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4姉妹長女の生活にっき

日常や趣味のことを書いています。
映画などのことに関してはネタバレありです。

キャメロット ~禁断の王城~ 5~6話 感想

2013-07-19 20:18:21 | ドラマ

ガウェインが私の中できています。前回の感想では個別で書かなかったキャラなのに。
もちろんケイも好きですよ。でも今回はなんかガウェインが良いです!
アーサーとグィネヴィアはもういいよ…。相変わらずハラハラさせられますがレオンテス気付いて無いし。てかレオンテス良いやつ!妻がアーサーと不倫(?)しているのが本当に可哀想なんですけど!
あと、このドラマキャラが多いから文章が長くなっている気がします。主人公なのにアーサーはあんまり書く気が起きないのですが他がなぜか長いです。

【ここから完全ネタバレが含まれる内容がありますのでご注意を!】













アーサー。前回にくらべたらまぁマシな王になってます。グィネヴィアに関してのこと以外は!
5話でまだ自分の力が影響していない村の事件を裁判した回はいつもより平凡だった。(前回までが強烈な内容でしたから私に免疫付いたからなのかもしれません。)前回でなにか吹っ切れたのか正義感が段々と出てきました。まぁ遠征の帰りだったのかたまたま近くを通りかかった村から少女が助けて!って飛び出して来たら無視出来ませんよね。それで少女に案内してもらった村に着くと男が村人に首吊り処刑されていたらもう無視は出来ない!キャメロットで裁判を開くことが出来るなんて思ってもいなかったです。城の広間で裁判始めますし。ちゃんとアーサーが自分の判断だけじゃなくてみんな(円卓の騎士)で話し合って処罰を決めたところが成長したなぁ。って思いました。マーリン抜きで決められたことは大きな一歩!あとはちょいちょいグィネヴィアを気にしなければいいのに。女性で信頼出来るのが彼女しかいないのか?お願いだからイグレーヌ妃(実母)も頼ってあげて!
6話は、仕方ないけど線引きはちゃんとして!グィネヴィアのところにお父さんが危篤って知らせが入ってグィネヴィアは実家に向かうんです。でも兵士は別件で出払っていて誰も付いてはいけない。彼女は危険を承知で一人で実家に帰るんですが心配なアーサーはグィネヴィアを追って彼女と一緒に彼女の実家に行きます。
まぁ、盗賊などがあちらこちらにいる場所をグィネヴィア一人で行かすわけにはいけないのでアーサーが追いかけ付いて行ったことには問題は無いです。実際盗賊と対面しましたし。別に怪しい雰囲気にもならなかったから良しなんだけど、キャメロット付近に帰って来た場面での行動!前回で最後とか言っときながら二人がキスしました。見晴らしの良い場所でするな!出払っていたレオンテスたちとばったり合うんじゃないかとハラハラします。見つからなかったのでセーフでしたが本当に止めてほしい。このドラマを盛り上がらせる一つの要素なんだろうけど心臓に悪い。こんなハラハラいらん!


モーガン様。今回はすっごくマシな行動を取っていた。エロいシーンは全く無し!あと、モーガン様が小さい頃住んでいた場所は修道院じゃなくて尼僧院でした。
4話で尼僧院でお世話(?)になっていた尼僧の"シビル"が5話でそのままペンドラゴン城に住むことになりモーガン様に色々助言しています。モーガン様も珍しく素直に言うこと聞いている。前回シビルに命を助けてもらったので信用しようと思ったのかな?アーサーに下ったように見せかけて商人やそれぞれの村の長たちの信頼を得ようとする作戦は良いと思う。上に立つ者の絶対条件だろうし。シビルもモーガン様を女王にさせるため何でもやっています。お金で男を雇い、自分に痕が残る傷を負わせたり。ここからがモーガン様の一人舞台!モーガン様はシビルの怪我を利用して城に呼んでいたみんなに「みなと同じ痛みが分かる。」とアピール。「尼僧までもが襲われる国」の現状を弟(アーサー)に伝え今夜ペンダラゴン城へ来てもらう。と説明し今夜再び城を訪れるようにみんなに約束します。でも実際はアーサーに使いは出しません。王(アーサー)が来ると思っている民衆は夜再び城を訪れて来ます。王の姿が見えないことに疑問を持つ民衆にモーガン様は「弟は忙しくて来られないとのこと…。」と呼んでもいないアーサーをあたかも王がみんなを見捨てたような言い方で説明。なにも知らない民衆の不満が募るなかでモーガン様は「私は、面倒だという理由でみなを見捨てたりはしない。…非道な行為を行う者からみなを守ってみせる!」と力強く演説。これで民衆が思うモーガン様とアーサーの信頼の比率は五分五分になったような気がします。エロいシーンが無い変わりなのか悪女ぶりが全開です。
6話ではアーサー同様、ペンドラゴン城で裁判をしています。もちろんモーガン様が裁判長で。その時の赤いドレスは素敵でした。この回だけでモーガン様を判断するならアーサーより信頼出来ます。でもそれまでのモーガン様を知っていますから計算された優しさが怖い!
それにしても今回は人間らしさが前に出ています。尼僧院が火事になったことはシビルが話していましたが、火事の原因がシビルとは…!モーガン様の城にやって来た女性たちは「モーガン様の命が危ない。」と言いモーガン様を広間に来させます。そこでリーダーの女性が顔を隠していたベールを外すとその顔は半分が火傷で痛々しい。女性は尼僧院の火事で顔の火傷もそうですが娘も死んでしまったらしい。そんな尼僧を城に匿うなんて!と女性は激怒。モーガン様は「この大事な時にそんな事実をなんで隠していた!」とシビルに怒ります。シビルはモーガン様に事情を説明して自分が後悔していることも言います。民衆の信頼もシビルもまだ必要と考えているモーガン様は、女性の目の前でシビルの片手を火に入れて罪を清算。女性は処刑を望んでいたのでたかが腕一本では割に合わないとモーガン様に申し出ししますが「シビルが尼僧院に火を着けた理由は不本意なもの。シビルは娘の死を心から悔いて日々嘆いている。」と女性に説明。女性は不満はあるもののモーガン様を睨み取り巻きと一緒に城を出て行きます。はっきり言ってモーガン様の演説力と堂々たる態度で抑え付けた気がします。そして焼け爛れたシビルの手を手当てしているモーガン様が印象的でした。本当に心配しているのような感じがしたんですが、モーガン様はどう思っていたんだろう?


マーリン。前回でエクスカリバーを救えなかったことがそんなにショックでしたか…。どこかで一人延々と悪夢にうなされています。5話で裁判をすると言い出したアーサーに文句たらたら。「人がせっかく考えているのに邪魔をして…!」みたいな。それでもアーサーを心配して裁判には参加しませんが影からこっそり覗いているところを見ると忙しい人だな。あとはさ…。そうか、イグレーヌ妃とくっ付くのか。引きこもっているマーリンを心配したイグレーヌ妃が度々マーリンがいる所を訪れます。その時にいい感じの雰囲気になっているんです。キスする寸前でマーリンが逃げたんですが多分マーリンはイグレーヌ妃とくっ付きます。
6話は今回唯一魔術を使います。モーガン様も今回魔術使わなかったので魔術を使ったシーンはここのみ。しかもかなり小さい。レオンテスが脇から飛び出して来た鹿にびっくりした馬から落馬して肩外れたシーンでです。ガウェインに肩を入れて貰おうにも力が入って治療できない場面でマーリンが木から落ちてきている葉っぱを魔術で燃やします。レオンテスが燃えて灰になり地面に落ちる葉っぱに気を取られている間にガウェインが「ガゴッ!」…って。レオンテスだけが痛そうで周り(マーリン、ケイ、ガウェイン)爆笑。5話のマーリンは暗かったのに6話で普通に復活していることにびっくり。まぁ細かいこと引っ張っていたらドラマが終わりませんよね。


ガウェイン。気になるキャラではあったんですが個別感想書くほどじゃなかったんです。前回は1.2話はモーガン様のエロさ。3話はアーサーとグィネヴィアの不倫。4話はマーリンのエクスカリバーの事件…と、他のキャラ気にする暇なかったんです(ケイは別で)。気になった理由はただ単に今回なぜかかっこよかったんですよ!
5話での裁判。アーサーと円卓の騎士が出した決断は「少女と父親の二人家族を村から追放する」ことになりガウェインは追放の準備(?)をやりに村へ戻る二人に付き添い村へ。準備が終わった二人を判決に不満を持った村長ら数人が武器を手に攻撃!ガウェインは二人を守るため数人の村人に一人で立ち向かいます。みんなの剣の師匠をしているだけあって強い。でも人数が多いためあとから来たアーサーたちに助けられます。応援が来て嬉しそうな表情が良かった。そしてその後にリーダーである村長を捕らえ「俺の母親もお前みたいな奴に暴行された。殺すだけじゃたらん!貴様の血で剣が汚れる。」って台詞を言っていたシーンでガウェインに興味を持って行かれたんだと思います。嬉しそうな顔見せたあとで再びかっこよく戦い始めたから普通にかっこよかった!
6話はアーサーと別行動を取っているマーリンがケイ、ガウェイン、レオンテスを連れてアーサーとケイの実家にある大事な書物を取りに行く話しです。6話のメインはアーサーとグィネヴィアなんだろうけれど正直この二人への興味が薄いものでマーリンたちをメインに見てました。
キャメロットの旗を領土の国境に打ち付けているところにマーリンから「書物を取りに行くぞ。」と言われしぶしぶ付いて行く三人が可愛い!男性キャラに「可愛い」って表現使いたくないんですが今回三人とも(ケイ、ガウェイン、レオンテス)可愛くて良いやつなんですよ!個別感想なのでとりあえずガウェインから書きます。
アーサーたちの実家に向かったら盗賊の襲撃に遭ったあとの村で瀕死状態の男性を見つけた時。傷が深くもう手遅れの男性が死ぬ間際にお祈りをしていると真っ先に「手伝うか?」と仰向けに倒れている男性の頭を支えてあげたガウェインが良いやつ(この時ケイも良いやつだった)!そして目当ての書物が見つかった時に「希少な本がいっぱいだ!」と嬉しそうにしていたシーンは可愛かった!いっぱいだ♪って「るん♪」って感じで。あとはレオンテスが肩を外したところ。倒れているレオンテスに笑いながら近付いて「俺が治してやる。」と楽しそうに言ってる場面はワル餓鬼です。マーリンと連携して荒治療するところも楽しかった♪
4話までのイメージが「みんなの剣の先生で冷たい男」だったので今回で結構イメージアップしたキャラです。説明のしようがもう、強くてかっこよくて可愛くて面白いやつ。良いキャラです。


ケイ。やっぱり私の中で一番好感度が高い!弟思いのお兄ちゃん。
5話の裁判ではアーサーと円卓の騎士の意見を上手く考慮してました。裁判の話しは殆どアーサーとグィネヴィアが解決に
動いていたので騎士たちはちょいちょいしか出て来なかったので残念でした。もうちょっと言い争っても良かったと思うんだけどな。ケイは出て来たほうなので良いですが。
6話は弟思い。実家がある村にマーリンたちと向かったんですが、村が盗賊の襲撃に遭っていて全壊していたんです。そんな中で瀕死の男性を見つけマーリンに「助けてやってくれ。」とお願いしている場面はしんみりしました。その後に盗賊に荒らされた我が家を見せられたのでケイはかなり悲しかったんじゃないのかな?家(敷地)に入る時も「俺から行かせてくれ。」って三人と距離を取って一人で入って行くし。ケイがちゃんとお願いしたのに以外とあっさり家に入って来るマーリンには、う~ん…。って思いました。もうちょっとケイに考えさせる時間をあげなよ。でもケイは「ここに戻れば、父や母が生きているんじゃないか。…そう思っていたよ。」とマーリンに話しかけていたからもう良かったのか?
シリアスな雰囲気はすぐに終わって目的の書物の話しになったんですが家の本棚には本が一冊も無い!本が無くて焦っているマーリンが久しぶりでした。とりあえずケイの実家で一泊することになったようですがここで三人とマーリンの距離が少し縮まったんじゃないかと思います。話題は先ほどなぜ魔術で男性を助けなかったのか?についてです。命を助けられないのか?みたいなことをマーリンに聞いています。マーリンは「高い代償がつく。」と簡単な答えしか返しません。

ちょっとレオンテスのことを書かせて頂きます!
この場面でマーリンは「私のことを他の者たちは悪魔だと言う。」と説明しているんです。それのレオンテスの返しが素敵なんです!
(マーリン)「…悪魔だと言う。」(レオンテス)「悪魔じゃないだろ?」(マーリン)「では、なんと言う?」(レオンテス)「…"天使"だろ?」
レオンテス良いやつ!マーリンを見て「天使」なんて言えるのは多分レオンテスだけです!ガウェインとケイの影響もあってレオンテスも可愛く見えました。
あとはレオンテスの肩が外れたシーン!マーリンの魔術に目をやっていた隙にガウェインに荒療治されたあと。マーリンが自分が燃やした落ちてくる葉っぱ(灰)を手で受け止めていたところで、(レオンテス)「やっぱり天使だ。」と笑いながら話すレオンテスが良かった!"天使"なんて言える貴方が天使だ!
グィネヴィア、レオンテス良いやつだよ!アーサーよりやっぱりレオンテスの方が君には合っているよ!普通に幸せになってほしいです!

ケイの感想に戻ります。
実家で一泊したので夜は当然寝ていたのですが、フと目を覚ますと視線の先には死んだはずの父の姿が!ケイはもちろん追いかけます。追いかけた先には父の姿は無く変わりに今度は小さい頃の自分とアーサーの姿。小さい頃の二人は草むらの一角にある地面を調べていているとそこから地面と接した一枚の扉を持ち上げ中に入って行きます。ここで背景は現代に戻り(父親や子どもの頃の姿は記憶?)ケイは草むらの一角を調べ扉を見つけます。そして中を調べるとその中にはマーリンが探していた書物が全て隠されていました。子どもの頃のケイも良かったけど書物を見つけた時のケイが嬉しそうで可愛いかった!マーリンたちも書物が見つかり満足そう。(一番喜んでいたのはガウェイン。)
書物を持ってキャメロットに帰ったんですが、アーサーに「家はどうだった?」と無邪気に聞かれてケイは「…綺麗だったよ。」と悟られず完璧に言い切ったところがキュンときました!お兄ちゃんさすが!




人間関係がドロドロとしているドラマだけあって円卓の騎士たちが真っ白に見える。
5話からなんかフレンドリーな雰囲気が出て来て楽しくなってきました♪本当に4話までは見るのが少しツラかった…。相変わらずアーサーのことが好きになれないのは問題でしょうか?アーサーの個別感想書かなくてもいいくらいなんですが、やっぱり主人公だからね…。
あと5話の裁判の内容は文章にしたら少しややこしいので省きましたので、分かりにくい感想になっていましたらすみません。普段でも読みやす文章とは言いがたいんですがそれが尚更なら…。
今回長い間下書きしていましたので文章力がほしいと改めて感じました。長かったです…。





キャメロット ~禁断の王城~ 1~4話 感想

2013-07-09 20:54:39 | ドラマ

 5世紀。イングランド。「ブリテン王国」の王"ウーサー・ペンドラゴン"は王様らしく、贅沢な暮しを送っていた。そんなある日、ウーサー王の前に一人の美しい女性が現れる。妖艶な美貌とミステリアスな雰囲気を持つその女性を見た王は激怒した。彼女は王が昔、修道院に送り捨てた実の娘"モーガン・ペンドラゴン"。修道院から逃げてきたと言う彼女に王は再び、出て行け。と見向きもしない。モーガンは自分を捨てた王(父親)は今も昔も変わらないと分かると王を殺すため計画を実行した。それは、子どもに姿を変え王が食するスープに毒を盛ること。計画通りに毒入りスープを口にして苦しむウーサー王の姿を見たモーガンは泣いて喜ぶ。
 苦しむウーサー王。側には(第二)王妃"イグレーヌ妃"は王に付き添いひたすら祈り続ける。ウーサー王の命が危ないと聞いて城にやって来たのは、王と王妃が最も信頼を寄せる魔術師"マーリン"。王妃はマーリンに「どんな手を使っても助けて。」と懇願するが毒の威力には敵わない。もう手遅れだとマーリンは王にサインを求めた。「この国のためにも。あの子のためにも。」サインを書く途中で力尽きたウーサー王だが、マーリンはもう動くことの無い王の手を握りサインを書き終えた。
 ブリテン王国のとある農民地。両親と兄、4人家族の末っ子として育って来た"アーサー・ペンドラゴン"は活発で元気な美少年である。川原で遊んでいた最中に兄の"ケイ"から、客が来たから家に帰るぞ。と言われ兄と共に家に向かった。家に帰ると両親の雰囲気は暗くアーサーは疑問を持つ。家に訪ねてきた客に目をやるとそこには怪しい雰囲気をかもし出すマーリンの姿があった。

 自分の出生の秘密を知ったアーサーはケイと一緒にマーリンに連れられ古い王城に案内された。その王城の名は『キャメロット』。アーサーはこのキャメロットから王が不在で反乱が起きているブリテンを再び統一しようと動き出す。
 しかし、アーサーの他にブリテンの統一を目指す者が一人。アーサーの存在を知らなかったモーガンはアーサーを止めようと恐ろしい計画を練りだした…。



 ドラマの始まりを簡単に説明しますとこんな感じです。けっこうエロいドラマでした。主にモーガン様が…。エロくてシーズン1で打ち切りが決定したらしいですが、60億円かけて作ったドラマだけあって世界感がすごいです!歴史ドラマでもファンタジーなので知識が無くても十分理解出来ます。
 エロいシーンがあっても平気でファンタジー好きの方は楽しめるドラマです。

【ここから完全ネタバレが含まれる内容がありますのでご注意を!】













アーサー。主人公としての設定はちゃんとしているけど、正直あんまり好きなキャラじゃないです。ちょっとわがまま過ぎないかな?いきなり王様の後継者に祭り上げられたことには戸惑うだろうけどそろそろ王(後継者)として自覚を持って。なんか自分は一国の王になる。って意味が分かっていないような気がします。頭で分かっていても心が…。敵に堂々とした態度を取れたり、知性もそこそこあるのは良いと思う。問題は精神的な面です。
腹違いの姉モーガン様に始めてあった時の嬉しそうな顔には弟キャラなんだろうなと思いました。ケイのことは本当の兄のように思ってるし、周りからも目をかけられているから。だからいつまで経っても精神的に少し幼めなのか?
1.2話では育ての親が一気に亡くなったので展開が早かった。1話ではモーガン様と同盟を組んだ"ロット王"に母を殺され、2話では妻を殺された夫としてロット王に戦いを挑んだ父がロット王と相打ちで死んで。2話で早々にロット王との戦が行われたので、アーサーの軍の実力がある程度分かりましたね。序盤だから弱いです。でもロット王には取り合えず勝ったのでこれから軍力はアップして行くでしょう。
そしてハラハラしまくった3.4話。自分に付いてくれた騎士の妻("グィネヴィア")に手を出すな!夢に出て来た金髪美女と実際に再会したら運命だとか思うのは仕方が無いよ。てか運命だと思う!でも、手は出すな!結婚式を挙げる前のグィネヴィアに手を出したけど妊娠したらどうする気だ?グィネヴィアもアーサーに惹かれちゃダメだよ!そして、グィネヴィアと騎士("レオンテス")の結婚式でアーサーが神父役勤めたけどその時の二人がお互い見すぎ!レオンテスにばれる。周りにばれる!ばれなかったけどマーリンとイグレーヌ妃にはアーサーとグィネヴィアがお互いに惹かれ合っていることがばれるし!そしてモーガン様にも!マーリンとイグレーヌ妃が二人を止めることを祈ります。あと、モーガン様。グィネヴィアを使ってなにか恐いこと考えましたよね?アーサー、お前が全部責任背負え。
アーサーがマーリンを信頼しすぎる気もしますが気軽に頼れるのが彼しかいないのは難しい。一応、イグレーヌ妃は実母なんだから頼ってあげてよ。すっごく寂しそうじゃん!

モーガン様。なんか「様」を付けないと呪われる気がします…。1話の冒頭で自分の父親(ウーサー王)を殺す時に見せた魔術で関心はアーサーよりモーガン様に持って行かれました。なんか魔術師の行動でこのドラマが動いている気がします。美貌は文句無しでドラマ一番。美人過ぎて王冠への執着心が怖いです。もう王冠(ブリテン王国統一の証)のためには何でもします。ウーサー王のライバルだったロット王を誘惑して登り詰めようとしたり、それでロット王が使えないと分かると簡単に捨てたりと。1.2話はアーサーの存在に動揺してアーサーを消すことだけに目をやっているから女としてハチャメチャぐあいがすごいです。
3.4話は以前に比べエロさは控えめ。アーサーを陥れようとしたたかにドロドロと計画を練っています。男は使えないと思ったんでしょうか?城内の人間も女性を多く入れいます。兵士は男ですが。
3話でアーサーとマーリンを城に招いてパーティした場面が印象に残ったかな?アーサーの血(微量)が目的で招いたんでしょうが、若干マーリンを口説いているような感じが面白かったです。マーリンに魔術が使えると教えましたが今のところは「子どもになれるってことだけ」。なんかあれですかね?レベルが上がれば使える技(魔術)が増える。みたいな?
でもやっぱり魔術を使うには代償が大きいみたいです。4話では一度死にました。ちゃんと生き返りましたけど。モーガン様は一体何と契約して魔術を得たんでしょうか?悪魔って言うにはなんか違うような…。死神?魔術を使いすぎて身体から血が出るような契約ってなんですかね?あの狂いようは異常です。なんか麻薬で幻覚見てる感じです。
取りあえず言いたいことは、モーガン様、王冠に対する貴女の執着心は素晴らしい。

マーリン。このドラマのキーパーソンだと思っています。アーサーより好きなキャラです。1.2話を見る限り「政治について何一つ知らないアーサーを王にして、裏でなにか企てる。」感じがすっごくありました。でも3.4話で見せたアーサーに対しての執着心で本気でアーサーを王にしたい気持ちがあるんでしょう。4話の剣とかもう怖いぐらい。
なんか予知夢をみれる能力があるみたいです。あと、他人の夢も覗けるようです。(1話だったかな?)アーサーが夢の中でグィネヴィアを見た時なんか「誰だ!あれは!」とか寝ているアーサーを無理やり起こし睨んでいましたし。もしアーサーの夢を一々確認しているならアーサーにプライバシーは無いですね。それと、人を信じ込ます上手い口を持っています。詐欺師並に。魔術師で口が上手くて頭が良ければ悪い人っぽくても頼るしかないんでしょうね。アーサーからの信頼は厚いです。
3話でモーガン様と話している場面はなんか笑えました。警戒していたハズなのに結局睡眠薬飲んじゃうし。それで目が覚めたら鎖に繋がれベットの上とか。ウーサー王に仕えていた時に自分が使っていた拷問部屋(モーガン様が改装済み)の手錠に自分が捕まっています。そこでモーガン様が魔術を使えることとウーサー王を殺したことを知るんですが、モーガン様がマーリンを手錠に繋いだまま部屋を出て行った時の焦りよう。「モーガン!モーーガーン!!」って感じが楽しかった。あのクールなマーリンが焦ってる。一応、魔術を使いまくっているモーガン様を心配している感じはありましたね。
4話は衝撃的でした。見終わった後ちょっと茫然です。アーサーの剣を作ってもらうため凄腕の刀鍛冶屋を訪ねたんです。剣は無事作ってもらったんですが、予知夢で鍛冶屋がアーサーに剣を渡そうとしたらそのままアーサーを剣で刺し殺す。っていう夢を見たマーリンは不安材料は取り除く、ってわけで剣を預かろうとしたら鍛冶屋は、渡すまでが仕事だ、と怒って引かない。そこでマーリンは鍛冶屋の本性を言い当てるんですよ。「昔に人を殺していた血はまだ騒いでいる。」とか言って。それに逆上した鍛冶屋が剣でマーリンに襲い掛かって来たのでマーリンは魔術を使って不本意だったんでしょうが殺します。その殺した現場にやって来たのが鍛冶屋の娘"エクスカリバー"。現状を見てとっさに剣を持って逃げたエクスカリバーは森の奥の湖に小舟を出して逃げたんですが。ここでマーリンのアーサーに対する執着心が分かります。「剣は王のものだ。剣は王のものだ…!」とぶつぶつ言いながら湖に手をかざし魔術で湖を凍らすんですね。もう、殺しに来るような表情とそんな魔術使ったらそりゃエクスカリバー逃げるよ!エクスカリバーは氷が小舟に捕らわれたあたりから気が動転していて小舟からまだ凍っていない湖に落ちちゃうんです。彼女は必死に水面に上がろうとして剣を持っていた方の手を水面から出すんだけど氷がすぐそこまで来ていたため片腕を氷上から突き出した形で湖に閉じ込められました。
ここでのマーリンの行動の順番によってはエクスカリバーが助かった可能性は十分あります。まずマーリンがエクスカリバーのところに着いた時、まだエクスカリバーの周りの水は完全な氷ではなかったんですよ。でもマーリンが初めにした行動はエクスカリバーから剣を奪うこと。なんか初めにエクスカリバーの周りの氷を退かしてエクスカリバーごと引き上げれば、彼女は助かったんじゃないかと思います。全身は引き抜け無いでしょうが頭と剣を持っている腕ぐらいは…。
マーリンがエクスカリバーから剣を奪ったあと、エクスカリバーはそのまま沈んでいまったので生きたまま湖に閉じ込められます。「助けて!」と必死に湖から氷を叩くエクスカリバーは悲しかった…!マーリンも一応剣の握りで氷上力いっぱい叩いていましたが結果は虚しく。
その後、鍛冶屋とエクスカリバーを殺してしまったことに罪悪感を抱いたマーリンは酒場で飲んでいる兵士たちにわざと悪態をつき殴られるんですがそのシーンは痛々しい。城に帰ったあともアーサーやみんなに心配されるんですが、真実は言わず物語のように話を作る。嘘は言っていないけど真実でも無い。剣の名前はエクスカリバーのことがそんなに心に刺さっていたのか彼女から取って「エクスカリバー」。
悲しい回でしたが、この回でマーリンの「アーサーを絶対王にする。」っていう執着心が見れたので悲しい展開であっても必要な回だと思いました。次回からマーリンがどんな行動を起こすかは予想出来ませんが楽しみです。

ケイ。アーサーには勿体無いぐらい良い兄貴。多分このドラマで一番好きなキャラです。マーリンといい勝負ですがケイのほうが高感度持てる。
血は繋がっていないけど一緒に育った仲としてアーサーはやっぱり大事な弟なんですね。兵士を鍛えるための指導者("ガウェイン")を城に連れて来るためにレオンテスと共に説得しに行く場面も。本当はアーサーが行くべきじゃないのかな?でもよく考えればアーサーの性格じゃあ無理でしたね。短気と短気だから。ケイのちょっと穏やかな性格と親切心がガウェインの心を動かしたんだと思います。
あと、1話の場面でアーサーとモーガン様が初対面する時にアーサーの隣で「あれがお姉ちゃんだぞ。」と嬉しそうに言っていたのがよかった。多分その台詞でケイの高感度上がったんでしょう。
このドロドロとしたドラマで唯一の純粋なキャラだと思うから最後まで良い兄貴キャラでいてほしいです。

グィネヴィア。レオンテス。幸せな二人とは言えません。レオンテスは状況分かっていないから幸せそうですけど、グィネヴィア…!もうレオンテスに浮気がばれた時が怖いです。いちいち突っかかって来るアーサーにも問題がありますが、グィネヴィアも無視しないとダメだよ。難しいのは分かるけど頑張って。




ドロドロして酷いけど、まぁ面白いドラマではあると思います。人間不信になりそうな気もしますけどね。
でもエロいものとかファンタジーに免疫が無いとキツいドラマです。
なんか、昼ドラ的なものを感じます(笑)