ETC2.0の新しいサービスに関して、関係サイトを色々見ていて疑問の一つが解消しました。
来年度から導入予定のITSスポットでの双方向通信により渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇する措置のサービスを利用するには、現在DSRC対応車載器であればETC2.0対応車載器への再セットアップが必要ということです。
私の場合、昨年12月にプリウス号を購入した時に取り付けたITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプの車載器とT-Connectナビでは、VICS/ITSスポット設定のメニューの中に「ITSスポット走行情報のアップリンク」を「する」「しない」の設定項目があり「する」に設定する必要がありますが、それだけではダメで、ETC車載器を新たに再セットアップを行うことで新サービスに対応出来ることが判りました。
この事で念のためにディーラーに電話で確認したところ、やはり再セットアップが必要で約5分ほどで出来るとのことでした。
ETC2.0のサービスには、個人情報の扱いなど問題になりそうな事などありますが、利用者にとって有益になることを期待しています。
高速道路のSAで体験した「ITSスポット」では、残念ながら充実した内容とは言い難く、ETC2.0を普及するには今行われているサービスの充実にもっと力を入れるなど努力がいると思います。
ハード面はどんどん進化していきますが、そのハードを有効に使う為のソフト面や、ルールなどがハードの進化に伴っていないのが現状だと思えてなりません。
クルマは楽しいモノです。単に移動するための手段でなくクルマがもっと楽しいものにする為には、ソフト面の充実やルール、マナーの向上を願います。