ競走では、下記６頭の競り（せり）市場出身馬が勝ち上がった。
関係者の皆様、おめでとうございます！

【トップオブマジック】
東京２Ｒ　２歳未勝利　芝１６００ｍ
牡２　父メジロライアン　母クリアモン（母父バイアモン）
２００６年度オータムセール１歳（No.1100）　3,600,000円
落札者：（株）ジャパンホーストレード
販売者：生産牧場：平岡牧場
コンサイナー：門別牧場


【エプソムメサイヤ】
東京６Ｒ　３歳上５００万　ダ１６００ｍ
牝４　父エルコンドルパサー　母ゴーイングトゥーイクストリームス（母父Nasty and Bold）
２００４年度北海道セレクションセール１歳（No.93）　8,550,000円
落札者：（株）エプソム愛馬会
販売者・生産牧場：ノーザンファーム


【セイウンハレルヤ】
京都５Ｒ　３歳上５００万　ダ１８００ｍ
牝３　父Singspiel　母ディープリー（母父Darshaan）
２００４年度ＨＢＡセレクションセール当歳（No.99） 11,600,000円
落札者：西山　茂行　氏
販売者：ダーレー・ジャパン（株）
生産牧場：（有）社台コーポレーション白老ファーム


【アポロアパッチ】
福島６Ｒ　３歳上５００万　ダ１１５０ｍ
牡３　父フジキセキ　母シマノパライバ（母父マルゼンスキー）
２００５年度ＨＢＡセレクションセール１歳（No.57）　21,000,000円
落札者：アポロサラブレッドクラブ
販売者・生産牧場：谷岡　正次　氏
コンサイナー：（株）ハッピーネモファーム


【ナンゴクプラネット】
福島７Ｒ　３歳上５００万　芝１２００ｍ
牝３　父スターオブコジーン　母ミナミノブレーヴ（母父ダンシングブレーヴ）
２００５年度ＨＢＡサマーセール１歳（No.1292）　4,000,000円
落札者：ＪＲＡ日本中央競馬会
販売者・生産牧場：六角牧場
↓その後
２００６年度ＪＲＡブリーズアップセール２歳（No.17）　4,700,000円
落札者：渡　義光　氏
販売者：ＪＲＡ日本中央競馬会


【テイエムアンコール】
福島９Ｒ　３歳上５００万　芝１８００ｍ
牡３　父オペラハウス　母スナークサクセス（母父ブライアンズタイム）
２００４年度ＨＢＡオータムセール当歳（No.135）　7,100,000円
落札者：竹園　正継　氏
販売者・生産牧場：（有）坂本牧場


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「馬の展示会 in 八戸」～展示予定馬のカタログが公開！

２６日、１１月１日（木、ＰＭ１時から）に開催される「馬の展示会」（場所：八戸家畜市場）の展示予定馬２５頭（一歳馬）のカタログ（ブラックタイプ）が公開された。

予定馬の中には、姪にディアチャンスがいるスペシャルウィーク産駒や、貴重なラストタイクーン産駒などが含まれており、一見の価値がある。
＞展示予定馬一覧＆ブラックタイプへ

また当日ＰＭ２時半からは、「栄養管理技術指導の講習会（講師：朝井洋氏）」が同会場にて開催される。

　＜展示会に関するお問い合わせは＞

　　日本軽種馬協会　東北支部
　　〒039-1101　青森県八戸市大字尻内町字鴨ヶ池96-3
　　電話0178-27-0458／FAX0178-23-4341

＜馬の展示会２００７開催概要＞

　■開催日：１１月１日（木）

　■場所：八戸家畜市場

　■出品馬引付・受付時間：ＡＭ１１：３０～１２：３０

　■展示会開始：ＰＭ１：００～

　■出品馬退厩：ＰＭ２：３０～


写真：１歳馬展示会２００６

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「第２回コンサイナー連絡協議会総会」が開催～競り市場活性への意見交換など

２５日、「第２回コンサイナー連絡協議会総会」が、北海道市場２階会議室（新ひだか町神森）にて開催された。


写真：第２回コンサイナー連絡協議会総会の様子

当協議会は昨年１０月に、「コンサイナー間の連携をはかり、意見及び情報の交換を行い、コンサイナーの資質向上と市場における環境の改善を図ることで、市場活性化と生産振興に寄与すること」を目的として設立され、今年度の市場前には北海道市場主催者と、市場の円滑な運営と活性化のための意見交換をするなど活動を行っている。

２００７年度の競り市場が終了して迎えた「第２回コンサイナー連絡協議会総会」では、オブザーバーとして静内青年部も参加し、今年の競り市場を振り返っての意見交換が活発に行われた。出席者からは、レポジトリー（レントゲンなどの情報開示室）に関する改善点（規程の見直しや購買者側への周知徹底など）、サマーセールやオータムセールに購買者が参加しやすい日程のあり方（価格帯別にするなど）、競り上げがよりスムーズになるように鑑定人やビットの技術向上、競れる場所を増設、競りを地域あげてのイベントにすべき、などの意見が出された。

今後は、各振興会や各青年部とタイアップしながら、市場開設者と懇談していく予定とのことだ。

ちなみにコンサイナーとは、セリ市場上場馬を生産者から預かり（一般的には２ヶ月）、＜馬の馴致と仕上げ＞＜宣伝活動＞などを行い、最高の状態でセリ市場へ引き付ける専門業者のこと。ちなみにコンサイナー（Consigner）を直訳すると＜委託者＞となる。
近年は、上場馬がコンサイナーを通じて上場される頭数が急増しており、セリ市場においての彼らの重要性がどんどん増している。

＜コンサイナー連絡協議会の役員について＞

会長：藤沢澄雄氏（エバグリーンセールスコンサインメント）

副会長：北嶋佳和氏（北島牧場）
　　　　　根本明彦氏（ハッピーネモファーム）
　　　　　前川則久氏（三石軽種馬共同育成センター）※５０音順

監事：西村和夫氏
　　　　広瀬　亨氏（チェスナットファーム）※５０音順

理事：上山泰憲氏（高昭牧場）
　　　　木村　薫氏（様似木村牧場）
　　　　高橋　司氏（ベーシカル・コーチング・スクール）
　　　　田中定彦氏（田中スタッド）
　　　　村田大作氏（大作ステーブル）※５０音順

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