みなさまおはようございます。２０１０年１２月１０日となっております。早いもので２０１０年も、、、精一杯やって五、六件の案件を進めるか、ゴールまで導くか程度の残された時間です。焦る気持ちと、急ぎすぎることで失敗するケースもある・慎重な気持ちの間で、板挟みですが、どちらかというと家裁の事務官さん達も、どんどんやっちゃってください！進めてください！ってなのりなので、私もある程度見習いたいと思います。
先週の三多摩支会臨時総会の次の日から行きました、小菅村・丹波山村は、まったく案件と心配事に囲まれた事務所と異なり、大自然の中に佇む、すばらしい街だったと、終わらない書類の丘にいる今この私には、改めて思い出されます。立派な山も近いので、多摩川の源流ということで東京都水道局の立派な建物もあり、十分近い・こんな近くにある街なので、又近いうちにお邪魔したいと思います。
当面、移動の車の中や空き時間に、音楽や何か考え方のところでちょっとした話を聞いたり、後見のご本人から話を聞いたりするのが私の救いです。最近ラジオで聞いたのは、ハンナ・アーレントの『人間の条件』という本の内容で、人間のすることを、レイバー（労働）、ワーク（仕事）、アクション（活動）と分類し、古代ギリシアにおいては、レイバーは下等なもの、ワーク、アクションと高等になっていった、これがアダムスミスやマルクスのせいで、転倒しレイバーが資本を蓄積するもっとも尊いものに位置づけられ、人間は、身も心も金銭価値に置き換えられている、といったような話でした。もうちょっと詳しくいつか聞いてみたいと思います。昨日申し立てしました後見のご本人は中村天風の支持者で、成功手帳や易学に感心をお持ちでした。検索してみますと、日露戦争で軍事探偵をし一人生き残った方で云々ありました。いろいろな方がおいでになります。ちょっと心が弱っておりましたので、積極的な心持ちの大切さを再認識しつつ、、、そうまたラジオで聞いたのは、物理学の目標は、磁力と重力を統一する理論の発見だそうで、アインシュタインもそれにチャレンジしたのですが、志なかばだったそうです。あと１００年もすれば、統一理論が証明されるまでの技術・装置も開発されるのではないか、とのことでした。
上記のような気晴らしを胸に、本日も仕事を頑張ります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
※写真は、小菅村山河モノ
