「第２回釜山日報杯」で日本産馬がワンツー！（写真）

２４日、釜山慶南競馬場で「第２回釜山日報杯」が開催され、日本産馬・ドンバンゴナ (DONGBANG GEONA)が２着に２馬身半差をつけ、１分４１秒１のタイムで逃げ切り勝ちをおさめた。同じく日本産馬・ソンバルジェイン (SEONBALJEIN)は、後方から追い込んで２着となり、日本産馬ワンツーを達成した。

もう１頭の日本産馬・ジャンガンガ (JANGANGA)も後方から押し上げ、４着に入線した。
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勝ったドンバンゴナは、父パラダイスクリーク、母ハナシンジュ、母父Leo Castelliという血統の３歳牡馬。新冠で（生産牧場：赤石久夫氏）で生産され、２００６年度の「ＨＢＡトレーニングセール」に上場、「ＫＲＡ韓国馬事会」に購買（１５０万円）されていた。韓国にて昨年１０月２０日にデビューし、ここまで通算６戦４勝（２着２回）という素晴らしい戦績をおさめている。


１着：ドンバンゴナ (DONGBANG GEONA)
鹿毛　2004/03/10生　※写真は競り取引直後
父パラダイスクリーク　母ハナシンジュ（母父Leo Castelli）
２００６年度ＨＢＡトレーニングセール２歳（No.61）　1,500,000円
落札者：ＫＲＡ韓国馬事会
販売者・生産牧場：赤石　久夫　氏


２着：ソンバルジェイン (SEONBALJEIN)
鹿毛　2003/05/05生　※写真は競り取引直後
父ロイヤルタッチ　母ユーワビギン（母父プリンスオブバーズ）
２００５年度ＨＢＡトレーニングセール２歳（No.124）　1,200,000円
落札者：ＫＲＡ韓国馬事会
販売者：（有）リバーヴァレーファーム
生産牧場：川島　貞二　氏


４着：ジャンガンガ (JANGANGA)
鹿毛　2004/03/25生　※写真は競り取引直後
父オース　母カネツサンライズ（母父コマンダーインチーフ）
２００６年度ひだかトレーニングセール２歳（No.24）　1,700,000円
落札者：ＫＲＡ韓国馬事会
販売者：（有）高昭牧場
生産牧場：アサヒ牧場

＜参考＞
　・韓国競馬オフィシャルページ

by 馬市ドットコム

「第２回釜山日報杯」には３頭の日本産馬（競り取引馬、写真）が出走！～韓国競馬

２４日に釜山慶南競馬場で開催される「第２回釜山日報杯」の枠順は下記のとおり。うち日本産馬は３頭が出走する。いずれも市場出身馬で、下記に取引時写真もあわせて掲載する。

【第２回釜山日報杯】
(外国産馬２群、１６００ｍ、ハンデ、韓国時間１４:３０発走予定)
左から枠順、馬番、生産国、性齢、斤量、鞍上予定騎手
01　ソンバルジェイン（日本、牡4、55.0、オ・ヨンイル）
02　イシミ（米国、牝5、54.0、チョ・チャンウン）
03　ミョンソゴンジュ（豪州、牝3、54.0、▲キム・ホンイル）
04　グンウォンムルギョル（豪州、せ4、53.5、ムン・チュンウォン）
05　デラウェアベイ（米国、牡4、57.0、キム・スマン）
06　ドンバンゴナ（日本、牡3、55.0、ク・ヨンヂュン）
07　ダンデスター（ＮＺ、せ3、55.0、ユ・ヒョンミョン）
08　スピリチュアルサイレンス（米国、牡4、57.0、キム・テギョン）
09　ブサヌイビョル（豪州、牝3、55.0、☆キム・ヨングン）
10　ブギョンマル（豪州、牡3、55.0、イム・ソンシル）
11　ヨングンヂョンサ（豪州、牝3、54.5、△チュ・ソングン）
12　イルデゴス（豪州、せ4、53.0、▲キム・ヨンミン）
13　ジャンガンガ（日本、せ3、55.0、チョ・チャンフン）

ソンバルジェイン (SEONBALJEIN)

鹿毛　2003/05/05生　※写真は競り取引直後
父ロイヤルタッチ　母ユーワビギン（母父プリンスオブバーズ）
２００５年度ＨＢＡトレーニングセール２歳（No.124）　1,200,000円
落札者：ＫＲＡ韓国馬事会
販売者：（有）リバーヴァレーファーム
生産牧場：川島　貞二　氏

ドンバンゴナ (DONGBANG GEONA)

鹿毛　2004/03/10生　※写真は競り取引直後
父パラダイスクリーク　母：ハナシンジュ（母父Leo Castelli）
２００６年度ＨＢＡトレーニングセール２歳（No.61）　1,500,000円
落札者：ＫＲＡ韓国馬事会
販売者・生産牧場：赤石　久夫　氏

ジャンガンガ (JANGANGA)

鹿毛　2004/03/25生　※写真は競り取引直後
父オース　母カネツサンライズ（母父コマンダーインチーフ）
２００６年度ひだかトレーニングセール２歳（No.24）　1,700,000円
落札者：ＫＲＡ韓国馬事会
販売者：（有）高昭牧場
生産牧場：アサヒ牧場

※毛無しさん、情報ありがとうございました。

＜参考＞
　・韓国競馬

by 馬市ドットコム

遠隔操作で競走馬に毒針発射？～香港競馬

ロイター通信によると、香港のハッピーバレー競馬場で２１日、係員が芝コースを点検していたところ、出走地点近くで１２本の金属管が埋められているのが見つかった。その金属管には毒性があるとみられる化学薬品を含んだ針が詰められていた。

競走馬に向かって遠隔操作で針を発射できるようになっており、警察は何者かがレースを妨害しようとして設置したとみて、化学薬品の特定など捜査を進めている。

＜参考＞
　・ロイター通信
　・香港競馬

ソウル競馬の日程について

毛無しさんからの情報です。

news.krj.co.krの報道によると、今年のソウル競馬は、旧正月(2/17、18)、猛暑期間(7/28、29)、旧盆（9/22、23）を除く１月６日から１２月３０日までの９８日間で行われることがわかった。
重賞並びに特別は以下の通りとなっている。

【重賞競走】
左から　日付、競走名、名前、条件、性齢、距離(m)、条件、賞金(百万ウォン)
02/25　第6回世界日報杯、混合2群、3歳牝、1400、別定、100万
04/15　第19回トゥクソム杯(GIII)、国産1群、3歳、1400、別定III、250万
05/20　第18回スポーツ朝鮮杯、国産2群、4歳、1800、別定、120万
05/27　第10回コリアンダービー(GI)、国産1群、3歳牡牝、1800、別定III、400万
06/24　第15回ソウル馬主協会長杯(GIII)、混合1群、3歳以上、2000、ハンデ、200万
07/08　第22回スポーツソウル杯、国産2群、3歳牝、1700、別定、120万
07/22　第15回SBS杯、国産1群、4歳以上、1400、別定、110万
08/05　第7回YTN杯、混合2群、4歳以上、ハンデ、110万
08/12　第8回コリアンオークス、国産1群、3歳牝、1800、GII、250万
08/26　第13回文化日報杯、国産3群、3歳以上、2000、別定、110万
09/02　第25回日刊スポーツ杯、国産2群、3歳以上、1800、別定、120万
09/09　第11回東亜日報、国産2群、4歳以上、1400、別定、120万
09/30　第23回KRA CUP Classic(GIII)、混合1群、3歳以上牝、2000、ハンデ、200万
10/14　第7回農林部長官杯(GII)、国産1群、3歳、2000、別定III、250万
10/28　第6回ヘラルド経済杯、国産1群、2歳牝、1200、別定、100万
11/04　第4回大統領杯(GI)、国産1群、4歳以上、2000、別定、500万
11/18　第4回農林部長官杯、国産1群、3歳以上牝、1800、別定、130万
12/09　第4回中央日報杯、国産1群、2歳、1400、別定、120万
12/23　第26回グランプリ(GI)、混合1群、オープン、2300、別定V、350万

【特別競走】
左から　日付、競走名、名前、条件、性齢、距離(m)、条件、賞金(ウォン)
01/06　第9回新年記念杯、国産2群、4歳以上、1800、ハンデ、90万 ←実施済
03/11　第11回HRI交流記念、国産2群、3歳、1200、ハンデ、別定、80万
04/22　第14回AJC交流記念、混合3群、4歳以上牝、1800、別定、80万
05/06　第8回ネチズンズデイ、国産2群、3歳以上、1400、別定、80万
07/15　第3回STC交流記念、混合3群、3歳以上、1200、馬齢、70万
10/13　第3回果川市民の日杯、国産2群、3歳以上、1700、ハンデ、90万
11/11　第16回JRAトロフィー、混合1群、2歳、1200、馬齢、90万
11/25　第3回農協中央会長杯、混合2群、3歳以上、1400、ハンデ、80万

今年から３歳馬に対する三冠馬制度を導入し、トゥクソム杯、ダービー、農林部長官杯が対象になるとのこと。

by馬市ドットコム

韓国版・有馬記念、日本産馬の結果は？

by M.Ushiyama

ソウル版の有馬記念、第２５回グランプリ（Ｇ１、混合１群、年齢オープン、ダート２３００ｍ、ハンデ）は２４日、ソウル競馬場で行われた。

１７日に行われる予定だったが、雪による馬場状態の悪化で開催が取り止めとなり順延。９番人気の韓国産馬フライングキャットが、逃げた１番人気のアメリカ産馬バリーブレイを頭差とらえて優勝した。勝ちタイムは２分２８秒７（含水率１５％）。

３年連続で出走した日本産馬ダイワアラジは、後方から差を詰めただけの８着。２番手を追走したもう１頭の日本産馬ゼファイチバンボシは、直線で完全に脚が上がってしまい大差のしんがり負けで、ゴールはしたものの規定により競走能力不振で失格となった。

激しく出鞭を入れたイム・デギュ騎手のバリーブレイがハナを主張。ゼファイチバンボシは外の２番手に控えた。昨年の覇者で２番人気のアメリカ産馬サブシディは、バックストレッチでかかり気味にバリーブレイに並びかけ、２頭が後続を引き離してコーナーへ。直線で伸びを欠くサブシディに対し、これを突き放しにかかったバリーブレイだが、今度は中団から早めに進出してきたフライングキャットが外から迫り、直線はこの２頭によるマッチレース。最後の最後に４キロのハンデ差が出たか、バリーブレイが力尽きるような格好でフライングキャットの頭が出た。軽ハンデのフライクィーンが１馬身１／４差の３着に追い込み、さらに５馬身差の４着にトップハンデのサブシディ。３番人気のタナミキングは、１コーナーでパク・スホン騎手が落馬。４番人気のエターナルチャンピオンは、直線でまったく伸びずに１１着に敗れている。

優勝したフライングキャットは、父ウエスタンキャット、母フライングウッド、母の父タッピングウッドというアメリカからの持ち込みの韓国産馬。００年５月５日生まれの６歳馬で、母馬の輸入が持ち込み馬の重賞出走制限が適用される００年７月１日以前のため、純粋な韓国産馬として扱われている。これで５１戦１２勝。昨年の大統領杯（１１着）以来、３度目の重賞挑戦で初制覇。しかも、一般戦を含めてこれが初めての外国産馬との対戦だった。韓国産馬によるグランプリ制覇は、９９年セガンヂャ、００年チュルゴウンパーティー以来の３頭目。

by馬市ドットコム