4姉妹長女の生活にっき

日常や趣味のことを書いています。
映画などのことに関してはネタバレありです。

色々変更しました♪

2013-10-25 23:19:15 | 日記

色々と言っても2つですが(^_^;)

まず、テンプレをやっと秋らしいものに変更しました!9月の終わりぐらいから変えないといけないとは思っていたのですが…、実行したのはたった今です。
ただ選んでクリックするだけの作業が何故か面倒で後回ししていたらいつの間にかもう10月の終わり…。もう2ヶ月経つと次は冬っぽくしないとなぁ~。面倒なら1年中使えるものにすればいいんでしょうが、何故か季節を考えてしまいます。
でも、1年中ずっと同じテンプレは飽きちゃうんですよ。私が(笑)

そしてもう1つは、
PERSON of INTEREST(POI)・S1の感想を他のドラマと分けました。ドラマ感想がほとんどPOIの感想だったので、これは分けたほうが見やすい。と思い分けました。
ドラマ感想はPOI以外はキャメロットぐらいなので、POIがカテゴリーから消えてドラマのカテゴリーが淋しい…。ドラマは本当に面白くないと話しが最後まで見れないので借りる率が低いのです。
POIのS2は借りますよ。S1とS2は分けなくてもいいと今は思っています。POIはPOIだからね♪





ゴースト・エージェント/R.I.P.D. 感想

2013-10-24 22:53:19 | 映画

 ボストン警察のエリート警官"ニック・ウォーカー"は妻の"ジュリア"と幸せに暮らしていた。だが「もっとジュリアに良い暮らしをさせたい。」との思いから以前違法薬物を押収した際に発見した手のひらサイズの「金塊」を相棒の"ボビー・ヘイズ"と共に自宅にこっそり持って帰ってしまった。
 しかし、持ち帰った金塊を庭のオレンジの木の下に隠した翌朝。「今が幸せ。」と言うジュリアの顔を見て考えを改めるニック。ボビーにも相談したところ二人とも金塊は諦める、と意見が一致した。その後、薬の売人で警官殺しの凶悪犯ガルザを逮捕する危険な任務が入ってくる。すぐに現場に向かったニックとボビーだが、「金塊を手放されちゃ困るんだよ。」とボビーは任務中を見計らいニックを銃殺した。
 ボビーに殺されたニックは天国に向かうため空高く浮いて行くが、突然弾き飛ばされた場所はこの世にはびこる成仏出来ない悪霊を取り締まる秘密組織「R.I.P.D.」の一室だった。
 R.I.P.D.のエージェントとなったニック。その相棒は銃を振りまわす破天荒オヤジ"ロイシーファス・パルシファー"(ロイ)。全く気の合わない二人だがニックが見つけたある悪霊が持っていた金塊から悪霊たちの企みが見えてきた。金塊を手に入れるため暴れまわる悪霊たちを阻止するためにニックとロイは決死の覚悟で悪霊たちに挑む!
 そして、その悪霊たちを率いるのは――。



……と、簡単にあらすじを説明しますとこんな感じです。
ラストのアクションシーンが見ていて楽しかったです♪3D字幕で見に行きましたが、もしかしたら2Dでも変わらないかなぁ…?私が3D効果でびっくりするシーンは無かったので(笑)
2時間以内の映画なので話しのスピード感はありました。もしかしたら中盤で飽きる方もいるかも。私は最後が楽しかったので文句は無しです♪
あと、ロイの現世での姿(アバター)の女の人すごく綺麗でした♪


【ここからネタバレが含まれる内容がありますのでご注意を!】















ニック。妻ジュリアの幸せのためならなんでもする夫。常識の範囲内で♪R.I.P.D.となって人間より頑丈な身体になったと分かると無茶しだします。
映画初めの方の夫婦のシーンは本当に二人とも幸せそうでほのぼのしました。ニックが金塊を諦める決心するとこだからなおさら雰囲気が良く見える。このシーンの後に相棒のボビーの裏切り!?
朝のジュリアとのラブラブシーンが終わって職場に出勤。ボビーと仲良さそうに喋ったり金塊の相談したりしてそんな雰囲気なんて全く無かったのに、直後に入った麻薬捜査中に何発もボビーに撃たれる、って!
このシーンでニックが天国に向かうため建物から出て行く時の背景とか空に上がって行くシーンはなんか幻想的だった。でも雲まで上がって割とすぐに横にビュィィイン…!って引っ張られて机!だったから「へ?」って感じです。予告で見てたから展開分かっていたけど本当にいきなりだった。ニックが着いた席の正面にいた"プロクター"(みんなからはボスって言われてた)って女の人がメアリー=ルイーズ・パーカーと気付くのに時間がかかった…。だって「RED」のイメージと全く違うんだもん。
正式にニックがR.I.P.D.になって、相棒のロイと共に悪霊退治し始めるんですが、まぁ相性が悪い二人。掛け合いは面白かったですがね。初任務の悪霊を退治した時、悪霊が大事にしていたものが見覚えある「金塊」だったのをきっかけにボビーの企みを探って行く展開は分かりやすくて好き。現世と同様金塊をちゃんとR.I.P.D.の保管庫に提出しないで持ち出してる
ことに笑った♪
持ち出した金塊をロイがわざと見逃している悪霊の情報屋に差し出し黒幕を見つける手口はなかなか悪知恵が効いてる。「犬に骨」作戦(笑)これで情報屋の元にボビーが来たからびっくり。この後ボビーがニックの家に行き、ニックがオレンジの木の下に隠していた金塊を掘り返します。金塊をジュリアに見せ「ニックが証拠品を盗んだ。」とはっきり言って「死んだ夫が盗みをしていた。」とジュリアに思わせたボビーにむかつく。ニックだけじゃない、お前も盗んだだろうが。
この後別の悪霊を退治することに失敗したニックとロイは停職処分、もしかしたら翌日には消去処分になるかも、でもうニックが下がり調子。だけど、処分と引き換えにボビーの狙いが、死者を現世に戻すことが出来る「ジェリコの塔」ということが分かります。停職処分中のニックとロイは消される覚悟でボビーを止めようとする最後のシーンは迫力ありました。
ラストの悪霊たちとのバトルも面白かったけど、やっぱり車でボビーの元へ向かっている最中にあるカー・アクションは迫力満点!簡単に説明すると、車が降って来る中を車で避けながら爆走。です。悪霊たちもニックたちの邪魔をしているのでハラハラ感がありました。
そして無事勝利した後。ボビーに「ジェリコの塔を動かすために必要な人の生き血」の人物として連れて来られていたジュリアとニックが最後の別れのシーンはちょっと感動。R.I.P.D.になると現世の身体や声ではなくなるので今までニックがどんなにジュリアに会おうが無視されて来たのに、最後でようやくちゃんとした見た目のニックと対面出来ていたのに安心した。このシーンジュリアが一時死んでいた(?)から会えたようです。
ジュリアが無事生き返ったのを見送った後、今の上司プロクターと病院を出て行ったところを見るとジュリアへの思いはちゃんと割り切れたようです。割り切れたと表現すればいいのか分かりませんが、死人と生きている人間としてちゃんと分かれたのかな?多分ずっとジュリアを思っていそうです。


ロイ。ニックも十分無茶していましたが、それ以上にむちゃくちゃなガンマン親父。そして、どうやらプロクターとは恋人関係のようです。多分…。
ニックは現世ではエリート警官だったのでロイと性格が真逆なところから初め二人の相性がちょっと悪い。そしてロイの死に方は酷いようです…。詳しくは語られて無かったですが、断片的な流れを見ると。
破天荒オヤジでR.I.P.D.内でも問題視されているようですが、ニックは上手いこと乗せてコントロールしてるシーンがありましたね。ロイに情報屋の居場所を教えてもらっているところとか。そして見た感じロイは喋っていないと死ぬようなキャラでした。登場してからほぼ喋ってます。
「俺は一人で捜査する。」みたいなこと言っていてもニックとの行動を見ていると、本当に一人で捜査していて大丈夫だったのか?と思うほどたまに抜けている。ニックとの掛け合いは楽しかった。
ずっと喋っているイメージが強いので特にだらだら書くことも無いのですが、最後の悪霊退治のシーン。早撃ちで悪霊を一気に二体倒したりとか、一度ボビーが組み立てたジェリコの塔をなんとかして壊そうとしているシーンはコミカルだった。ニックがボビーの相手をしていてボコボコにやられていても「ちょっと待ってろ!」ぐらいしか言わないし。助けに行かないのか。
最後の病院のシーンはプロクターとちょっといい雰囲気作ったんじゃないかな?でも、プロクターは処分の結果をちゃんと
ニックとロイに言い渡すところはちゃんとしてる。ニックが注意処分でロイが任期の延期。
ここでロイがいつまで経っても成仏しないのかの謎がスッキリした。だってR.I.P.D.って任期100年、ってプロクターが初めにニックに説明していますし。任期が延長されて+53年とか。そしてニックが延長について聞いた時、(ロイ)「延長も三度目になれば慣れるさ。」と至って普通だった様子で納得。この様子だと、ロイじゃなくてニックが先に任期を終えそうです。相棒だからニックも似たようになるかもしれないけどね(笑)


ボビー。少しおちゃらけているニックの相棒、とか思っていたらいきなりニックを撃ったからびびった!キャラはあまり好きじゃないけど見た目はニックよりかっこいいと思う(笑)
ただちょっと驚いたことは…、ボビーお前、悪霊だったのか!?
黒幕がまさかのボビーでびっくりしました。そしてボビーもニックたちに悪霊とばれたら暴れる暴れる(笑)わざとニックたちに捕まってR.I.P.D.の保管庫にある金塊を仲間の悪霊と取りに行っているシーンはなかなか良かった。
あと、別に人間からモンスター化してもあまり変わらなかったね。他の悪霊たちは結構見た目変わるのに。




見れば結構話しが単純なので普通に楽しめる映画だと思います。ニックとロイのバディ関係を築くのにちょっと時間取っている気がします。多分ここが長く感じるから中盤飽きそうな人がいそうです。ニックとロイの掛け合いも面白かったけど、私的にロイとプロクターの掛け合いの方が好きです。
あと、二人のアバター。ニックのアバター(中国人のおじいちゃん)とロイのアバター(ブロンド美女)同士がはっきり喋っているシーンが無かったのが残念。この二人はこの二人で面白そうだったのに。
それでロイのアバターの女の人。マリサ・ミラーってヴィクトリアズ・シークレットのモデルしていました!そりゃあ美人だよ!!





映画感想の前にとりあえず言いたいこと!

2013-10-22 22:54:14 | 日記

キアヌ・リーブスの新作がかなり見たい!!

「47RONIN」と言うタイトルで日本人キャストがたくさん出てました!
今日のゴースト・エージェントの予告であったやつなんですがめちゃめちゃ私好みです(^口^)!
景色はなんとなく中国っぽかったのですが普通に英語だったので最初の違和感がすごくありましたね。
てか、パシリムの菊地凛子さんが出てた!柴咲コウさんも!あと、次女が赤西仁さんのファンなので赤西さんも出てる、と次女に言ったら本人行く気満々です♪多分次女好みの映画では無いんだけどなぁ…。


とりあえず、ゴースト・エージェントの感想前に気になった予告の話しでした!



待ちに待った休みです♪

2013-10-21 23:53:04 | 日記

明日「ゴースト・エージェント」見てきます!

今月唯一の楽しみです(^口^)最近色々忙しいし…。昼一のものを見る予定なので朝は9時ぐらいまで寝られるんじゃないかな!?休みだろうが10月の前半は早起きが多かったもので(X_X#) いぇい♪

それで、今日TSUTAYAのカードを更新しに行ったついでに今更「ジャッジ・ドレッド」を借りてきました。
いやーー…。グロい!!久々にこれぞR-15って作品見ましたよ。最近R-15って書いてあっても「こんなもん」みたいな感じだったので、ちょっとびっくりでしたね。
スタトレの影響でカール・アーバンにつられて借りたら「うわぁ…!」みたいな?でもヒロインの女の子(女性?)は可愛かった。
これの感想はゴースト・エージェントの後で書こうかなぁ…?とか思ってます。
あー…。キャメロットとPOIの感想は多分今月の終わりか11月に入ってからになると思います。あれ?11月の初めってパーシー・ジャンソンがあったっけ?


とにかく、明日映画館行って来ます!




キャプテン・ハーロック 感想

2013-10-19 21:15:10 | 映画

 人類が銀河の果てまで進出した時代。多くの惑星を植民地として開拓した人類だが、その力はもう弱まり始めていた。他星の文明とも共存も出来ず破滅の道を進む人類はいつしか、自分たちの故郷「地球」への帰還を望むようになる。
 しかし、宇宙に拡がった人類の人口は5000億人を超えていた。全員が地球に戻ることは不可能。地球の住居権をめぐって人類は争いを始める。想像を絶する恐ろしさを残したその争いは「カム・ホーム戦争」と呼ばれ多くの人々の心に植え付けられた。人類はこの戦争を止めるため「ガイヤ・サンクション」という統治機構を設立。『地球は永遠の聖地として、何人たりと立ち入ることは許されない』その法案によって、戦争は終結した。地球は封印され人類は、絶望の中、ただ朽ちて行く運命しか残されていなかった―。

 そんな時代。死なない不滅の身体を持つ男が一人。100年以上連合軍に反発し襲撃を繰り返す宇宙海賊。広域指名手配S‐00999。
 その男の名は…。―――"キャプテン・ハーロック"。



……と、簡単にあらすじを説明しますとこんな感じです。
泣きました!2.3回泣きました(T口T)!まさか泣くとは思わなかったのでびっくりです。ただのSFアニメかと思っていた自分が恥ずかしい。もちろんすごく面白い映画でした!
てか、ハーロックが主人公かと思っていたら主人公"ヤマ"っていう別人でした。原作知識が無くても見れましたが強いて言うなら戦艦の名前に苦戦しました。ヤマの兄が乗っている船とか。


【ここからネタバレが含まれる内容がありますのでご注意を!】















ヤマ。若いからなのか決心がブレブレで立場が不安定な主人公。兄の"イソラ"に対して罪悪感があり逆らえない感じが息苦しく見える。
ハーロックの船「アルカディア号」に乗船するため崖の上に上陸したアルカディア号目指して崖を上るシーンは、落ちるか落ちないかの臨場感より後ろで語っている人の台詞とマッチしていて後で考えたら意味深。上映中はあんま気にしていませんでしたが。そして「なんでこの船に乗りたい?」という船員"ヤッタラン"の質問。ヤマの他に3人の乗船志願者がいたんですがそれぞれ「名誉」「金」と答え(1人はヤッタランの威圧感と風に押され)崖から落ちていった中「自由!」と答えたと同時に落ちた場面はびびった。そして結構遠めの位置にいた女船員の"ケイ"が助けたのもびびった。女性の力で軽々と…!
ヤマの初陣でハーロックの敵であるガイヤ・サンクションの戦艦との対戦。敵艦に乗り込んだヤマが敵に見つかった!と思ったらまさかの仲間。ここでヤマがガイヤ・サンクションからのスパイと分かります。右目に何か光線当ててもらうために(一応)敵艦を1人で歩いていたんですね。この右目でハーロックが隠し持っている「次元振動弾」を探すんですが、なんかアニメのコナンの眼鏡のような感じです。
主人公なだけあって書くことが多いんですが、なんかハーロックと状況が似ているんですよ。
ヤマに関しては、まず兄イソラとその妻"ナミ"についてです。この3人の関係はかなり重要ですよね。ヤマは母が育てていた「地球にしか咲かない花」を火星で咲かせる努力をしていたんです。でもやっぱり火星の土じゃ合わなくて花は枯れます。枯れる花に焦るヤマを花を咲かすのは無理だと諭すイソラですがヤマは聞かないんです。(ヤマ)「火星でもこの花を咲かすのは母さんの夢だったじゃないか!」と躍起になって植物園(?)の温度上げたんです。(照明の光が一気に強くなったんで温度を上げんだと思います…。)そうしたら危険と注意書きされているだけあって全ての照明が爆発!ヤマは一時的な大怪我ですんだんですがイソラとナミはそれだけで済まなかったんです。
一生歩けなくなったイソラへの罪悪感からイソラの足になって働きだしたヤマですが、ケイからハーロックがやろうとしていることを聞いて一時ガイヤ・サンクションからハーロック側に寝返ります。まぁ、これは妥当。その後、イソラたちを戦って捕まえたイソラの話を聞いてまたガイヤ・サンクション側に着いたのはいただけない。簡単に寝返りすぎる!それで最終的にまたハーロック側に着いたから本当ブレブレ。最後の最後でようやく落ち着きました。
アルカディア号の船員がイソラたちに捕まった時、立ち入り禁止のはずの地球に降りれたのは何故だろう?ガイヤ・サンクションの人たちはハーロックたちの監視で手がいっぱいだったのかな?でもヤマが地球に降りたおかげで、滅びかけの地球が再生しようとしている。ということが分かりハーロックたちが再び政府に歯向かう気力が沸いたのなら嬉しいことです。一度ハーロック地球(というか宇宙)を壊そうとしていましたから…。
ハーロックたちが地球の「今の姿」を人類に見せた時のヤマの演説には泣きました!ナミの一件の後だったから簡単に泣けましたね。ヤマの見せ場はここだと思う!
ヤマがハーロック側に着き、兄のイソラとは敵対する立場になったので、兄弟で決闘するシーンには悲しくなりました。政治的立場でもナミの件についても!イソラは歩けないのにどう戦うんだろう?とか思っていたら(イソラ)「ハンデをもらうぞ。」とか言って二人がいた部屋を無重力にした時はびっくりしました。そんなこと出来るのか!?みたいな♪ここでイソラがヤマの右目を潰した(銃弾をかすめさせた)のでガイヤ・サンクションとヤマは完全に無関係になったんだなぁ、と感じました。ヤマはすっごく痛そうでした…。しかし!イソラに止めを刺したのはハーロック!これにもびっくり。
そして、ダークマターエネルギーを使いすぎて普通の人間に戻ったハーロックに代わってヤマがアルカディア号の船長になりました!髪型が乱れ始めた時になんとなくハーロックにそっくりだったので、もしかして…。とか思っていましたが。本当髪型崩れたらハーロックそっくりですよ。
ハーロックが「後継者が必要だ。」とか言ってヤマを指名し眼帯と次元振動弾のスイッチをヤマに預けたのでハーロックは死ぬかと思いました。ダークマターエネルギーも全開で使ったし…。死にませんでしたが。地球に次元振動弾をセットして敵船に囲まれている中を突っ切ろうとして終わったんで、どうなったのかは分かりません。ここのシーンで、ヤマが冒頭で崖を登っているシーンと同じ語りが出たのでちょっと震えました…!感じる言葉の意味が重く聞こえた!
あとちょっと気になっているシーンは、ヤマとケイが惑星トカーガに次元振動弾セットしに行った場面。足場が崩れて下のマグマに落ちそうになっている時に見せたヤマの表情。ケイが落ちかけたのを助けたヤマがケイを蹴り飛ばした時の表情です!ケイを一度助けた時に視線をケイからケイの背後にチラッと動かしたので何かあるとは思っていたらいきなり!ケイは後ろで控えていたヤッタランが無事回収しました♪蹴る瞬間ヤマが少し笑ったような感じがしてちょっと気になりました。


ハーロック。めちゃくちゃかっこいい船長でした。見た目冷たい人のイメージなのに意外と人情があると言えばいいのでしょうか?かっこいい以外の感想はアルカディア号もそうですが、超チート…!一人だけずるいぐらい強い!
最初はあまり出て来なくて印象は見た目ぐらいだったのですが、惑星トカーガでヤマを助けたシーンは凄くカッコいい!ヤッタランがケイを助けてアルカディア号に戻って来たら、今度はハーロックがヤマを助けに行った時です。有害ガスが出ている場所だったのでマスク着用していたのですがそのマスクもカッコいい!しかもパラシュートもなにも無しで船からそのまま降りたからびびった!それでヤマのいるところまでちゃんと着いて着地も出来るのがもう超人!一応説明にマントが特殊と書いてありましたが。
ヤマとなんとなしに状況が似ていると書きましたが、二人とも過去が暗いです。
まず、この世界の地球が最早崩壊寸前だった、って言うことにびっくりしました。だって映画の冒頭から綺麗な地球の画だったんですもの…。すっごくドロドロしていて、なんか魔王でも住んでいそうな惑星になっていました。綺麗な地球はガイヤ・サンクションの上層部が映像で嘘付いていたようです。
この地球が崩壊寸前になったきっかけがハーロック。今から100年ほど前の話。『地球は永遠の聖地として、何人たりと立ち入ることは許されない』と法案を設立したにもかかわらずガイヤ・サンクションの上層部は自分たち(身分の高い者)だけが地球に住もうとしていたんです。その当時ガイヤ・サンクションにいたハーロックがこれに怒って、クーデターを起こしたのが始まりです。すごく簡単に説明を書きましたが映画で見たらもっと重いです…。この時にダークマターを使って地球を被おってしまおうと考えたんですが、ハーロックの思惑とは裏腹にダークマターは地球自身に取り付いてしまい、地球は崩壊寸前の星になった。…らしい。ここの説明は"ミーメ"がちゃんと説明してくれていたのにちょっと私の理解力が追い付かなかった気がしています…。
ハーロックはこの戦いで親友の"トチロー"も亡くしてしまい、しかも自身もダークマターにやられ船と同様不死身の身体になったようです。トチローの意識(?)はアルカディア号と共にあるので完全に死んだとは言えませんが。
映画後半はヤマに持っていかれている気がしましたが、戦闘シーンはかっこいいです。ハーロックで気に入ってる戦闘シーンは、落ちた武器を足でかっこよく上げてまだ死んでいなかった敵に銃弾撃ちこむシーン。ハーロックもかっこいいけど動作がめっちゃかっこいい!剣と銃が備え合っている武器が素敵!
あと少し気になったのは、捕まっていたハーロックをヤマたちが助けに来たところ。ハーロックが鎖に繋がれている部屋に助けに来たヤマとケイが繋がれていた鎖を切った時。このシーンでハーロックが一回崩れ落ちたのが気になりました。アルカディア号の船員もみんな捕まって、もう終わりだ…。みたいな雰囲気になっていたので崩れ落ちても仕方ないとは思っていたのですが、ハーロックが再び立ち上がったのがヤマが地球から持って来た「地球にしか咲かない花」をハーロックに見せ(ヤマ)「地球は再生しようとしているんだ!」っていう説明だったのが深いと思いました。
最後。ヤマにアルカディア号のキャプテンの座を譲りダークマターも使い果たしたから死ぬのかな?とか思いましたが、死ななかったです。舵はヤマが握っていて、ペット(?)の"トリさん"もハーロックからヤマの肩に乗っかったけど、ブリッジにあるメインの椅子に座ったのはハーロック。ヤマがキャプテンになったんですよね?ハーロックの雰囲気の方がまだヤマより迫力が…。
あともう一つ気になったことは、ミーメとは付き合っているの?です(笑)結構この二人は雰囲気が良いと思います。


イソラ&ナミ。切ない夫婦!ナミがイソラに付いて行っている感じはありますが、肝心なところをすれ違っていて本当に切ない…。もうこの夫婦に泣かされてから涙腺が弱くなってました。

イソラ。ガイヤ・サンクションの親衛隊である「ガイヤ・フリート」の長官、と聞くまでもなく見た目からして超エリート。ヤマとはあんまり似ていない。って言うのが最初のイメージです。登場シーンが偉い人たちにハーロックとの一戦を報告していたから地位が上っていうのはすぐ分かりました。
報告が終わって退場する時。なんか宙に浮く便利な乗り物に乗って移動していたので、それぐらいの距離歩けよ。みたいに思っていたら車椅子!?後からのヤマの回想で両足がダメになった理由は分かりましたが、態度が何と無くでかいから全然足が不自由とか予想出来なかった。
最終戦でイソラが乗っている戦艦オケアノスがアルカディア号に突っ込んでいったシーンはちょっと感動しました。この時、ガイヤ・サンクションの上層部が地球を破壊出来るほどのビームを地球にアルカディア号がいる線上に向かって発射しようとしていたんです。醜い地球なんて必要無い。という理由でついでにアルカディア号も破壊しようという考えです。
オケアノスがアルカディア号に突っ込んでいた時にヤッタランが「なんでこんなに押し込んで来るんだ!?」と言っていたのでヤマを助けようとしていると考えたらやっぱり兄弟だもんね!と嬉しかったです。

そして泣かされた夫婦のシーン!イソラがヤマに作戦を教えただろう、とナミと話していた場面です。(イソラ)「お前をこんな姿にしたヤマをなんで庇う!」と言って実際のナミがカプセルの中で植物人間(?)状態になっていたことが分かって息が一瞬止まりました。今こうやって話しているナミがホログラムだったのか!台詞の前にイソラがナミを叩いたのにナミの身体を手が通り抜けたので頭が「へ?」ってなっている時に知った事実なので驚きでした。だから映画冒頭の植物園のシーンでイソラと話していた時に道端に落ちていた花をそのままだったんだ!拾わないんじゃなくて拾えなかったんですね。
イソラが異様なまでに取り乱した様子を見てナミが小声で「あなたを縛っていたのは、ヤマじゃなくて私だったのね…。」と悟ってからのシーンはもう切ない。(ナミ)「…そう。本当のことを言ってあげる。昔からヤマが好きだった!あなたのことなんて愛してない!」とナミがイソラに言うとイソラが勢いでナミの生命プラグを抜いちゃったんですよ。そのプラグが抜けた後に(ナミ)「うそよ…。…確かにヤマのことを思っていた時期はあった。でも、こんな身体になって悩んだいた時、いつもそばにいてくれたのはあなたじゃない…。」ここの二人の掛け合いがもう泣ける!それでナミが完全に死んだ時に本体から涙が流れていたのにも心がやられました。

このナミがホログラムだという事実が地球の事実と重なりちょいちょい劇中で泣いてしまった。
みんなが見ている美しい地球もホログラムなので、ハーロックがイソラに捕まった時に言った「人間だから。…幻にすがりたくなる時もある。」とかヤマが演説で「幻じゃなくて前を見よう。」と言う台詞に感動しました。




面白い映画でした!ただのSFアクションではないです。もちろんアクションシーンも迫力がありますよ。
アルカディア号がワープしたところに出る時、黒い雲みたいな輪から出て来る演出はかっこよかったです。でも、ワープより気に入った船の機能は「イン・スキップ」!これがめちゃくちゃかっこいい!
あと、エンディングの「Be the light」も素敵でした!