個展のお知らせ「尾崎慎 石彫展」 個展通算40回

「尾崎慎　石彫展」を豊橋丸栄にて開催します。
日時
10月20日（木）～10月26日（水）
午前10時～6時半　最終日4時終了

展示内容は石彫20余点　壁面作品10余点

作家在廊は毎日ですが、22日（土）が午後1時過ぎにしか行けませんので悪しからず。

この豊橋丸栄での個展が今回で8回目、通算個展回数は40回目です。

これまでに作ってきた作品のイメージに加え、また新たな自分を模索しながらこれからも作品を作り続け発表していきたいと思っています。

豊橋に近い方がおりましたら是非お運びください。
お待ちしています。

今日からチャリティー展

ギャラリーカフェこだちで今日からチャリティーが始まりました。

来月の終わりから、こだちのスタッフ達が被災地に行ってボランティア活動をしてくると言い始めました。
私もここへの参加を前向きに検討しています。

このチャリティー展はボランティア活動の前に売上の半額を寄付するための作品展です。
今日は早速4点の作品が売れ、これが少しでも被災地の方々のお役に立てばとおもいます。

会期は9月1日～17日までです。

宜しくお願い致します。

内容の濃い１１日間

８月１９日から２９日の１１日間家を離れ活動していました。
基本は岐阜の中津川蛭川での「石彫の集い」というシンポジウムでしたが、この間にミューでの個展が有り、２１日は近藤愛花さんのピアノコンサートと２５日には作品の搬出でした。
とてもハードなスケジュールです。
蛭川には決められた期間中に制作をし、それが来年の「ぎふ清流国体」の為のモニュメント制作で、マケットを作りこれがコンペ形式になっていました。
作家８名を予め選出し、実際の本制作は２点のみです。これの選考方法は中津川の自慢祭など多くの方々が集う場で展示し、一般市民による人気投票と実行委員の推薦などによるものです。
この自慢祭には約１５万人の人が訪れるそうです。その中で彫刻モニュメント設置にどれくらいの方々が興味を示し、投票して下さるのかがとても興味深いものです。

さてさて先日行われました近藤愛花さんのピアノコンサートですが、当日の前売り券も無く、どれくらいの方々が聴きに来て下さるのかとても不安でした。
当日の天気は雨でとても避暑感覚で芸術に触れると言った感じは無かったのですが、有りがたい事にご覧のような感じで、決して盛大とは言えませんが、とても贅沢な感じで音楽鑑賞出来ました。




元々教会だったというこの舘は音響も良くて、聴きごたえ十分。
本当に良い時間を過ごす事が出来ました。
来て下さった方々、遠い所までよく足を延ばして下さいました。本当に有り難うございます。

中津川の制作期間中にミューの搬出も２５日有って、半日以上は時間が潰れます。
ファイナルセレモニーが２７日ですので、正味与えられた時間は７日間ですが私には５日間しかありません。しかし、２５日にお客様が来ていて、２６日の朝から作家達の作品を見たいと言われ、これにお付き合いする事になってしまいました。
ですから制作出来た時間は４日半。最終段階で終われるのかとても不安になりましたが、何とか集中出来て形になりました。
それがこの作品です。



時間がタイトだった割には密度が上がった作品になりました。
これが今後どんな結果に結びつくのかとても楽しみです。
来年、またこの地に来れるかがこの作品に掛かっています。

明日から蛭川

明日から暫くの間岐阜県中津川の蛭川に行ってきます。
焼く１０日程の短い間ですが、小さな作品を１点仕上げて来ます。
来年行われます、岐阜国体の記念モニュメントのエスキースなのですが、８名の作家が参加し、実際に実物を制作するのは２名だけです。
今回にはテーマが確りと有って、「レスリング会場」となる所の前に設置するそうです。
ですから、プランとしてもそいった物を感じさせる物で、具象、抽象どちらでも良いそうで、他の作家達がどんなプランを出してくるのかも楽しみの一つです。

このシンポジウムの間にミューのコンサートも有りますし、搬出も有るので、とても忙しい期間になりそうです。

今日実は蛭川まで行って来て、石屋さんに軽い挨拶をし、道具を置いて、仕事場所を確認してきました。
またどんなものが出来上がってくるのか楽しみにしていて下さい。

ミューのコンサートも是非お運びください。当日お会い出来ますようお待ちしています。

避暑地 ミュー自然館

今日は家族でこのお盆休みを利用して出かけました。
目的は今個展中のミュー自然館。
流石に今日は道もかなり混雑し、所々渋滞に引っかかりながらの道中です。
途中、国道沿いの上矢作川の鮎釣り専用区に降りて、タープテントを張ってＢＢＱをしました。
大好きな鮎釣りを横目で見ながらのＢＢＱは少々複雑な気分でしたが、河原を渡って行く風は心地よく、ゆっくりとこんな時間を過ごすのも良いものだと思いました。

子供達の前でたき火台に火を熾します。
子供達に最初周りに落ちている小枝を拾わせて、固めた新聞紙の上に小枝を乗せ、その上に炭を置き、火を点けます。団扇で扇いで無事着火。
段取りが良ければマッチ一本で簡単に着く事を子供達に証明出来た・・・はずなのですが。

お昼御飯をこの焼き肉などしながら過ごし、その後子供達は川で遊び、蝶などを追って過ごしました。

そうこうしていると雨がポツリポツリと落ちけきましたので、片付けてミュー自然館に向かいました。
車に乗って暫くしますと、雨がザンザン降ってきて運転していても前が見えないほどです。

途中で立ち寄りたい所も有ったのですが、スルーして、無事目的地到着。

途中の道の駅やお土産屋さんはかなりの混雑をしていましたので、きっとミューも人で溢れている事だろうと思いきや、車が２台止まっているだけ・・・淋しい状態です。
ところが、私が車を止めた横にいらしたのが、このミューを紹介して下さった、加藤幸男氏。今回の私の個展に「やっと来れました。」との事。
そして中に入りますと、先日結婚式をされた小堀氏がゆっくりと喫茶室でしておられました。このタイミングでこの方々とお会い出来たのはこの後ゆっくりとお話も出来て良かったのだと思いました。
小堀氏はこの時お一人でしたが、後から奥様と奥様のお母様が来て下さり、作品を見て行って下さいました。

実は今日の午前中は人がひっきりなしに来られ、ここの管理をされておられた方もてんやわんやでとても一人では対応出来ない程だったようです。
個展展示の評判も上々だそうで、芳名帳にもコメントが入っていて、興味深い物になっていました。
また21日に行われます近藤愛花さんのコンサートへの問い合わせも多く有るようで、嬉しい悲鳴です。
今日ここでお会い出来た加藤氏、小堀氏も21日にはまたお運び下さると仰って下さいました。

昨日から始まりました個展風景は・・・

ミュー自然館出の個展が昨日から始まりました。





去年は丁度梅雨時で、天候も不安定な時でしたが、今年は丁度夏休みで、名古屋の気温との差が約5℃程低く、とても快適な所でも有ります。
緑に囲まれた静かな環境の中での会場です。避暑にはもってこいの場所ですし、この近くにはネバーランドやひまわりの湯、どんぐりの湯などの温泉施設やそばや五平餅の美味い所や、山、川の特産物も沢山有ります。
特にこの季節はとうもろこしが美味しい季節なのでお勧めです。
実は昨日帰りにとうもろこしを買い、夜食べだしたら止まらなくなってしまいました。
兎に角美味しかったです。
日中と夜との寒暖差が有るからだと思います。

今回の展示ですが、作品が直前で壊れてしまったという不安の中での展示で、会場に持ち込んでからもかなりの不安を抱えていました。
展示方法も台座に布を掛けて展示しようと最初は思っていたのですが、中々上手く行かず、途中で断念し、展示にはかなりの時間を費やしました。
結果的は満足の行く展示になりました。

暑いこの季節です。皆様のお越しをお待ちしています。

入館料

大人　　　　　　　500円（ドリンクセット700円）

子供（小中学生）　200円（ドリンクセット400円）

ミュー自然館
℡　0265-47-2021

個展搬入＆作品お嫁入り

明日から個展が始まります。

実はその前に嬉しい事も有ったりして。

明日と言いますかもう今日になってしまったんですが、月に一度行っている老人施設に作品の設置が決まりまして、今日は大安という事もあったので、作品搬入の前にこの老人施設への作品設置もしてきます。
昨日はとことん落ち込んでいましたが、気持ちも切り替わって、前を見て行こうと思います。
作品搬入の不安と、設置の喜びとが交錯する中、前を向いていればきっとそれ以上の喜びが廻って来るような気がしますし、嫌な事が起こってもまた乗り越えて行けます。

個展にはまた新たな出会いも有るでしょう。
一つ一つの出会いは宝物だと思います。

人は人らしく生きるためには人に出会って、色々な物を学びとって行くんですものね。

よし、明日から始めの一歩を踏み出そう。

個展ＤＭ

もうすぐ始まりますミュー自然館での個展のＤＭです。






今回も準備がギリギリになってしまいましたが、何とか間に合いそうです。

今年は美大、芸大受験生が5人控えていまして、その中での制作はかなりきついものが有ります。
今回、制作と時間や精神状態をバランスよく保つ事の難しさを改めて痛感しています。
なるほど、学校の先生をしながらの制作は大変だろうなとつくづく思います。
制作時間を充実させようと思いますと十分な精神的なゆとりが欲しくなります。

自分が今の限られた時間内で制作をしようと思った時、自分自身を十分に発揮できない事に気が付きました。
今まではお金はギリギリでやっていましたが、十分に制作時間を作る事に従事していました。
ですから、この作品に取り掛かって、何時までに仕上げなければならないという期限に迫られる事無く作っていられました。
勿論個展という期限は有るのですが、これは自分自身で作るものなので、追われている感覚はほとんど有りません。むしろその目標に向かって制作をしますので、気持ちが高揚して、作り過ぎて、展示しきれない事の方が多かったのです。
しかし今回の個展は時間がタイトなだけに今までのようなペースで仕事が進められず、「追われている」感覚を味わいました。
もっと自分の中で作りたい物が明確に合ったにも関わらず、「この時間内では無理だろう」という守りの仕事に入ってしまいました。

物を作る者は守りに入ってはいけないのだと思いました。

また秋には豊橋丸栄での個展が有ります。

ミュー自然館のコンサートの料金詳細

ミュー自然館のでのコンサート当日の料金の詳細です。
先日はドリンクセット料金のみのお知らせでしたが、ドリンクなしの料金と子供さんの料金は入れていませんでしたので、お知らせいたします。



大人ドリンクセット料金込み　1200円　　
ドリンクなし入場　1000円

子供（小・中学生）ドリンクセット　900円
ドリンクなし入場　700円

この季節は暑さもピークに達する頃ですし、そんな時にこのミュー自然館の有ります治部坂高原は標高も１１００～１４５０ｍと高く避暑にはうってつけです。
近くにはコスモスガーデンま有りますし、さわやかな風が渡って行きます。
都会の暑さから逃れてこの涼やかな場所で、洗練された音楽と芸術に触れに来て下さい。

もうすぐミュー自然館の個展

ミュー自然館での個展「尾崎慎石彫展」

ミュー自然館
開館時間　10時～16時30分

休刊日　木曜日

入場料　大人500円（コーヒーセット料金700円）
　　　　子供200円（小中学生セット料金400円）


会期は8月5日（金）～8月24日（水）ですが、この会期中に近藤愛花さんのピアノコンサートを8月21日（日）に企画いたしました。
以前もあとりえ木だちでコンサートをしてもらっていますが、今回は森の中に有りますひっそりと佇む素敵な空間です。
教会を移設したこの空間ではきっと素敵な音と共に彫刻と音楽を楽しんで頂けるものと思っています。

今回、ピアノ演奏をして頂ける近藤愛花は若干中学二年生ですが、これから世界に羽ばたいて行くとても素晴らしい才能の持ち主です。
普段はとてもあどけない表情を見せる彼女ですが、一端ピアノを前にすると緊張感と共に瞳に輝きを持ちます。一瞬にしてオーラを放つような力を持ちます。
この先、きっとそんなに安易に彼女のピアノ演奏を聴ける機会は無いかもしれません。
是非皆様にこの機会に彼女のピアノ演奏を聴いてほしいのです。

彼女のこれまでの経歴は以下です。

近藤　愛花　　こんどう　あいか
1997年生まれ。3歳より才能教育研究会（スズキメソード）杉本弘子氏のもとでピアノを始める。

2005年　才能教育研究会・夏期学校「協奏曲の夕べ」にて、モーツァルトピアノ協奏曲第２６番
　　　「戴冠式」をオーケストラと共演。（北原幸男指揮・才能教育オーケストラ　長野県松本文化会館）
　
　　　　第５２回スタインウェイ国際ピアノコンクール（ドイツ・ベルリン）カテゴリーＡ第1位。
　　　　

2006年　第１０回エトリンゲン青少年国際ピアノコンクール（ドイツ）カテゴリーＡ第5位。

2007年　刈谷市総合式典にて、市長表彰を受ける。
　　　　第６回国際ピアノコンクール“A Step Towars Masty”（ロシア　サンクトペテルブルグ）
　　　　グループA に出場。

2008年　ショパン子供のための国際ピアノコンクール（ポーランド）カテゴリーＡ第1位。
　　　　併せてコンチェルト賞受賞。

2009年　第１回Asia-Pacific F.ショパンピアノコンクール（韓国・テグ）のジュニア部門に出場。

2010年　各務原・敦賀友好都市第九演奏会にて、ショパンピアノ協奏曲第１番をオーケストラと
　　　　共演（平光保指揮・ウイーン岐阜管弦楽団　各務原市民会館）
才能教育ピアノ科　杉本弘子クラスに在籍
現在、刈谷市立富士松中学校2年在学（２０１１年4月現在）


当日の演奏内容です。

ショパン　スケルツォ2番
エチュード　革命・他

です。



私も各務原でのオーケストラでのコンサートに窺わせて頂きましたが、それはそれは素晴らしいものでした。

８月21日（日）午後1時より入場料は1200円でここのミュー自然館の入場料とコーヒー代が含まれた料金となります。
是非皆様お誘い合わせの上お越しください。

宮崎国際現代彫刻・空港展の搬入

毎年行われます宮崎国際現代彫刻・空港展。
私が一番最初に参加させて頂いたのは’９６年でした。ですからもう今年で１６回連続で出品させて頂いています。
その展覧会も今年で２２回目となります。
２０回目を迎えた年、これでこの展覧会も終わってしまうのではないかということで、多くの作家達が懇親会に参加しました。
しかしこの宮崎空港側の協力の元、次への続投が報告され、作家共々喜びを分かち合いました。
今年の出品者は６４名の参加でした。去年よりも１０名ほど少ない参加でしたが、全国からこの様な形で彫刻が美術館以外のところで一斉に展示される事はおそらくここ以外無いのではないでしょうか。

この彫刻展は、多くの方々に見て貰って作品を購入して頂く事を目的としています。
普段彫刻に触れる事が出来る機会はめったに有りませんが、ここではそんな敷居を低くして、親しんでもらえれば良いと思います。










今年の懇親会の参加者は２０名程でしたが、久しぶりに顔を合わす彫刻家仲間たちととても楽しい時間を過ごせました。
また来年も行けると良いと思います。

2011・宮崎国際現代彫刻展

６月５日（日）～６月２６日（日）まで宮崎国際現代彫刻展が開催されます。
今年の雪像彫刻大会に出場する事になりましたのも、去年ここの懇親会に出席した事が切っ掛けとなりました。
今年もこの懇親会に出席して、雪像彫刻のお礼と挨拶などをしに行きたいと思っています。
この宮崎という土地はここに住んでいる方々の温かさと、前向きな姿勢が好きで引き寄せられるように行きたくなってしまいます。
様々な作家達との交流の中から、多くの情報交換が出来る大切な場所でも有ります。

それで今回出品する作品は以前高鍋の方に設置して頂きました作品の小型版をリバイバルで作ってみました。




高鍋に設置した作品は蛭川石と言います御影石で白っぽいいしですので、今回の作品とは印象も違うかもしれませんが、ここでまた創ってみたくなりました。
ですから新作です。

またお近くにお住みの方や此方方面に旅をされる方がもしおいででしたら是非足をお運びください。

改正します。

ミュー自然館の個展の最終日が間違っていましたので、改正致します。
正確には８月５日～８月２４日です。
まだここに訪れた事の無い方々に是非ここの美しい雰囲気を味わって頂きたいと思っています。
この季節咲く花や自生する植物などの紹介などが有りますのはここの自然館の特徴でもあります。
８月初旬では「ノリウツギ」８月中旬から「マツムシソウ」などが見られるそうです。
と言いましても私もそこまで植物に詳しいわけではありませんので、この機会にそれらの植物に出会って、是非鑑賞してみたいと思っています。

それから、ここ伊那谷では今年で３１回も続けているサマーキャンプが有るそうです。
毎年このキャンプは大人気で直ぐに定員オーバーになってしまうそうなので、お早めにアクセスした方が良いようです。
　
ＨＰ　http://www.kodomomura.JP

是非ここを覗いてみて下さい。

夏の個展

去年行いましたミュー自然美術館。今年から名前も新たにミュー自然館となりました。

ここでの個展が正式に決まりました。
個展内容「尾崎　慎　石彫展」ミュー自然館　８月５日～８月２０日

この名前の改正は毎年ここで行われている自然の中で親しむためのキャンプやスキー教室など様々なイベントと共にここの場所から発信出来る美術や音楽などよりアートを身近な物として多くの方々に見て頂け環境作りを提供する場として活用していただければとの事です。
名前は変わりましてもここでのアートに関します発表方法は今まで通り変わりませんし、素敵な空間ですので皆様のご来場を心よりお待ちしております。

丁度この時期は夏休みの真っ最中ですし、避暑にはもってこいの時です。
白樺や他の雑木の合間からさわやかな風が通り抜け、ゆったりと流れる時間を楽しんで下さい。

チャリティー即売会＆チャリティーコンサート

昨日、私の姉の主宰「あとりえ木だち」で行われました今回の大震災復興を願うチャリティーでは本当に多くの方々が集い、アトリエ内は満員御礼でした。
朝からの入場者１１０人で募金による収益は８５０００円と作品による収益と合わせて
２０００００円強の寄付を出来る事となりました。
こういったイベントは時間が立つと共に活動も気持ちも薄れて行ってしまいがちですが、今回の様な活動を皆様と共に盛りたてて、定期的にして行ければ良いと思っています。

私達のする事はほんの微力かもしれませんが、この小さな力も積み重ねれば大きな力になってゆく事と願っています。

今回ご協力頂きました皆様方には本当に感謝するとともに、この気持ちと真心が震災に遭われてた方々に少しでも届けば良いと思っています。



あとりえ木だちの展示風景



今回ピアノ演奏をしてくれた近藤愛花さんと友情出演して下さったバイオリンの北川千紗さん。


今回お集まり頂きました皆様との集合写真。