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U設計室 web diary

建築つれづれ日記

Gパン デカ

2004-06-08 | Works
竣工ひき渡し後、
1年くらい経ったとき1年点検に伺います。
1年経ってどこか調子の悪いところがあればお聞きして、
(主に木製建具の調整が多いのですが)
工務店に直してもらいます。
この間はHさんのお宅に伺ってきました。
仕事がバタバタしていて1年以上経ってしまいましたが
Hさんのお宅は外壁も落ち着いていい感じになっていました。

外回りを見た後、中に上がってデッキテラスにいると
隣の奥さんが外に出てきて、
「どうされたんですか?泥棒でも入られたのですか?」と
Hさんに聞いてきました。
「?」という顔のHさんに向かい
「刑事さんのような人が外を見ていたので・・・」と
僕の方を見ながらおっしゃるのです。
「ぼ、ぼくが刑事ですかあ!」
Gパンにポロシャツの軽装ですよ!
でも、昔のTVドラマ「太陽にほえろ」に
いつもGパンをはいている「Gパンデカ」という刑事が
確かにいましたけどねえ・・

新体制

2004-05-12 | Works
10日から新しいスタッフがきてくれて
以前からのスタッフ2人
そして私とで4人体制になりました。
短いですが
本日は、とりあえずご報告ということで

一句「朧月終電の灯のゆらゆらと」

ゴールデンウィーク

2004-05-06 | Works
ゴールデンウィークといいながら
この連休、仕事をしている設計事務所は多いようです。
うちの事務所も連休明け早々に工務店に図面を渡して見積もりをとるので
スタッフも連休返上で頑張ってくれています。
ラジオで7連休とか11連休とか言っていますが
どこの世界の話なのかなあ。
とはいうものの、4日・5日は久々に連休をとって
家族とゆっくり過ごしました。
4日は子供と温水プールにいったり
両親を誘って一緒に夕飯を食べにいき
5日は長女(小6)のバレエの発表会を見に行ってきました。
つん読状態の本はあまり読めなかったけど
リフレッシュしたし、元気だしていきましょう!

仕事のペース 

2004-04-27 | Works
設計事務所は夜型の人が多いのですが
中にはとても早起きの朝型の人も希にいます。
知り合いの建築家の中にもそんな人がいます。

一人は、夜7時には仕事終えて家族と食事をとり
夜11時就寝という健康的なタイプ。
よくそんな感じで仕事が出来るなあと素朴な疑問をぶつけると
朝がめちゃくちゃ早いのでした。
朝5時頃ポットに入れたコーヒーを持って家を出て、
家の近くにある事務所に行って一仕事をし、
朝ご飯を食べに一度家に帰り、
そしてスタッフの来る9時までにまた事務所に戻って
夜7時まで仕事をするという生活パターンなのでした。
早寝早起きの健康的な生活ですね。
でも夏は気持ちよさそうだけど、冬は辛そうだなあ。

もう一人は、東京に事務所件自宅があるけれど、
もっぱら蓼科にある別荘で仕事をして
週末に家族の待つ自宅に帰るという人。
近隣の別荘の仕事が多いということなのでそういう仕事の仕方が出来るのですね。
その人は朝3時半に目が覚めて、午前中に仕事をしてしまうそうです。
恵まれた自然の中で仕事をするって気持ちが良さそうだけど
でも、奥さんが偉いと思うんですよ。ホントに!

うちの事務所といえば
一応定時は朝9時から夜6時までですが、なかなか仕事が終わらず
夜遅くまでいることになるんですよね。
特にいま、実施設計の追い上げをしているので
スタッフも皆遅くまで仕事をしてくれています。
ちなみに、試しに昨日は早起きして、朝7時から仕事をしてみました。
でも、帰るのは11時過ぎ。
結局、仕事の時間が増えただけじゃないですか!

職場体験

2004-04-21 | Works
先日、私の留守中に
滋賀県の中学校の先生から電話があったそうです。
修学旅行で東京に行くので
その際3、4人の生徒を職場体験として
U設計室を訪問させていただけないかという電話です。
インターネットでU設計室を知ったそうですが
滋賀県はかなり親近感をもっている県です。
カミさんの両親が滋賀県の出身で
一緒に何度か滋賀(蒲生町)にいったことがありますし
5月から来る新しいスタッフも滋賀県立大学の出身者です。
滋賀弁も一つだけ知っています。
「せんど、しはりましたでしょ?」
初めに聞かれたときはよく判りませんでした。
「お疲れになったでしょ?」という意味だそうです。
「せんど」って「しんどい」から来ているのかな?

職場体験の方は、その後連絡がないところを見ると
違う事務所に訪問することが決まったようです。
ところで、東京の設計事務所のイメージってどんなものでしょうか?
コンクリート打ち放しの建物をイメージして
もしうちの事務所を訪問したらかなりずっこけたと思います。
事務所は世田谷の下町「松陰神社」にありますし、
建物は築44年の真壁造りの民家を改装して
事務所として使っているのですから。
床は黒光りしている檜の板だし
内壁は今時珍しい土壁!下地の漆喰塗りですよ。
「うちより古い家ジャン!」なんて言われたりして・・

筋肉痛

2004-04-06 | Works
月曜日は、丸1日
スタッフ総動員で事務所のレイアウト変更をしました。
5月から新しく来てくれるスタッフのデスクを用意したり
カタログ類の場所を変更したりでホントに丸一日かかってしまいました。
年末、慌ただしくて結局大掃除が出来なかったので
大掃除を兼ねてちょうどよかったかもしれません。
5月から来てくれるスタッフも手伝いに来てくれて
おかげで1日で終わることが出来ましたが、でも疲れたなあ!
帰りに三軒茶屋の焼鳥屋さんでみんなで一杯飲んで帰りました。
(事務所の近くにベトナム料理のおいしいお店があるのですが
定休日でした!)
そして翌日の今日、足腰が筋肉痛で痛いです。
でも翌日筋肉痛が出るって事は若いって証拠!?

川越の現場にて

2004-03-31 | Works
昨日は川越の家の上棟式でした。
工事は以前頼んだ事のある工務店です。
大工さん達も
前と同じベテランの方々が来てくれて久々に再会しました。

この現場に行くたびに思うのですが
川越ってホントにいい街のように思います。
蔵造りの街で有名な川越ですが
有名なその一角から外れても
まだまだ蔵造りの商家が点在し
自然に恵まれた川が街の中を流れる、
お寺が多いので緑もたくさんあるようだし
歩いていて面白い街です。
でもこれから、
中心街から外れた蔵造りの民家をどう整備保存できるか
そこにこの街の魅力が厚みのあるものになるのか
表層的な観光都市になってしまうのかの分かれ目になりそうです。
この新しい家も
この街の雰囲気に調和したものになるように設計したつもりですよ。

竣工パーティー

2004-03-29 | Works
この間の土曜日は
午前中・午後と事務所で建て主さん達と打ち合わせの後
10日前に引き渡しがすんだばかりの
目白のS邸の竣工パーティーにお呼ばれして
スタッフ達と一緒に出掛けました。
10日前に引き渡して、引っ越したばかりとは
とっても思えないほど片づけれていて驚きました。
きれいにセンス良く暮らされていて設計者としても嬉しかったです。
建て主さんの友人夫妻2組と我々で大人11人、子供5人のパーティーです。
料理好きのご主人(奥さんも料理上手)がつくった手づくりのパンや牛肉料理等々、
お客さんのご主人が焼いたミートパイや蕎麦粉10割の手打ち蕎麦など
おいしい手料理をご馳走になりました。
最後はご主人手作りのチョコレートケーキやタルトのデザートをご馳走になり
超満腹で楽しい時間を過ごさせて戴きました。
キッチンに入れたマジックシェフの大きなオーブンが有効に使われていて感心しました。
こういう風に竣工後によんで戴けると設計者としても嬉しいものです。
Sさんご馳走様でした!

春の嵐

2004-02-24 | Works
この間の日曜日の晩は
東京地方かなり激しい雨と風でした。
この間春一番が吹いたから
春二番なんでしょうか?
すごい嵐のような天気でした。
ああいう嵐の時、建築関係者は皆ちょっと心配なんですね。
現場の養生は大丈夫だろうかとか
雨漏りしている家はないだろうかとか。
嵐や台風の時は雨が下から吹き上げてくるような
尋常ではない降り方になるので
しっかりつくっていてもちょっと心配な事があるのです。
特に外部に大きな木製の建具を使っている家がちょっと心配なのです。
勿論、水密性や気密性はしっかりなるようにつくっていますが
工場でつくるアルミサッシと違って、現場でつくるものなので
建具屋さんにつくってもらう木製建具は
アルミサッシほど気密性が高くはできません。
だから、特に木製建具を使う場合、
日本のように雨の多い国では、屋根の軒を出したり庇を造ったりすることが
日射遮蔽とともに雨から建具を守るという意味でも重要になってくるのです。

月曜の朝の通勤途中で
建物の前で腕組みをしている工務店の人達を見ました。
その建物は有名な建築家B氏設計の斬新なデザインの住宅です。
どうやら雨漏りで急遽工務店の人達が呼ばれたようです。
こういう光景を見ると、人ごとながら胸がきゅっとしてしまいます。
うちの事務所の住宅はしっかり軒を出し、
屋根も単純な形の建物が多いので勿論何もありませんでした。
でも何もなくても、ああいう天気ってホントに嫌ですね。

見学会

2004-02-02 | Works
31日(土)は引き渡し直前の「日野の家」の見学会でした。
建て主さんから了解を戴いて
これからU設計室の設計で家をつくる建て主さん達や
建て主候補の方に住宅を見て戴きました。
この家は敷地面積35坪、延べ床面積24坪の
木造2階建て、2階リビング、6帖大のバルコニーのある、
ご夫婦とお子さん一人の3人家族のコンパクトなお住まいです。
ローコストながら、自然素材や室内汚染の心配のない材料を使い、
ペアガラスの木製の窓もあります。
皆さんに手袋をして戴き、ゆっくり見て戴きました。
翌日から建て主さん御自身が
檜の床にオスモという塗料で塗装されます。
建設費を落とす最後の手段です。
おかげで?植栽の費用が出来たので
春になってから植栽の打ち合わせをすることになりました。