GWの
旅行で群馬県の水上温泉へ。
ひょんなことからダムをめぐる旅になったのですが、
最初の計画では、こちらがメインだった沼田市玉原(たんばら)湿原です。
玉原ダムのすぐ近くにあります。
駐車場に車を止めて、しばらくアスファルトの道を歩くと、
湿原への入口があります。
探索のコースによって、5分ぐらいで回れるものから、
1時間以上かけて回るものまで何種類かあります。
色々な植物の群落があります。

まだシーズンではないので、今はまださびしい感じです。
シーズンの初夏には色とりどりのお花が咲き誇るのでしょう。
・・・っ言っても高山植物は結構地味目か。
ミズバショウ。 サトイモ科なんですね。

まだ咲ききっていません。ポツポツ・・・という感じ。
カヤツリグサ科のワタスゲです。 春なのに秋の風景見たい

7月ごろには、見なれたフワフワの姿になるんでしょう。
まだ、花が咲き始めたころ。
なんかまだ土筆みたいねぇ。
ユリ科のショウジョウバカマ

花言葉は「希望」だそうです!
湿原を歩くなんて、小学校中学年の頃、家族旅行で尾瀬に行って以来。
父親が若いころ仕事で尾瀬に随分通ったとかで、
夏休みの旅行で連れて行かれ、2週間ぐらい山小屋暮らしをした。
この玉原湿原同様、尾瀬にも歩行用に板が組んである。
子供だったからちょっと弟とふざけて、その板から落ちて
湿原に一歩踏み出したときの父親の怒りっぷりを今でも鮮明に覚えています
「お前は何をしているんだ


その湿原が今の状態になるまで何百年という年月が掛っているんだ


そのお前が無残にも踏んだ場所が元に戻るまで400年ぐらいかかるんだぞ

ど~するんだ


」
せめて、足がまだ小さくってよかった
うちの父親は、子供が勉強するとかしないとかには、
まったくノータッチの家族と交わらない典型的な昭和のお父さんだったのに、
自然、菌、DNAなどのまつわる事柄に関しての子供を子供とも思わない
激しいしつけっぷりは、未だに私の人格形成の根幹になっている気が・・・。
恐るべし、親の躾。
でも、玉原湿原で昔を懐かしく思い出し、
また尾瀬にも行きたくなっちゃった