旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
元旦に大地震、翌日に飛行機事故。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
前回のかわら版で父の骨折を記載したところ、多くのお客様から父の具合を心配してくださり、ありがとうございました。
おかげさまで1月中旬頃に背骨を固定していたコルセットがようやく取れ、腕や足の筋肉を鍛えるため、病院に通っております。
高齢になると骨もなかなかひっつかないのですね。
3カ月半、長かった・・・。
私としてはそろそろ頭も正常に戻す訓練をしないとと思い、ビシバシ、「あれやって」「これやって」と用事を言いつけております(笑)。
年末、私が留守のときに家族が廻り寿司に行った時の話です。
翌日の朝、姉の機嫌がすこぶる悪い!
「もう二度と一緒に、父ちゃんとご飯食べに行かへんわ!」
と湯気が立っている状態です。
どうやら注文するために父にタブレットを渡したら、指で画面をシャッッシャッと動かし過ぎて、「エビマヨネーズ」「帆立マヨネーズ」など
マヨネーズシリーズの寿司が続々到着。
「誰や~、こんなマヨネーズばっかり注文してるんは!」
と姉が相当ご立腹していたようなのです(我が家の大ボス)。
むろん、父が注文したものなのですが、自覚がありません。だってスマホさえ使いこなせなくて、返品したぐらいですから。
マヨネーズ三昧の皿が来る前に父は味噌ラーメン
やら寿司以外のものを散々食べていたようで・・・。
「糖尿はどこへ行った?」と言わんばかりのすさまじい食べっぷり!
結局マヨネーズ三昧の寿司も全部平らげたようです。
おまけに姉が注文した寿司も父に食べられ、火に油注ぐ状態になったようでした(笑)。
後日談を聞いた私でしたが、私の見解は
「そんなん、タブレットを父に渡すほうが悪いわ」です。
「まいちゃん(姪)がじいじに使い方を丁寧に教えてから渡したんやで」と姉がブーブー。
「アホやなあ、姉ちゃん。スマホもできひんのにタブレット、使えるわけないやん」と冷めた返答の私でしたが、昔の廻り寿司を知っている世代だけになんとなく寂しさを感じます。
ワクワクしながら次、どれ取ろうかと廻る寿司をながめていたあの時代が懐かしいです。
あんな風なら父や母も楽しめただろうに。
それにしても、いつも出だしは仲良くごはんを食べに行く我が家ですが、帰る時には
「なんで糖尿の人がご飯おかわりすんねん」「父ちゃん、ドレッシングかけすぎや」
等々文句たらたらで毎度、家路に着いています。
やかましすぎる我が家ですが、皆さんのご家庭はどうですか?
私はもっと穏やかにご飯を食べたいといつもいつも思っています(笑)
令和5年十二月 京都米コンクールにて。
今年は過去一番審査が難しかった。