4姉妹長女の生活にっき

日常や趣味のことを書いています。
映画などのことに関してはネタバレありです。

ローン・レンジャー 感想

2013-08-31 23:58:03 | 映画

 1933年。サンフランシスコの遊園地のとある展示室。一人の少年が頭に鴉を乗せた人形の前に立っていた。人形に違和感を感じ眺める少年の様子に、人形のふりをしていた人間はあるお話しを語りだした―。

 60年ほど前、1869年。若くして検事となった"ジョン・リード"は故郷に戻るためテキサスを走る列車に乗っていた。ジョンが乗っている車両は楽しく和やかな雰囲気のある車両だったが、別車両には鎖で繋がれた囚人ふたりの姿。一人は絞首刑となる無法者"ブッチ・キャヴェンディッシュ"。もう一人はコマンチ族の男で悪霊ハンターである"トント"。トントは昔キャヴェンディッシュにされたことへの復讐を果すため囚人となりわざと捕まっていたのだ。しかし、キャヴェンディッシュは助けに来た部下の力を借りて列車から脱出しようとしていた。列車がジャックされたと一足早く気付いたジョンはキャヴェンディッシュの一味の後を追い囚人車両へと向う。だが、ただの検事が無法者集団に敵うはずも無くジョンはあっさりとトントと同様鎖に繋がれていまう。
 九死に一生を得てなんとか故郷の「コルビー」に戻ったジョンは、列車で力を合わせて乗客を助けたトントを囚人だからと言う理由で心苦しいが牢にいれ、逃走したキャヴェンディッシュを捕まえるため兄の"ダン・リード"が率いる「テキサス・レンジャー」の仲間と一緒にキャヴェンディッシュとその一味の追撃に向かった。
 しかし、レンジャーの仲間の一人が裏切りダンたちはキャヴェンディッシュ一味に殺されてしまう。ジョンも敵の銃弾に倒れ最後に見た景色は、まだ生きているダンの心臓を抉り出しそれを食べているキャヴェンディッシュの姿だった…。
 牢を抜け出したトントは復讐を果すため横たわっているレンジャーの中から不思議な力を持つ白馬"シルバー"に自分のパートナーを選ばせる。シルバーはジョンを選びトントは自ら持っている聖なる力でジョンを甦らせた。
 兄のダンを殺したキャヴェンディッシュを見つけるためトントと手を組んだジョン。トントはキャヴェンディッシュら一味に死んだと思われているジョンにダンが着ていた革のベストで作ったマスクを渡す。そのマスクに空いている穴はダンの命を奪った銃弾の跡。

 ジョンは兄の形見のマスクを付け、孤高のレンジャー「ローン・レンジャー」となりトントと共にキャヴェンディッシュの追撃に向かった―。



……と、簡単にあらすじを説明しますとこんな感じです。
面白かったです!なんかコメディ映画みたいでした。パイレーツ・オブ・カリビアンのような雰囲気がありました。さすがスタッフ!ジョンが出て来たら取り合えず笑えます(笑)トントのあの独特の雰囲気は凄いです。シリアス系に見えるのに行動はギャグでスッゴく謎。でも私的に一番素敵だったのはレッドお姉さまです!

【ここからネタバレが含まれる内容がありますのでご注意を!】














ジョン(=ローン・レンジャー)。必死に頑張って生きている姿がバカっぽく見えてしまう人。説明が悪口みたいになりましたが真っ直ぐで良い人です!
最初に出て来た時トントと一緒に「銀行強盗だーーーーー!」って思いっきり悪い事していたシーンからだったので「えぇ…!」です。終盤で強盗した理由が分かったので強盗していいんですが、いきなりかよ!ってびっくりします。
都会で法律を勉強し検事になって故郷に戻って来ただけあり正義感が溢れている。そして頑固。止めた列車から降りた一応囚人であるトントを捕まえようと必死です。「どんな小さなことでも悪い事は悪い事だ!」みたいな。トントの罪はキャヴェンディッシュら一味が暴走させた列車から乗客を助けた事で償えられる程度のものだと思うよ。ジョンを無視して歩き出すトントを捕まえようとトントの片足に抱き付き引きずられながらなんか法律喋っていたシーンは笑えました。苛々しない程度にうっとうしい感じ。
そして、兄の妻に長年恋しているというディープな設定のわりにはドロドロした感じが全くしない。諦めている感が強いからでしょうか?映画の途中でもトントとそんな会話していましたし、(トント)「彼女に一生未亡人でいろと?」(ジョン)「そうだ!…いや、違う!…でも、ダメなんだ!」恋愛に関しての会話が軽いです。でも最終的に良い形で兄の妻と分かち合えたからよかったんじゃないのかな?
初めにキャヴェンディッシュの追撃に向かった時、追撃失敗で一人だけ瀕死状態になった時はやっぱり主人公は死んじゃダメでしょ。って思っていたんですが、トント…!テキサス・レンジャーたちの死体を並べて死体の確認をしている時。ジョンの持ち物を触ろうとしてらジョンがトントの手を掴んだんですよ。やっぱり生きていたか。とか思っていたのにトント…!びっくりしたのか近くに置いてあった石でジョンを殴り倒します。それで死んだのか気絶したのか分かりませんが倒れたジョンに一安心とか…。
トントとシルバーに甦らせてもらってキャヴェンディッシュを追い、"レッド・ハリントン"のお店に行ったシーンは「おいっ!」って思いましたよ。二人の見た目があまりにも悪目立ちしたため歓楽街の人たちが二人を捕まえようとレッドの店に来るんですが、レッドが二人を裏口から逃がして話術で時間稼ぎしようと思っていたのに、キャヴェンディッシュに関する内容を話している時にレッドが「飼っていた猫がいなくなった。」と言う小さく触れた会話を覚えていたジョンが逃げている最中に猫を見つけたため「猫いたよ!♪」って猫を捕まえてレッドのもとに戻って来た場面でです。戻って来るなーーー!?猫を連れて戻って来たジョンを見て呆れた表情を見せたレッドに同感でした。「もう、…こいつバカだ。」みたいな。
あと笑えたシーンは、一回ジョンが敵に捕まった時ですね。キャヴェンディッシュを捕まえてダンの上司(?)で今は鉄道王である"レイサム・コール"に連行したらコールが敵のボスだったため殺されそうになったシーン。間一髪でトントが助けに来てくれてよかったです。目隠しさせられて銃殺されそうになったジョンですがトントがジョンと銃を構えた兵隊の間に列車を走らせてとりあえず銃弾を防ぎます。その後でトロッコに乗ったトントがジョンが乗っている足場をトロッコで押しながらその場から退場。コールも鉄道に情熱を燃やしているのならジョンを線路の上で殺そうとしなければよかったのに。邪魔者と言うか敵の血が愛する線路にかかってもいいのか?なんで笑えたかと言うと、トントがジョンをトロッコで助けているシーンは、銃弾と矢が飛び散らかっている状況なんです。コール率いる鉄道警備隊とトントと同じコマンチ族の人たちが争っていたので。(ジョン)「おい!どうなっている!?」(トント)「気にするな。そのまま突っ立っていろ。」みたいな会話しながらトロッコ動かすトントもおかしかったけど、頭に?いっぱい付けながらトントに言われた通り動かないジョンが面白かったです。そしてその場は上手いこと潜り抜け、線路わきに開いていた洞窟の中で一安心していると、キャヴェンディッシュがその中にドラム缶(ガソリン?)と火を投げ込んだので「わーーーー!?」って感じで洞窟を走り抜け間一髪で爆発から助かったシーン。ごちゃごちゃしている感が好きです。
テンションがあがった最終決戦!BGMが楽しくて楽しくて♪列車の中シルバーに乗って走り回るシーンとか結構お気に入りです!シルバーが凄い!このシーンは何度見ても飽きなさそう。
そして、ジョン・リードではなくローン・レンジャーとして生きると決め町を出て行った場面はかっこよかったです。最後にシルバーに乗って(ジョン)「ハイヨー!シルバー!」って言っていたところはキマっていました♪…トントには怒られていたけどね。

トント。意味不明な行動がツボに入って面白かったり、いきなりシリアスになったり忙しいキャラです。薄情に見えて意外と優しいところもあって不思議な人でした。
ジョンと初めて会ったシーンで暴走させられた列車を止めてキャヴェンディッシュを追おうとした時、片足に張り付いたジョンをなんとか外そうとしながら歩いている場面はやっぱり笑えます。絶対心で面倒な奴、って思ってます。
テキサス・レンジャーが死んだシーンも、本当はダンを生き返らせたかったのに何度言ってもシルバーがジョンを選ぶからガッカリしている感じも好きです。こいつかよ…。みたいな感じ(笑)ジョンを生き返らせるために何処かに移動したいる時もジョンの扱いはかなり雑。トントはシルバーに乗って、ジョンは足をロープで繋いでシルバーに引きずらせるとか!この時はそんなにジョンが嫌いか!
レッドの店では一人だけやっぱり浮いていました。悪目立ちもいいところです。レッドがジョンに渡したワイン(?)を横取りしてジョンが「おいっ!」ってなっても(トント)「相手の飲み物を飲むことはコマンチ族の尊敬の証だ。」っとサラッと嘘を返せるところが可笑しかったです。ジョンも信じるから。
トントがキャヴェンディッシュにある復讐は、トントが子どもの頃、村にやって来た二人の白人に懐中時計と引き換えに村に隠されている銀の在り処を教え、銀を奪うため村人全員が口封じのため殺された。その白人の一人がキャヴェンディッシュだったみたいです。
ここで思ったんですが、トントに不思議な力って本当は無いんじゃないのか?…です。コマンチ族が不思議な力があるって説明は無かったし、トントの顔のメイクも自分で普通に塗っていたし、なんて言うか…、魔力を得た。みたいな説明が無いんですよ。不思議な能力があるのってシルバーだけなんじゃ?でも、一応トントもジョンを生き返らせる時に魔術っぽいことしていましたが、民族のお祈りって言ってしまえばそうですし…。不思議な能力があるか無いかは結局分かりませんがとりあえず十分人間っぽいキャラだってことは分かりました。
最終決戦は暴れましたね。ジョンより働いたんじゃないでしょうか?ありえない行動ばかりでしたが。ジョンの兄と妻に息子がいるんですがその子が投げた果物(ぶどう?木苺?)を上手く口でキャッチしていたシーンはクスッときました。
なんかあれです。ツッコミ所満載なキャラなのにジョンが以外とバカっぽいから段々普通に見えて来ます。最初に見た時はインパクト大ですけれど。最後にもう一つ、ジョンが「ハイヨー!シルバー!」ってやった時なんで怒ったの?

キャヴェンディッシュ。名前長いよ!感想書いている時何度キーを打ち間違えたことか!映画観ている時も名前が聞き取れないわ字幕追えないわで勝手に「キャヴィン」って思っていました。調べてようやく分かりましたが…。
はっきり言って、格好良かったです。かっこいい悪役でした。イケメンとかそんなんじゃなくて(不細工ってわけじゃないですよ)とことん悪い感じが格好良かったんです。一応普通の人間でした。ジョンが兄の心臓をキャヴェンディッシュが食べているようなシーンを目撃してトントが悪霊、悪霊って言っていたんで悪魔かと思ったんですが人間です。
部下も色々キャラが濃かったけどそれに負けず目を引くキャラでした。あと、足が長い!ジョンたちを裏切った元テキサス・レンジャーの仲間にダンの妻と息子を殺すように銃を渡すシーンがあるんです。そこでキャヴェンディッシュが片膝付いて銃を取り出すんですが、動作がかっこよかったのかなんか「(足)長っ!」って思ったんです。
敵役で一番好きなキャラでした。

レッド。お姉さま素敵すぎる!あの派手な衣装を着こなし色っぽくてかっこよかった!
ジョンたちがお店にやって来たシーンは仕込み銃お披露目です!ある酔っ払いの男が従業員の女性に絡んでいるのを見て、男が座っていた椅子のあしを自身の義足に仕込んでいる銃で打ち抜き(レッド)「ただノリは厳禁だよ!」って叫んだ場面が良かった。足の付け根付近のガーターを引っ張ると発砲するみたいなのでドレスをギリギリまで上げるのがセクシーです。
最終決戦でも店の女性たちを引き連れて登場してくれました。鉄道員の顔役を誘って義足を上手く目標に焦点を合わせ発砲。決戦場を上手く混乱させ引き連れて来た女性たちと共に颯爽と去って行く姿にしびれます!




すっごく気軽に見られる映画でした。結構クスっとくるシーンが多くて最後まで楽しめる映画です。
そして、感想にかなり手間取って自分でもびっくりしています…。キャラの説明をちょいちょい書こうか書かないかで迷いました。ジョンがさぁ、感想を考えていたら考えただけ深いキャラに思えてきたんですよ。この、始めに持っていた自分の正義と最後に決めた正義の違いとか。そういう所とか笑えるシーンの説明を書いているとバカみたいにジョンの感想が長くなったんです!しかも読みにくくなって自分でも理解し難くなったんで短く削ってもやっぱり長い。
私らしくなく意外と考えていました。

それだけ面白かったってことですよ!…言い訳かも(^_^;)











次女おめでとう(*^口^*)

2013-08-25 23:53:40 | 日記

次女がソフトボールで国体出場決定しました!

今日、北信越国体から帰って来たのですがまさか優勝して来るとは…!
(次女)「夏休みなのになんで早起きして部活ばっかり行かんなんの!?」と、愚痴っていたくせにやるじゃないか♪部活ばかりとか、まぁ宿題が無いのだから部活に集中出来ると言えばそうなんだけどね。本音を言えば高三だからちょっと心配かな。でもソフトボールを続けるのなら大学から推薦が来てくれるんじゃないのかな?まぁ次女はもうソフトボールはうんざりみたいな事言っていたけど(^_^;)
私も中学時代はソフトボールしていましたが、中学でもう満足でした。練習量ハンパ無い、休み無し、日焼け気にしていたらきりが無い。…まぁ今思えば中学時代の夏場と冬場を汗かきながら乗り越えたため壊れにくい身体になったんでしょう。弓道でも夏冬の体調は強い方ですし、職場でも暑さ寒さは一応耐えられるので…。精神力は弓道で鍛えたかな?
とりあえず、今年の国体は東京のようなので次女はまた長い間家を離れるね。母も応援に行くのかな。だったらまた家が自由だからちょっと嬉しい。今回は末っ子が「(東京)連れてって!」と母に言っているのでかなり自由ですよ!

次女おめでとう!



あと、「ローン・レンジャー」の感想が意外に書けていない(T口T)
主人公の感想がまとまんない!主人公から書かないと他がおかしくなるんだよ!なんで主人公の感想はいつも手こずるのか…。さっさと書かなかったから少し内容を忘れている、って言うのは自業自得です…。
希望は明日、明後日中に仕上げたい。



白山さんの弓道大会

2013-08-15 13:58:54 | 日記

昨日、白山(しらやま)さんで弓道の大会があり負けて早々に帰って来ました(^_^;)

内容はともかく、朝から色々ありました。
まず朝。8時20分に近くの道場に集合だったんですが…、先輩二人が来ない(◎v◎;)!一人(Iさん)はいつも遅刻ぎみなのでそんなに気にしていなかったんですよ。もう一人(Sさん)…。Sさんの車で三人で行く予定だったので、「アレ?アレ?」みたいな。そしたら25分ぐらいに電話がかかって来て、
「ごめん。…火の元チェックしに一回帰っていい?」
どうぞどうぞ!!火事はヤバいから!でも、はっきり言ってSさん前にもこんなことありましたよね?Sさんから電話があった後にIさんが来て事情を説明したら「あの子いつもそうやよ?」と、普通に言ってました。いつもか!?たまにやるイメージだったけどいつもか!?
Sさんが無事に来てからは移動中の車の中で「指差し確認すれば?」とか「シール貼っておいて確認したら接がせて行けば?」とかまぁIさんと言いたい放題だったかな?何やっても忘れる気がする。とかSさん言っていましたが。
そんな話しをしながら三人で白山さんの道場に向かっていたんですが、なんか…、鶴来の道場に着きました(笑)
私は場所を知らないんで(?_?)状態でしたが先輩二人は(◎口◎)!状態で道間違えたのは一目瞭然。道一本間違えただけだったようなのですぐ戻れましたが、遠回り。無事に着きましたよ。

あとはお参りして普通に弓道大会。体育館(と言ううおり大きな倉庫?)での試合だったので直射日光にあたらないからよかったです。暑かったですがあれぐらいならまだマシ♪体育館の屋根から水が流れ落ちる装置が付いていたので何回か「雨?」みたいなこと思いました。
大会終わった帰りに寄った、同じ敷地内にある甘味屋で抹茶の白玉アイス食べて来ました(^_^)
美味しかったです!

県体結果とその他

2013-08-13 16:25:57 | 日記

8月11日に行われた弓道の県体。結果は去年と同じ団体2位でした!
やっぱり金沢は強いよ!練習量が違うんだろうけど(^_^;)

あと、キャメロットの7.8話の感想がようやくアップ出来ました。予定では1日早くアップするつもりでいたんですが、金曜ロードショーがハリポタだったので…。しかも「アズカバンの囚人」から映画の記憶が霞んでいるものですから見ていたら楽しくて楽しくて(笑)
アズカバンはなんとなく覚えていたんですがやっぱり所々アレ?ってところが…。「炎のゴブレット」(だっけ?)に関してはラストのヴォルデモートとのシーンとか内容が完全に飛んでます。
キャメロットをアップしなきゃ、とか思っていてもやっぱり映画は見ちゃうものです。見たあとにアップしようかなとか思ったんですが眠くて。なんか最近身体が重い。

そして、ローン・レンジャー見て来ました!面白かったです!もう音楽が最高でテンションが上がります♪
感想はまた今度アップします(^_^)

キャメロット ~禁断の王城~ 7~8話 感想

2013-08-10 23:57:24 | ドラマ

レオンテスにばれたーーーーーー\(@口@;)/!??
イヤ、完全にばれたわけでは無いですが9割ばれました!モーガン様が遠回しに言っちゃったので。(←わざとです。)
それもそうですが…、モーガン様のエロさが復活しました!前回がエロさ控えめだったから今回ちょっと驚きました。自粛したわけでは無かったんですね。
アーサーとグィネヴィアは、今回あまり出て来なかったからいいよ。
ガウェインの高感度が上がってます!

【ここから完全ネタバレが含まれる内容がありますのでご注意を!】













アーサー。なんか1話に比べたら好感度は上がってます。まぁ、ケイやガウェインに比べたらまだまだ好きなキャラと言うには程遠いですが(笑)
7話はモーガン様の作戦にまんまと引っかかっています。ペンドラゴン城に招かれて楽しんでいた時に敵襲とか不思議に思わなかったのか…?敵襲はモーガン様の自作自演だと。それと、グィネヴィアのことまだ気にしすぎです。まぁ、アーサーたちからすればこの敵襲で死んだとしてもおかしくない。と思っていますから。グィネヴィアにもう一回告白した時は近くにレオンテスがいないか心配でした。結構目立つところで話していたので…。
8話は、終にモーガン様に主役を取られたか!ってぐらい出番が…。相変わらずグィネヴィアとは怪しいけど今回は二人のシーンが短かったのでそこまで気になる展開にはなっていません。ケイたちと6人で狩に出かけて野宿したシーンもアーサーはあんまり印象に残らなかった…。あれ?アーサーが主人公だよね?てか、あまり出てこない方が好感度が上がるとかどういうことだよ。

モーガン様。素晴らしい!前回からなんか作戦が光っています。女の武器を使いまくり!8話はモーガン様がエロいと言うよりイグレーヌ妃がエロいのかな?とにかく、色仕掛けが復活したことには間違いありません!
7話でペンドラゴン城でアーサーたちを呼んでパーティを開いたときは、またか。とか思いましたが今回はちゃんと分かりやすい目的があったのでマーリンとの心理戦が楽しかったです。
まず、ペンドラゴン城にやって来たアーサーたちを出迎えた時の白々しい態度には「へっ?」って感じになりました。わざとらしくて苦笑いのまま顔が固まります。アーサーたちの兵士に、自分のアーサーへの信頼感をアピールするために色々手を使っています。食べ物や女性や、戦とか。自作自演でペンドラゴン城に敵が攻めて来た、という演出は手が混んでいて楽しかったです。何も知らないアーサーたちが必死になっている間にモーガン様はキャメロットの兵士たちを観察してアーサーたちの人間性を見極めています。シビルやモーガン様の侍女"ヴィヴィアン"も目を光らせていました。自作自演の敵襲が若干荒削りのような気が…。アーサーたちを上手く騙せた、と言うよりアーサーたちのモーガン様への警戒心が薄すぎる。ペンドラゴン城で籠城して戦う作戦でよかったね。作戦が敵が来る前に敵を攻める。とかだったらすぐ自作自演ってバレてましたよ。
これでアーサーとグィネヴィアがお互いに惹かれ合っていることに勘付き、レオンテスがグィネヴィアを本当に大事にしていることが分かり、さらにイグレーヌ妃がキャメロット城でみんなの母親のように慕われていることを知ります。
これが分かれば今回は目標達成。敵は自分の兵が倒した、ということにして自演は終わります。簡単に片付けましたね…。本当にアーサーたちが疑わなかったのが不思議です。そして!アーサーたちがキャメロット城へ戻る時にイグレーヌ妃を捕まえ、魔術によりイグレーヌ妃に化けてアーサーたちと共にキャメロット城へ入ります。
ここから8話!ペンドラゴン城で孤軍奮闘(?)イグレーヌ妃っぽい話し方や立ち振る舞いを必死にこなしています。鏡の前で「おはよう。」とか練習していました(笑)
そして意外なことに、イグレーヌ妃に懐いていたキャメロット城に住む少年"レッド・ワルド"から向けられる純粋な好意に戸惑っていました。
あれですかね?小さいころから親に愛情を貰わず尼僧院でひっそりと暮らしていたから、自分に向けられるプラスの感情に対する免疫が無いのでしょうか?モーガン様もやっぱり人間ですし。どんなに悪女でも良心はまだ完全に消えていない気がこの回で思いました。普通に愛されていたらモーガン様もキャメロット城で暮らしていたかもしれません。
それでこのレッド君なんですが、あのマーリンにも懐いています。マーリンとイグレーヌ妃(モーガン様)とレッド君で遊んでいるシーンは一瞬親子に見えました。でもレッド君はけして幸せな子ではありません。死にます。イグレーヌ妃に化けるための魔術に苦しんでいたモーガン様がレッド君に本当の自分の顔を一瞬見られ、助けを呼びに向かったレッド君を止めていたら事故でレッド君が2階の廊下から1階の広間に落ちてしまったのです。一応、夜中に起こった出来事なので目撃者は無し。この後レッド君の死を利用して、グィネヴィアからアーサーとの関係を持ってしまったことを聞き出し、レオンテスにアーサーとグィネヴィアの関係を(わざと)うっかり話し、マーリンと寝ます。モーガン様大暴れです(笑)
最後はペンドラゴン城に監禁されていた本物のイグレーヌ妃がなんとか城から抜け出し、キャメロット城にいたモーガン様(外見はイグレーヌ妃)と再会して終わりです。モーガン様のしてやったり顔とイグレーヌ妃の自分と外見が全く同じ人間に会った時の驚いた顔の差は激しかった。イグレーヌ妃役の女優さんすごいな…。

マーリン。ちょろい!今回はちょろかった!モーガン様を怪しいと思っている雰囲気はありましたが、特に行動はしていません。そして、やっぱりイグレーヌ妃とくっついたか!まぁ今回のイグレーヌ妃はイグレーヌ妃に化けたモーガン様だけど!
7話でははっきり言って貴方がアーサーや他の兵士たちを導かないといけないのではないのでしょうか?探りはしていたけれど何もしないとか。敵襲が来たと報告を受けた時、モーガン様を怪しんでいたのならこっそり兵をペンドラゴン城の外へ偵察に出せばよかったのに。
8話も魔術師で他人に触れたらその本人の思考が分かるとか言っているくせにイグレーヌ妃に化けたモーガン様に気付かないし…。思いっきり触っているじゃないか!?
1話からに比べてすっごくレベルが下がっている気がします。1話はもう少し威厳があって計算高そうだったのに。

円卓の騎士。全体的にはっきり言って頭が悪い(泣)
ケイ。7話では男だからモーガン様が用意した女性と楽しむのはまぁいいよ。そしてモーガン様をまだ完全に信頼していないところも頼りにしてたのに…!以外とあっさり信用します。8話ではアーサーたちと狩に出かけた場面しか出番が無かったような…。
ガウェイン。真面目男。今回唯一の真面目だった。7話で他の騎士たちが女性と楽しんでいるのに一人だけ「王の護衛があるからいい。」とか言って一人離脱。敵襲に遭ったと思っていた時も独断で一人外へ行こうとするし。外に出た方がモーガン様に騙されていると気付けるから出て行って構わなかったのだけれど、レオンテスに止められたからね。止められたことが気に食わなくてレオンテスと戦い出した時は「あちゃ~。」って感じになりました。7話は雰囲気的にちょっと暗かったからこれ以上空気を壊さないでほしい。レオンテスが大人の対応を見せてくれたから仲直り出来て良かったね。あと、警備中にいきなり歌い出したから笑っちゃった(笑)短かったけど上手かったと思います♪8話はやっぱり狩のシーンしか出番が無い。でも獲物の鹿(だったかな?)を見つけた時に「美しい…。」と言った場面は表情が豊かでした。
レオンテス。ばれたね!多分、ばれた!嫁が自分の上司と浮気しているって分かった時はどんな心境だろう?7話はグィネヴィアとラブラブな感じだったけど、8話はモーガン様(が化けたイグレーヌ妃)から遠まわしに事実を聞いた後のシリアス感の差が…!狩の場面でも一人だけ(多分モーガン様関係の)狼と会うし。レオンテスに段々と影が近付いています。ドラマがもう少し長ければアーサーと喧嘩するんだろうけど、この問題はなんかもやもやと終わりそうです。



個人的に今回の回で気になったのは、7話でのイグレーヌ妃の台詞。男は戦をゲームのように楽しんでいる、と愚痴っている女性たちに言った言葉で、
「男は長く戦が続くと、なんの為に戦っているのか分からなくなるの。そんな時、男は私たちのところへ来るわ。自分が戦う理由を見失わないように。だから、私たちは待っていなきゃいけないの。」
…みたいな台詞です。完璧にあってはいないけどこんなような台詞でした!かっこいい。イグレーヌ妃がかっこよく思えました!

次でキャメロット最終回です!
ラスト2話!8話が盛り上がりを見せていたのでお盆休みを利用して見ようと思います。さすがにお盆は見れるでしょう!