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UltimaOnline (主に)Mizuhoシャードでの活動記です。真偽のほどは曖昧です。

「怪談読書ツアー&読書会」レポート

2010-03-05 09:00:00 | ライブハウスイベント
先日、瑞穂シャードの IONA'S Library で開催中の「ダークナイトストーリーズ」を見学しに行くツアーを開催しました。

そのときの様子をざっくばらんにお伝えしちゃおうと思いますぞ-。




アンブラから展示会場への移動中の様子。
もうどこからツッコめば良いのかという状況です。



会場に到着。
基本的に読書ツアーなので
無言で*うぞうぞ*するモンクローブ軍団。



というわけで、読了メンバーがそろってきた頃合で
本格的に読書会を開始します。

「それではみなさん、椅子を囲んでご歓談を~」
(直後、あげあしをとられてみんなで椅子を囲む会がはじまった)
(※本日の噛みVP候補となりました)

今回の読書会も熱い感想が乱れ飛ぶイベントとなりました。
印象的だったシーンはこちら。
某ホラー作品への新解釈で一部が爆発した風景。(後述)



というわけで、ダークナイトストーリーズの読書ツアー&読書会が完了しました。

今回はイラストレーターさんが数名ご参加くださり、小説の挿絵について話を咲かせておりました。「作者の意図と外れた絵になったらどうしよう?」に対して「気にしないで自分の印象をそのまま絵にすればばいいよ」と某メガネが。かっこいい。

ダークナイトストーリーズ挿絵企画の展示室は → こちらです。
どの挿絵も必見ですぞー。

というわけで、リア充が爆発して閉会しました。

*ぱたん*



・・・閉会後・・・

読書会名物の延長戦が行われました。

読書テーマから少し脱線気味の熱いお話しが楽しめるのも読書会の楽しみの一つです。
今後もじわじわ開催いたしますので、是非ともご参加くださいませ!

延長戦の話題

もしも「デザイア」の主人公が〇〇さんだったら・・・?シリーズで盛り上がる面々。
生産苦手な人の家にはデザイアA~Fがバルクを引きに来るぞー!
(バルクC リスペクト)

「恐さ論」に突入。完全な死をまぬがれたアバタールにとっての恐怖とはいったいなんなのか。
肉体的な痛み、喪失感、終りのないのが終わり、世間と自己とのズレ、人間が一番怖い、いや、やっぱり未知の存在が怖い!!
今回のダークナイトストーリズには様々な要素が含まれているね!と総括気味に。

ブリタニア生活に人生を重ねる哲学的な領域に到達。この世界を通じて価値観の多様性を尊重することを学んだとか、学んでないとか、割と深い部分まで。
何人かはこの世界と墓場まで付き合う気があるみたいだ。私もそのひとりになれるといいな。




以下は当日上がった意見を作品ごとにまとめたものです。
リアルタイムでとったメモなので、若干の言い回しが省略されている恐れがあります。

「The Lost World(喪われた世界)」Yuh
少々わかりにくい表現があるが大きな枠組で捉えることでこの作品は理解しやすくなる。世界の危うさ。いずれ(サービス)終末を迎える世界への不安感は青春ドラマの一面すらある。

「desire」Apricotjam
プレイヤーによって感想が変わる作品。感情移入しすぎて高評価の人も。
プレイヤーを描く作品はロールプレイ志向が強いMizuhoでは珍しい傾向か。
(古参シャードには比較的多いらしい)

「墓を探す男」Yuma
オチはバレバレだが、とにかく怖い。
怪談の教科書のような切れ味でした。

「不治の病」yuma
ホラーでありコメディであり恋愛ものでもあり、良い意味でのごった煮作品。ジャンル「ゆまぞう」としか分類出来ない。
長尺の100P本ということで身構えた読者もいましたが、一気に読めるので読者への負担は意外と少なかったです。

「No one knows it.(誰もいない音楽学校)」Fellow
本のアイテム名(英題)と邦題の付け方が絶妙。
実際の建物の様子とは少し異なるんだけど、時代や「世界」が少しことなるのかな?むしろこっちの音楽室の方が魅力的だ。

「Pumpkin Story」kuniko
目を覚ましたらかぼちゃ頭にって「変身」みたいだよね。あれは特に理由がなかったけど、これは多少の因果応報っぽさもあるのが良い、という意見。ホラーに理由はいらないんですよという意見も。
三冊の分冊構造が良い。1冊目の冷静な視点があるから2冊目の熱狂的な視点が際立つんだ。3冊目はカボチャ視点だと思ってたよ、という名ツッコミも。
それじゃ、アタッキングキラーカボチャになっちゃう。

「BOUQUET.(ブーケ)」Mottie
今回初見の方に、怖かった作品を聞いてみた。
「ブーケ」という作品を読んだ後に「花嫁を連れてきた人が一番こわかった」 とのこと。
すいません、それやったの作者(Mottie)です。
あえて明快に説明をしない作風は、作品独自の味わいが出ていて悪いことばかりでもない。
むしろ、身に覚えのある人物の良心にクリティカルするのでは。
(そして、会場には身に覚えのある人が何名も)

「Lots of blood(ロットブラッド)」Mottie
ロットワーム大好きっぷりがよくわかる。変態め。
洋画っぽい(ビジュアル、サウンド付き)という感想が割と共通項。
嫌がる人は本気で嫌がる作品というのは、それだけスゴいというおほめも。
実際のアンダーワールドのクエストを知っていると切なさが倍増。派手なスプラッタに目を奪われガチですが、密室トリックとかささやかな勧善懲悪とか、丁寧な仕上げになってると思うという意見も。

「Dark Knight Invocation」FAM
純粋に怖さを求めるとこの作品かなと言う意見。ヘッジメイズ、ウゼラーン、DOOM、様々な不吉なイメージが思い浮かぶ。
しかし、新機軸の意見が発表されると事態は一変。
「最後のページの記述で裏読みしすぎて、全ての恋人に復讐を!って話だと思ってたよ」という意見に全世界が泣いた。(本日のツッコミMVP)

「Homare-Jima Report」Porio
ヨモツを通じて徳之島の世界観をより深く味わえる作品。元ネタの「ヨモツヒラサカ」を丁寧に調理してあの世の食べ物を作ってくれた。
徳之島は比較的掘り下げが少ない世界観。(マラスもだけど)、手抜きととるかプレイヤーに掘り起こす余地があるととるか。作家なら後者だろ!こいよベネット!その後ブリタニアにおける曰くあり気な地形について雑談。

「My Family(大切な家族 -Side:B-)」Tarte
「理由がわかってるから怖い話」と「わけが分からないから怖い話」が両立している作品。ブリタニアの季節ごとのムーブメントを切り取った佳作でしょうこれは!

もう1作品、最後まで話題に上らなかった作品があるんですが、そのへんは作者も理解してるので大丈夫だと思います。怪談じゃないからいいもん!

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1 コメント

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hi (bb)
2020-05-15 16:56:58
I personally think that is the greatest blogger And I wanna following you anyway
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