
我が愛車の30後期プリウスが、2019年7月7日 自宅に向かって走行中AM 11時過ぎ突然、ハイブリッドシステム異常の警告灯が点灯しました。
急遽近くのディーラーまでUターンして入庫し点検をしてもらいました。エンジン出力の低下で警告灯が点灯したとのことで、原因として燃料供給やエアフローメーターなどの点検清掃で正常になり様子を見ることに。
ところがその帰り道、再びハイブリッドシステム異常が発生し今度はディーラーまで引き返す事も出来ず、完全に走行不能になりました。
早速ディーラーに電話して、積車にてクルマを引取に来てもらい、3日間程クルマはディラーに入院し修理対応になりました。ISC学習値をリセットなどでクルマは元通りに走行出来るようになりました。
ディーラーにて、ダイアグコードレポートとフレームフリーズデータを見せてもらった。
そして、7月27日今度はエンジン警告灯が点灯しましたが問題なく走行できました。
ディーラに連絡し原因究明と修理をお願いしました。このエンジン警告灯は、「P0171 リーン異常」で燃料補正量が+35%以上になったときに発生する。
この時のダイアグコードレポートとフレームフリーズデータ
この症状が出た場合の点検箇所は、燃料系統 バキュームセンサASSY フューエルインジェクタ詰まり ワイヤハーネスまたはコネクター(オキシジエンセンサ信号系統) オキシジエンセンサ エアフローメータ E.F.I.ウォータテンパラチャ 排気系統ガス漏れ とかなり多くて面倒である。
今回はエアフローメータの清掃確認を実施し様子見することにした。
7月31日再びエンジン警告灯が点灯、やはり「P0171 リーン異常」のダイアグコードであった。インジェクター、EGRの点検清掃をするため、Oリングやガスケットを交換するため後日実施することになった。
8月5日部品入荷でインジェクター、EGR等の点検清掃を実施のため7日までディーラーに入院となった。でもリーン異常は又再発した。
8月9日 次の手だてでO2センサーを交換したが以前症状は治まらない。そして8月19日 A/Fセンサーの交換を実施 やはり症状は治まらない。
「P0171 リーン異常」の症状が出てから、マイカーログのトリップデータを見ていると燃費が3~4割ほど悪くなったようである。リーン異常だから燃料の混合比は薄く、燃料を多く消費しているはずがないのだが、データ上では悪化している。
この事をディーラーの担当者に伝えた。いろいろ調べてもらったが、燃費が悪くなることは無いので、実際の走行距離と給油量で燃費を調べて見ることにした。結果、給油満タンで計算すると以前とほぼ変わっていないことが判りました。
9月5日 再びディーラーに入院し、今度は、フュエールインジェクターを交換することに。
「P0171 リーン異常」は、アクセルを踏み込んだとき、燃料を多く噴射し空燃比を濃くするように制御するが、何らかの影響で必用な燃料を噴射出来ないためリーン異常になる。又、マイカーログのトリップデータの燃費はこの制御データから計算されていて実際より多く噴射したようになっているので悪化したと見えた。
上のグラフは、インジェクターを交換する前と交換後の走行データです。
グラフの下の走行データでは、交換前で空燃比F/B値と空燃比F/B学習値の合計が45%を超えているためリーン異常が発生した。
グラフの上の走行データは、インジェクターを交換した後の空燃比F/B値と空燃比F/B学習値の合計が18%で正常となった。
結局フュエールインジェクターの不具合から今回の一連の症状が発生したことでした。
我が愛車 これで快適なカーライフを満喫出来る!
今回、フュエールインジェクターは、ディーラーにある同タイプのエンジン(廃車予定)の物と交換で費用ナシで交換していただいた。
儲からない仕事に長い間つきあってくださったディーラーのT氏に大変感謝しています。
ご無沙汰しております。
えらいことになったんですね~
なんとか原因究明できてよかったですね~
ブログの移転やクルマの状態などで、
なかなか挨拶が遅れました。
本当にご無沙汰しています。
新車を勧めることなく、原因究明と
対策していただいたのでディーラーには
感謝です。
はじめまして。
GAZOOから引越して来ました、
奈良県在住のSAI乗りです。
同じトヨタのハイブリッド車なので
興味深く拝見させていただきました。
ハイブリッドシステム異常から
最終インジェクター交換まで
2ヶ月もかかったのですね。
もっと早く分からなかったのかなあとも
思いますが
色々難しかったのでしょうね。
事例も少なかったのかな?
とにかく無事原因が分かり
直って良かったですね。
GAZOOブログで時々拝見していました。
コメントすることもなかったですが
今後ともよろしくお願いします。