今月のゼノン 感想

コミックゼノン

私だ
今日発売だ
付録は特になし

前田慶次 かぶき旅
慶次が覚兵衛を前にし恐怖で棒立ちしているように見える野次馬
覚兵衛は朝鮮で虎を仕留めたといわれるほどの槍捌きをするという
だが権一だけは知っていた、慶次は槍が使える虎だと
勝負は一瞬で慶次の勝利に終わった
覚兵衛は相手が慶次ならば到底敵わぬと分かりつつも手合わせするのが願いだった
死なずに済んだ覚兵衛は慶次を屋敷へ招き酒を酌み交わす
慶次に家来を殺された覚兵衛は、慶次を間者と間違えた自分達の手落ちなので恨む事はないというが、
慶次は肥後の者達の間者への警戒心や巨大な城の建築から、
この地には未だいくさの空気が満ちている事を感じとる
覚兵衛の案内で熊本城内の建築現場を案内される慶次
そこで慶次は加藤清正と出会う
茶臼山の地盤の緩さに困っているという清正だが、
慶次は清正の着ている南蛮服の肌着に興味津々
わさもん（変わり者）の清正とかぶき者の慶次、
ウマが合わないはずがなかった
しかし困った事は地盤の緩さだけではない
盗人島である
その島は東南アジアまで縄張りとする海賊達の拠点で、
清正は海賊達の戦利品を買い取って大阪で売りさばき、決戦に備えていたのだが、
ある日唐人の海賊と地元の者との女の取り合いが起きた際、
地元の若い者が唐人の一人を殺してしまい大喧嘩になってしまった
その時、唐人の中にいた奇妙な刀剣を使う南蛮人が一瞬にして十二人も刺し殺したという
続く
花慶シリーズでレイピア使いは珍しいな
慶さんのごっつい朱槍とどう戦うのか楽しみです

蒼天の拳リジェネシス
敵味方お構いなしに全てを蹴散らす巨神戦士と地獄の死霊ども
ゴールマンはキレて見境が無くなりつつも、ちゃっかり高台に避難していた
襲い来る死霊を蹴散らす拳志郎とヤサカは、
エリカ達や地元の人々を地下にある奴隷取引所へ逃がす
飛んできた超巨大な棘付き鉄球を殴り返す拳志郎はそれに違和感を憶える
ヤサカに離れるよう叫ぶ拳志郎だがヤサカはまともに受け止めてしまい、
傷口からコール大佐の繰り出した拳と同じ浸食が始まった
即座に傷口をえぐり取るヤサカ
拳志郎はエリカ達と一緒に逃げていいぞとヤサカに言うが、
ヤサカは贖罪のために戦うとどこまでも愚直だった
拳志郎とヤサカは遂に巨神戦士と対峙する
続く
3巻7月20日発売決定！
信号弾発射から巨神戦士登場までは前回からの再録
巨神戦士天斗使いかー
ラストページの巨神戦士でかすぎワロタ
実際でかいんだろうけど闘気で更に巨大してるんだろうな
拳志郎がエリカの口に指当てて微笑みつくる例の仕草やった時、
エリカに飛燕の幻影浮かび上がったとこでちょっと泣いた

いくさの子
斎藤方世話役春日丹後に信長を御堂へ案内するよう命じる道三
信長が何をするか分からぬと思った道三は、命ずれば即信長を討てと家来に言い放った
そんな事をすれば信長の妻となった娘である胡蝶の命が危険であるが、
それが戦国の習いと覚悟を決めていた
信長を迎えに行く春日だがその姿は見当たらない
織田方世話役堀田道空によれば、ここに着くなり屏風を張り巡らし姿を見せないという
臆したと思った春日だがその時屏風が倒れ正装した信長が現れた
御堂の縁に座る古老の武士達は、信長の美々しさに魅了されてしまった
続く
道三と猪子高就らが街道沿いの小屋に隠れて信長を見ていたシーンは前回の再録
屈強そうな面構えだった七、八百の古老の武士が、
信長の正装姿を見て惚れ惚れしてしまうギャップが面白い

2本立て北斗の拳 拳王軍ザコ達の挽歌
5話と6話を掲載

実録スタッフ残侠伝　師に殉ず
今月は無し

次号は6月25日発売

	月刊コミックゼノン 2019年 07 月号 [雑誌]
	徳間書店
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