旅行で行った南伊豆の
下賀茂温泉から修善寺方面に移動する途中で
土肥金山に立寄りました。
昼食をとった
磯料理の今津屋さんでも、ここに行ったらいいかもと進められました。
土肥金山は本館、坑内めぐり、黄金館、砂金館の4つのセクションに
分かれています。 外観を見るからに観光客無視の箱モノ系です。
お土産購入や食事が出来る本館は無料で入れますが、
ほかの場所を見るためには入場券を購入しなくてはなりません。
折角なので、840円の入場料を払って坑内めぐりをしてみることに。
土肥金山は建徳・文中・天授時代からはじまり、天正五年頃からは
本格的に金の採掘がはじまったそうです。
元和六年伊豆金山奉行の市川助衛門が没すると、その後、
土肥の金山は衰退し寛永二年には一時休山となる。
明治三十九年に外国人技師の手を借りて再び探鉱を行い成功し、
採掘が再開されたらしい。
そして昭和四〇年に鉱量枯渇のため閉山になったそうです。
坑内の造りを見学するのはそれなりに楽しいですが、
パンフレットに書いてあるように「蝋人形がリアルに・・」動いたりってのは
ちょっと違うような気が
坑内見学の次は黄金館で金山の歴史などに触れます。
そしてそこには、時価6億円の金塊が。
横にいた案内の人に「これって本物なんですか?」と聞くと、
あっさりと「本物ですよ」のお答え・・。
総重量250kg、高さ170mm 品位999.9の世界一巨大な金塊だそうです

厚いアクリルぽい素材の箱に入っているのですが、
穴から手を突っ込んで、金塊に触ったり、撫でたりできます。
力がある人は持ち上げてもいいんだと思うけど・・・。
こんな金塊、天地がひっくり返りでもしない限り、
自分のモノになることはないので、せいぜい撫で撫でして来ました
そんでもって、自分のためには↓250円の「金のうんこ」を購入。

これで、今年の株はうまく行くも決まった同然だ
6億円の金塊の隣に、もうひとつ3千万円の金塊もあったのですが、
こちらは総重量約12kg。
12kgって言ったら、私がタクシーでへーこら言いながら持ち帰った
バーベルの合計重量と同じ。 サイズは6億円の金塊と比べれば
可愛らしいもんだが、さすが片手じゃ持ち上がらない。
鉄だと同じ大きさで約5kgだそう。
あの坑内見学に800円ってのはちょっとないんじゃないの?って
感じでしたが、まぁ6億円の金塊に触れたからいっか。
ところであの6億円の金塊・・・世界一重いとは言え、
何でもアリアリのこのご時勢・・なんだかこの施設のセキュリティーが
とっても心配になってしまいました。 大丈夫なのかしらねぇ。
■チケット