私の店の水槽にも「ふぐ」が泳いでいます。でも、なかなか鍋にして食べることはありません。
もったいないのです。最近は、スーパーマーケットにもおいていて、手軽に食べれるようになりました。
フグは、大きさによって単価がかわります。産地や天然ものか、養殖かでも値段が違ってきますが、味におおきく差がつくのは大きさなのです。
二キロを超えるとグッと美味しくなります。養殖フグなら三年ものです。なかなか出合えません。
スーパーなどで売られているのは、だいたい一キロ未満です。もし、小さいフグを二匹買うのだったらできるだけ大きいものを一匹買って下さい。
単価が違うので、同じ二キロを買うのでは、小さいのを二匹買ったほうが安いと思いますが、違います。
フグは、ご存知のとおりキモは、たべられません。小さいフグは、食べれる部分の比率が低いのです。大きいフグ一匹のほうが食べれる部分が多いのです。
味も変わってきます。アラの部分の身が深くしっかりしていて旨味も大きいフグのほうが良いのです。
「てっちり」をするなら二キロを以上のフグを気の合う仲間五、六人で好きな酒をかわしながら、仲間うちの静かな忘年会がイイネ!!