BLOGにアップする順番が前後してまして、すみましん。
昨年末にマラスで営業中の不思議図書館カフェ「カッツェライブラリー」にて、歳末読書会が開催されました。
走り疲れた師匠が何名も参加してくださいましてなかなか楽しい催しとなりましたとさ。
なお、こちらの図書館カフェ(酒場名「仔猫酒楼」)におきまして
3/5(金)22:00~23:00より
「仔猫酒楼一周年記念 瑞穂ブックマルシェ」が開催されます。
詳しくは、緋冬 兼 じゃむさんの記事からどうぞ!
http://sweetapplejam.blog57.fc2.com/blog-entry-212.html
というわけで、やっと「歳末読書会」のレポートに入ります。
この日の課題図書は、参加者持ち寄り品から選定されました。
まず前半戦はこの三作品。
(1)Yuhさんのダークナイトストーリーズ提出作品「The Lost World(喪われた世界)」
(2)Fellowさんのダークナイトストーリーズ提出作品「No one knows it.(誰もいない音楽学校)」
(3)Mottieさんのダークナイトストーリーズ提出作品「Lots of blood(ロットブラッド)」
それぞれダークな物語なのですが
切り口や表現方法が幅広い作品群でした。
Yuhさんは足元の危うさを。
Fellowさんは劇的な幕切れを。
Mottieさんはワーム大好きっぷりを。
それぞれの恐怖を表現していたような気がします。
個人的には、Fellowさんの作品をイチオシしておきたい。
ヤングプレイヤーからオールドファンまでイケますよ、これ。
あとワーム食からゲテ食い話に発展して、正直すまんかった。
Yuhくんのは着眼点と題名の改良の余地具合が可能性を感じました。
後半は準新作を中心にしゃぶります。
(4)Kuroさんの「不安なオスタ」
(5)Mottieさんの「おじさんの話'07」「おじさんの話'09」読み比べ
(6)アンダーワールドに置いてある兄弟愛の本
「不安なオスタ」
初夏のショートストーリーズ(IONA'S LIBRARY主催)の参加作品。
丁寧な仕事をしたペット愛あふれる作品です。
なぜか「ペット話で泣けないオレの自己解析」とか
「ここをこうしたら、もうすこしグッ」とくるのではないかという話や
作家ならではの話題に花が咲いていました。
「おじさんの話07,09」は二年間の経験の活かし方や
「あざとさ」や「こなれた感」を見抜いたりして著者を裸にして弄びました。
で、結局「初々しさってのも作品の魅力だよね」という恥ずかし目。
「地底兄弟 愛の本」
カッツエさんが「オレと兄貴のアナザーディメンションがジェミニジェミニ」とサガってました。どこに地雷があるかわからないものですね。
スラッシャーさんはやればできる子と再確認。
延長戦は、色々とおかわりしました。
(7)AppleJamさんの「デザイア」
(8)匿名さんの「本当にあった怖い話」
ショートホラーを二偏。
ゲーム内で、あえてプレイヤー視点で作品を書くことに対するひとつのアンサーでしょうか。
「デザイア」は非常に面白い作品です。
読みとくヒントが多く用意されているように見えて、深く踏み込むと泥沼に飲み込まれていくような業を感じます。
作家チームは「長編って書きにくいよねー」とか語ってました。
ショート好きが多かったので、次回は長編作家の登場を求む!
だいたい、この辺まで読んで*ぱたん*しました。
「面白い作品」というのは
作品自体を語るよりも、それに発端とする雑談が増える傾向があるのでしょうか。
その意味では今回の読書会は面白い作品ぞろいであったと断言できます。
大変、遅い時間までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
会場提供のカッツェ様、ブックマルシェでも楽しく遊びましょう!
昨年末にマラスで営業中の不思議図書館カフェ「カッツェライブラリー」にて、歳末読書会が開催されました。
走り疲れた師匠が何名も参加してくださいましてなかなか楽しい催しとなりましたとさ。
なお、こちらの図書館カフェ(酒場名「仔猫酒楼」)におきまして
3/5(金)22:00~23:00より
「仔猫酒楼一周年記念 瑞穂ブックマルシェ」が開催されます。
詳しくは、緋冬 兼 じゃむさんの記事からどうぞ!
http://sweetapplejam.blog57.fc2.com/blog-entry-212.html
というわけで、やっと「歳末読書会」のレポートに入ります。
この日の課題図書は、参加者持ち寄り品から選定されました。
まず前半戦はこの三作品。
(1)Yuhさんのダークナイトストーリーズ提出作品「The Lost World(喪われた世界)」
(2)Fellowさんのダークナイトストーリーズ提出作品「No one knows it.(誰もいない音楽学校)」
(3)Mottieさんのダークナイトストーリーズ提出作品「Lots of blood(ロットブラッド)」
それぞれダークな物語なのですが
切り口や表現方法が幅広い作品群でした。
Yuhさんは足元の危うさを。
Fellowさんは劇的な幕切れを。
Mottieさんはワーム大好きっぷりを。
それぞれの恐怖を表現していたような気がします。
個人的には、Fellowさんの作品をイチオシしておきたい。
ヤングプレイヤーからオールドファンまでイケますよ、これ。
あとワーム食からゲテ食い話に発展して、正直すまんかった。
Yuhくんのは着眼点と題名の改良の余地具合が可能性を感じました。
後半は準新作を中心にしゃぶります。
(4)Kuroさんの「不安なオスタ」
(5)Mottieさんの「おじさんの話'07」「おじさんの話'09」読み比べ
(6)アンダーワールドに置いてある兄弟愛の本
「不安なオスタ」
初夏のショートストーリーズ(IONA'S LIBRARY主催)の参加作品。
丁寧な仕事をしたペット愛あふれる作品です。
なぜか「ペット話で泣けないオレの自己解析」とか
「ここをこうしたら、もうすこしグッ」とくるのではないかという話や
作家ならではの話題に花が咲いていました。
「おじさんの話07,09」は二年間の経験の活かし方や
「あざとさ」や「こなれた感」を見抜いたりして著者を裸にして弄びました。
で、結局「初々しさってのも作品の魅力だよね」という恥ずかし目。
「地底兄弟 愛の本」
カッツエさんが「オレと兄貴のアナザーディメンションがジェミニジェミニ」とサガってました。どこに地雷があるかわからないものですね。
スラッシャーさんはやればできる子と再確認。
延長戦は、色々とおかわりしました。
(7)AppleJamさんの「デザイア」
(8)匿名さんの「本当にあった怖い話」
ショートホラーを二偏。
ゲーム内で、あえてプレイヤー視点で作品を書くことに対するひとつのアンサーでしょうか。
「デザイア」は非常に面白い作品です。
読みとくヒントが多く用意されているように見えて、深く踏み込むと泥沼に飲み込まれていくような業を感じます。
作家チームは「長編って書きにくいよねー」とか語ってました。
ショート好きが多かったので、次回は長編作家の登場を求む!
だいたい、この辺まで読んで*ぱたん*しました。
「面白い作品」というのは
作品自体を語るよりも、それに発端とする雑談が増える傾向があるのでしょうか。
その意味では今回の読書会は面白い作品ぞろいであったと断言できます。
大変、遅い時間までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
会場提供のカッツェ様、ブックマルシェでも楽しく遊びましょう!