死者や悪霊が見える能力を持つ青年"オッド・トーマス"。その能力のせいで色んな町を転々としていたオッドだが今は南カリフォルニア州の「ピコンムド」という町に身を置いていた。
ある日、働いているダイナーに殺戮や大惨事を栄養源とする霊「ボダッハ」を大量に憑り付けた男がやって来る。ピコンムドで起こる大惨事を防ぐため、オッドは恋人の"ストーミー"と知り合いの署長の力を借りて事件解明に挑む―。
……と、簡単にあらすじを説明しますとこんな感じです。
面白かったです!迫力もありましたし最後の結末もアッと来ました。まぁ、時々映る虫に何度か目を反らしましたがストーリーは好きです。
ホラーの分類らしいですが、思っていたよりは怖くなかったです。ただ、やっぱり虫は嫌。
今回の感想もオッドの感想が中心です。
【ここからネタバレが含まれる内容がありますのでご注意を!】
オッド・トーマス
霊感が強く、困っている霊についつい手を貸してしまうフリーター。「人生を複雑にしない」と決めているわりに手を貸すがために結構複雑にしています。
映画冒頭でオッドの説明と同時に起きている少女殺人事件の犯人を追っていたシーンは近所迷惑どころの話じゃない。オッドが肉弾戦を得意としていることは分かりましたが、殴り合っている場所が他人の家って。あれだけ暴れたのにオッドはお咎めなしっていうところが知り合いの警察署長の力なのか?署長はオッドの力について理解しているみたい。だから暴れても色々スムーズなんですね。
その日の帰り道なのか夜、顔が無いボーリング場の定員たちがオッドに助けを求め群がって来た時はびっくりしました。怖っ!オッドが「何から助ければいい!?」と聞いている時に次は顔無しの銃乱射男。
この謎の出来事が今回のメイン。恋人のストーミーと署長の力を借りて結構頑張っています。
事件解決のため、ダイナーに来た大量のボダッハに付かれた男の家に何度も不法侵入したり、恋人とイチャついている署長に電話して何度も邪魔したり。署長にする邪魔はあれか?依頼したボダッハ男の調査が思っていたほど悪い問題が無かったからか?期待以下の出来の腹いせなのか!?署長が恋人に文句を言われていないか気になります。
それから色々ありまして、(すみません。死体とその一部に集る虫や、ボダッハ男が飼っていた犬にかみ殺された女性とか気持ちが悪くてあまり詳しく書きたくないです…。)
ただ、いつの間にかオッドの家にボダッハ男の死体が置かれていてそれを(隠す)処理するオッドの手際の良さにびっくりしました。そのボダッハ男の死体に彫られていた「POD」のタトゥーが知り合いの警察官にも彫ってあることに気付き犯人がわかったオッドは同時に犯人が大量虐殺を狙う場所がストーミーが働いているショッピングモールだということにも気付きすぐストーミーの元へ。
モールで犯人らしき警官をすぐに撃退するも、それは自分が探していた警官とは違う警官。考えている暇もなく次ぐはモールの中心部で銃乱射事件。
銃を乱射し出した犯人を止めることには成功。それでもその男がまた探していた警官と違う。とりあえずストーミーの姿を見付けホッとするもつかの間。犬にかみ殺された女性の霊がオッドの前に現れある場所に案内します。モールのトラックなどが入る駐車場(倉庫?)のトレーラーの中に大量の爆弾を発見!
探していた警官が去って行く姿を見付けたオッドですが、そんなことよりトレーラーの爆弾。トレーラーに乗ってとにかく遠くに!って、オッドが運転して運ぶのですが、犯人の警官がトレーラーにしがみ付いていてしかも拳銃乱射。撃たれながらもトレーラーが爆発しても被害が最小限な…作りかけのダム?(…なんか、コンクリで深く囲まれている溝)で爆弾が爆発!オッドはトレーラーから脱出。ついでに犯人とボダッハのボス的な奴が爆発に巻き込まれて事件解決!
もちろん重症なオッド。何とか一命を取り留めたオッドには功績として署長から家をプレゼント。署長も途中で死にかけたのに結構太っ腹です。
見た人は分かると思いますが、オッドとストーミーがこの家でイチャイチャしてる映像に何か違和感が…。実はモール銃乱射事件の時にストーミーが死んでいたんですよ!オッドが見たのは幽霊になったストーミーで、まさか今になって幽霊と分かるとは…。思わず息飲んでしまった。オッドが幽霊のストーミーと暮らしていると分かって署長が「もう、いいだろ…?」ってオッドに聞くシーンからが悲しい雰囲気。ハチャメチャな感じの事件だったんだから幸せに終わればいいじゃないかぁ…。
ストーミーをちゃんと成仏させてから、オッドはピコンムドの町を出ました。映画冒頭で一つの場所に留まらないとは言っていましたがこんな感じの別れが多いのでしょうか?なんか、仕方なしって感じの。
オッドの一人語りで「人生は新兵訓練所。訓練を乗り越えたら次のステージに行ける。」みたいな台詞にちょっと納得。ストーミーがオッドに言ったことみたいですが。
ピコンムドを出て次の住居先に決めた場所が「ラスベガス」ストーミーと教会でピクニックしていた時だったかな?ストーミーが「一緒にラスベガスに住もう。」みたいなことを言って、オッドが「人が多いと霊も多いから嫌だ。」って言っていた街ですよ!これは良い方向にオッドの意思が向いているんじゃないでしょうか?もう、人生を複雑にする気満々です。
内容も分かりやすくて良い映画だったと思います。何度も言いますが虫のシーンは目を反らせば問題無し!本当に気持ち悪かった…。
主人公のオッド役の"アントン・イェルチン"さんはスタトレの"チェコフ"のイメージしか無かったので「こういうアクションも出来るんだ。」と見方が変わりました。スタトレ2の方が身体がデカくなった気がしたのは気のせいでは無かったみたいです。この映画があったから鍛えていたのでしょうか?
面白い映画だったので、暇な時レンタルして見るのにおすすめですよ♪