いつも皆さまには大変お世話になり、ありがとうございます。
皆さまお元気でいらっしゃいますか?
毎年、悲惨な夏休みを経験していますが、今年ももれなくその通りになってしまいました(笑)。
お盆休みに2泊3日で北陸地方に行くことに。
姪っ子ちゃんと「福井県に着いたら海鮮食べようね~」なんて言っていたらナント前日に友達が急きょドタキャン!(やむえない事情だから仕方ないが農家さんを訪ねる旅が白紙に)。
前日の夜中にあわててネットで観光地を検索するはめに陥りました。
昔から私は雨女と言われてきましたがなんとか初日は夕方から晴れてきて、三国海岸で姪と海水浴。
ちょっとルンルン♪。
ところが翌日は雨。
「海岸で雨って最悪」と思いながら越前海岸の「東尋坊」に4人で行きました。
私の祈る気持ちが届いたのか、空に晴れ間が。
「よっしゃー!遊覧船に乗れる!」
とウキウキで切符4枚購入しました。
実は私は大の遊覧船好き💛
知床での遊覧船事故を思い出し、少しは躊躇するかもしれませんが、自分の身に起こるかも?とは思いません。
あの険しい崖を下りて、遊覧船に乗り込んだのも束の間、晴れていた空は真っ黒になってきました。
みるみる内に海は荒れだし、あやしい予感。
「こんな中、出航するんか?」と思ったものの、すでに遅し。荒波の中、出航しました。
三国海岸にて。
実は姪は泳げない。
だから海に入っても 決して手を離さないが 海水浴は大好きなようだ。
次から次にやってくる大波にもまれ、船は大揺れ。
ガイドさんも手すりにしがみついている状態に。
「この揺れも料金の一部です」
なんてジョークを飛ばすガイドさんの顔がすでにひきつっていました。
満員の船内は悲鳴と化し、もう観光どころではありません。
姪を見ると顔面蒼白になっていました。
「姪を私に託してくれた姉に申し訳ない。沈没したら母を捨てて姪だけでも助けよう」とマジで思っていました。
学生時代、スイミングスクールのコーチのアルバイトもしていたので、少しは泳げるはず。
「救命胴衣は座席の下。急いで着けて・・・」なんて考えていたら、船着き場が突然現れました。
着くまでがとても長く感じました。助かった~!
こんな状況の中で、なんとまた次の遊覧船が出ました。
「まじで?」と崖の上から見ていたら、案の定、大荒れの海の真ん中でエンジンが停止したようでした。
様子を見ていると3隻の船が助けに出たものの、近づけず、はるか彼方に遊覧船が沖に流されていました。
遠目でも大波をかぶっているのがわかり、わずかながら船が沈んでいました。
その後は知りませんがしばらく遊覧船はこりごり。
家に帰ったら当然、姉にこっぴどこく怒られました。
反省しきり。今年の夏の苦~い思い出です。