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kill two birds with one stone で 目指せ 健康生活!

一石二鳥の人生を!と思いつつ、どうも無駄が多い人間の日々の出来事。食生活・体質改善に励んでます。

24-TWENTY FOUR-

2006年09月12日 | 書籍・CD・DVD
24 TWENTY FOUR のシーズン5、レンタル開始されましたねぇ。
ウワサでは今までで一番おもしろいとか。

2006年度のエミー賞受賞

シーズン5からでも面白いらしいけど、シーズン1から見ればなお楽しい。
なんて言ってる私は、まだシーズン1しか見てないのよね・・・。


週刊 24 TWENTY FOUR DVDコレクション
24 -TWENTY FOUR- シーズン5 DVDコレクターズ・ボックス
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星の時計のLiddell

2006年09月09日 | 書籍・CD・DVD
以前、手放したマンガに、内田善美『星の時計のLiddell』(全3巻)があります。

手放した後、何年経っても、時々ふっと読み返したくなるマンガでした。

しかし残念なことに作者の内田善美さんは1984年以降、作品を発表することを
止めてしまい、既存の作品の再版も頑なに拒否されているとのこと。

amazonのユーズドショップで何度かチェックしてたのですが、
なぜか第3巻が1万円近くする。 1、2巻は各2千円ほどなのに・・・。

なので他のネット古本屋でまとめ売りを探していました。

そしてつい最近、カエル書房に『星の時計のLiddell』全3巻 
なんと¥6000で売られているのを発見。 もちろん即購入しました。

『星の時計のLiddell』は私の少女期にとっても影響を与えたマンガです。
私にとっては、今まで読んだマンガの中でダントツNO.1です。

このマンガに出会って、このマンガをより深く理解したいがために、
普段の読書の幅が断然広がって行きました。
子供のクセに難解な本にも挑戦して、ほぼすべて途中で挫折しました

今読んだら昔と違う感じを受けるのでしょうか。 楽しみです。

物語は荘子の「胡蝶の夢」などがベースになったとても美しいものです。
哲学、宗教、心理学、物理学に文学・・・何かすべての学問と幻想の融合のような、
マンガの領域を超えた、素晴らしい文学作品です。


「ただゆっくり目を閉じて眠るだけさそれで俺は蝶だ
蝶の俺は二度と再び人間になった夢を見ないだけさ」

なぜ彼は狂わないのだろう

誰も見たりしないものを見
誰も信じたりしないものを信じ
誰も語らないようなものを語り

容易に蝶になってしまえる我が身を知りながら
こうも悠然と自然な仕草で 正気を保っていられるのか・・・

『星の時計のリデル』第2巻 より

次は、内田善美さんの『草迷宮・草空間』 を探して購入します


日本に居ない間にいろいろなものを処分されてしまった。

小学校高学年から大学卒業までつけていた日記、もらった手紙、
大好きな小説やマンガ。 
実家にモノを置いたまま、10年近くもふらついていたのだから仕方がない。

日記はどうにもならないが、どうしても手元に置きたい本やマンガは、
大人買いでまとめて買ったり、絶版になってるものは古本屋を探して
徐々に取り戻しつつありまっす。
コメント (4)
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『できる女はやわらかい』 林恵子著

2006年09月08日 | 書籍・CD・DVD
数週間前の週刊「東洋経済」の特集は“この経済本がすごい!!”
-81人のリーダーが選んだ必読の300冊-でした。 
何冊か気になる本があったので早速購入しました。

その中で、経済本ではないのですが、ライブドア社長の平松庚三氏が、
ご自身の娘さんと息子さん達のために、3冊もまとめ買いをしたと言う、
林恵子著『できる女はやわらかい』を読みました。

実は、東洋経済がこの特集を組んだ時期、仕事で厄介なゴタゴタを
抱えていた私は、相当カリカリしていました。

でも、この本『できる女はやわらかい』のタイトルを見たとき、
はっと我に返ったのでした。

私がこんなに眉間に皺を寄せ、“ムカついてまっす”オーラを放っていたら、
その仕事は上手く行くはずはない・・と、とても反省させられました。

amazonでオーダーし、本が届くまで、約1ヶ月程かかったので、
カリカリしていた案件は、何とか納まってしまったのですが、
せっかくなので読むことに


著者の林恵子さんは、カジュアル服の通販会社、日本ランズエンド社長。

その林さんの仕事術の本なのですが、仕事のノウハウと言うよりは、
著者のサクセスストーリー。
彼女の人生ストーリーに痛快さを感じたり、時には涙してしまったりします。

「できる女」はやわらかい―ラッキーサクセスの仕事術


林さんは大学時代落ちこぼれ(?)就職できず。
アメリカに渡って勉強をし直し、40歳で社長になるという目標を定め、
さまざまな会社を経て現在の社長という地位を得た方です。

スゴイな・・・と思ったのは、林氏が人生のポイント、ポイントで、
「こうなろう!」とか「こうしよう!」と決意し、それに邁進できるところ。
情熱的でとっても素直な人なんだろう。

それに、常に他人の視点で物事を考えられる所。

題名は「できる女」となっていますが、高みに上って行く人には
男女関係なく共通して必要な1つの資質なんだろうな・・・と思います。

そういう人間でありたい・・・と思っても、自分はなかなか真似できない
でも、何か善からぬ考えに囚われそうになった時、
読み返したら、考え方を改める切欠を与えてくれそうです。


因みに、週刊「東洋経済」の2006年上半期の経済本ベスト4は下記の通りです。
『日銀はだれのものか』
『ゴールデン・サイクル―「いざなぎ超え」の先にあるもの』
『ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する』
『ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する』
『日本経済の構造変動―日本型システムはどこに行くのか』
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『隠れた人材価値』  ピープルエクスプレスに似た会社

2006年09月04日 | 書籍・CD・DVD
『隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密』は、人間・現場を重視し
継続的に高業績を上げている会社の事例を取り上げ紹介した本です。

非凡な業績を上げる企業に共通する事・・・それは人材。
すべての社員の資質を十二分に生かし、激しい競争に勝ち抜き、
大きな業績を上げ続ける企業。

・・・どこかで聞いたことがあるような。

保有機わずか4機の地方航空会社だったサウスウエスト航空
どうして大きく成長できたのか? など8つの成功事例が紹介されています。

「似ていて非なる会社」という見出しで、クリシンでやったケース、
ピープル・エクスプレスも取り上げられています。

グロービスのクリティカルシンキングのDay6課題、ピープルエクスプレス航空
に泣いた私としては、非常に興味深い一冊でした。


隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密


トルストイの『アンナ・カレーニナ』の有名な一文
「幸せな家族はいずれも似通っている。だが、不幸な家族には
それぞれの不幸のかたちがある。」から取った教訓を
「アンナ・カレーニナの法則」というらしい。

幸せな結婚生活を送るためには実に多くの条件をクリアしなければならないのと
同様に、成功している組織についても同じことが言えるとという事。

事例として取りあげられている8つの企業が、共通してクリアしている
条件を本の中で明らかにしていきます。
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仕事中のBGM

2006年09月01日 | 書籍・CD・DVD
ビューティフル・ソングス~ココロ デ キク ウタ~

↑ミーハー心で買って、最近の仕事中BGMにしています。
ふっ・・と、現実逃避したい時に聴いてます。

例えば、なんか面倒くさそうな事を言われそうな雰囲気のとき、
ヘッドフォンの音量大にして、人の話は聞こえないフリしてます

同僚には「癒しを求めるなんて、ダメですよ!根性!」と言われ、
確かにこういうの性には合っていないのだけど。
な~んかハードに働くの嫌になちゃったモードなんだも~ん。

たまにはスローに行きましょう~よね。


全21曲
曲目リスト
1. ユア・ビューティフル / ジェイムス・ブラント
2. バッド・デイ / ダニエル・パウター
3. イット・ドント・マター / ドノヴァン・フランケンレイター
4. ユー・アンド・アイ・ボース / ジェイソン・ムラーズ
5. ザ・ワン・アイ・ラヴ / デヴィッド・グレイ
6. カム・オン / ベン・イェレン
7. ホリデイ・フロム・リアル / ジャックス・マネキン
8. ザ・クローゼスト・シング・トゥ・クレイジー / ケイティー・メルア
9. ホエア・トゥ・スタート / エリン・ルース
10. ホエン・ザ・ハートエイク・エンズ / ロブ・トーマス
11. ソングバード / オアシス
12. ザ・ブロウワーズ・ドーター / ダミアン・ライス
13. ステイ / リサ・ローブ
14. ナイトスウィミング / R.E.M.
15. ウォーキング・アウェイ / クレイグ・デイヴィッド
16. ユー・ワー・メント・フォー・ミー / ジュエル
17. ハレルヤ / キャスリン・ウィリアムス
18. ルック・ホワット・ユーヴ・ダン / ジェット
19. ピース・ビー・ウィズ・ユー / ボー・ヤング
20. フォロー・スルー / ギャビン・デグロウ
21. カンシオン・ミクステカ / おおはた雄一
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臨終

2006年08月31日 | 書籍・CD・DVD
中原中也 (1907-1937)

臨終

秋空は鈍色にして
黒馬の瞳のひかり
水涸れて落つる百合花
あゝ こころうつろなるかな


神もなくしるべもなくて
窓近く婦の逝きぬ
白き空盲ひてありて
白き風冷たくありぬ


窓際に髪を洗へば
その腕の優しくありぬ
朝の日は澪れてありぬ
水の音したたりてゐぬ


町々はさやぎてありぬ
子等の声もつれてありぬ
しかはあれ この魂はいかにとなるか?
うすらぎて 空となるか?


中原中也詩集
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女性の知らない7つのルール

2006年08月30日 | 書籍・CD・DVD
手放す本(備忘録)
2001年

女性(あなた)の知らない7つのルール―男たちのビジネス社会で賢く生きる法


【以下抜粋】 7つのルール

①できるフリをする
  ■確信がなくても自分のしていることに自信があるフリをする
  ■本当に必要なときだけ助言を頼む
  ■実績を自慢し能力を誇示する
  ■失敗を宣伝しない

②自分を強く見せる
  ■自分で権利を獲得する
  ■上司を頼りすぎない
  ■困っていても相手に悟らせない
  ■グチや文句を言わない
  ■自分なりの仕事ができるプロとして行動する

③つらくても継続する
  ■残業も割り切った考えをもつ
  ■顧客開拓やビジネス創造はそれ自体がケーム
  ■嘘も方便

④感情的にならない
  ■敵や同僚の意見は自分勝手に解釈しない
  ■顧客や目標に対して客観的になる
  ■怒る場合に時をわきまえる

⑤アグレッシブになる
  ■入るチームを選び、そのチームに選ばれるよう働きかける
  ■自分をハッキリ主張する
  ■興味のもてる仕事を自分から求める
  ■リスクを負う

⑥戦う
  ■正々堂々と戦う
  ■消極すぎず、また積極的すぎずにいる
  ■相手の弱みを見つけて攻撃する
  ■引き際を知る
  ■相手の顔を立てる
  ■寛大な勝者、潔い敗者になる

⑦真のチームプレイヤーになる
  ■服装も一つのスタイル
  ■チームメイトは助け合うもの
  ■常にチームに対して誠実でいる
  ■個人よりチームを優先する
  ■常に100%貢献する、または貢献しているフリをする


....男の人ってこんなルールに則って仕事してんの~?


原著
How Men Think: The Seven Essential Rules for Making It in a Man's World



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『ファシリテーション・リーダーシップ』

2006年08月17日 | 書籍・CD・DVD
今回は『ファシリテーション・リーダーシップ ―チーム力を最強にする技術』

          

前回の森 時彦著『ザ・ファシリテーター』に引き続き、ファシリテーションの
概要、流れを知るための読書です。

タイトルから、一般的なファシリテーション技術の本かと思っていましたが、
実はシックスシグマという企業変革手法を会社に導入するという視点から、
如何にチームをまとめ、プロジェクトを成功に導くか・・・

確かに原書の題名は『Six Sigma Team Dynamics』となっている。

そのために、ファシリテーション技術が必要になってくるという内容でした。
内容はほぼ会議進行などのノウ・ハウです。

中身は、小説と解説部分があります。
小説のお陰で、全体の流れも分かりやすく内容に入り込みやすいです。


ところで、シックスシグマってなんだっけ?

シックスシグマの創設者はマイケル・ハリー博士で、
ある工程ではを100万個製品を組み立てて3.4個のばらつき(不良品)が生じる。
『100万回作業を実施しても不良品の発生率を3.4回に抑える』ことへの
スローガンとして"シックス・シグマ"という言葉は使われ定着したそうです。 

企業の改革ツールとしての“シックスシグマ”は、モトローラが考案。
後にジャック・ウェルチ元会長がGEの革新的経営手法として、取り入れ、
脚光を浴びました。

シックスシグマの目的は「『顧客への提供価値と企業価値の最大化』が好循環する
経営を定着させること。」だそうです。

DMAICはシックスシグマで課題解決のために使用する思考プロセス・ツールです。
このDMAICをチームメンバーで共有することが、組織としての課題解決能力向上に
つながります。 しかしひとつの課題を1度考えてばいいのではなく、
常にこの5つのステップを繰り返すことで、環境の変化にも対応した継続的な
改革を目指すわけです。

それぞれの頭文字の意味は、
Define :定義  経営課題とVOC(顧客の声)を基に解決すべき課題を設定します。
Measure:測定  課題の現状を把握するためのデータ収集を行います。
Analyze:分析  データをもとに、課題の重要な要因を特定します。
Improve:改善  リスク分析、トライアルなどを行い、解決策を決定します。
Control:管理  解決策を現場に引継ぎ、定着させます。

日本で紹介されたのは1990年代後半とのこと。
東芝やソニーで導入されているそうです。

ちなみに「シックスシグマ」はモトローラの登録商標だそうです。
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『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ

2006年08月16日 | 書籍・CD・DVD
ブッカー賞作家 カズオ イシグロ著『わたしを離さないで』


日本生まれの英国を代表する作家、またまたお恥ずかしながら、
カズオ・イシグロの作品を読んだのは今回初めて。 

久しぶりに「小説を読んだ」という気分です。

物語は主人公 キャシー・Hの独白というスタイルで淡々と語られます。
前半はある施設、後半はその施設を出た世界が舞台です。

幼少期、少年期、青年期と成長し、その過程で一般的に誰もが経験するような
人間関係、心の葛藤などをキャシーの記憶として描いていきます。 
細やかな心理描写に一気に引き込まれます。

普通の話と言えば、普通の話・・・背景が非日常的なこと意外は。

わたしが子供の頃だったら、SFに分類されるのでは?と思うような作品ですが、
現代社会では「もしかしたらあり得るかも・・・」と、それが静かな恐怖心をさそいます。

特に第14章で、私がずっ~と不思議に思っていた事の真相(?)が語られる部分が
あったのですが、重要なことのはずなのに、深くもなく浅くもなく表現され、
その事を後に引きずらなかったことに関して、特にゾッ~としてしまいました。
(ワケ分かりませんよね。まぁ読んでみてください


「涙した」と言う人も多くいるようですが、私は読み終わった後に、
言葉では表現できない妙な気持ちと少々の恐怖が残りました。

物語そのものもさる事ながら、すばらしい翻訳(土屋政雄氏)で一気に読ませます。

毎度の事ながら・・・
本当に翻訳者って大切なのだなと思わずにはいられない作品でした。

『わたしを離さないで』
帯に因ると、『英米でベストセラーとなった・・・、発売後ただちに≪タイム≫誌のオールタイムベスト100に選ばれる快挙を成し遂げただけでなく、≪ニューヨーク・タイムズ≫≪パブリッシャー・ウィークリー≫≪シアトル・タイムズ≫≪グローブ・アンド・メール≫の主要紙誌においても2005年のベストブックの一冊に選定されました。 ・・・2005年に発売された英語圏の小説でもっとも話題になった一冊である。』 とのこと。


インタヴュー(文学界 2006年8月号)
       ↓
“カズオ・イシグロ/Kazuo Ishiguro『わたしを離さないで』 そして村上春樹のこと”
 
*これを読んじゃうと話の内容がちょっと分かってしまします!


ブッカー賞受賞作品(映画かもされています)。
『日の名残り』



日の名残り コレクターズ・エディション(映画)




アメリカ文学者・翻訳家の柴田氏がおこなったインタビュー集

これを機会にちょっと英米文学を知りたくなり購入しました。
ここに村上春樹が入っているのがすごいですね。
『ナイン・インタビューズ』


シリ・ハストヴェット
アート・スピーゲルマン
T・R・ピアソン
スチュアート・ダイベック
リチャード・パワーズ
レベッカ・ブラウン
カズオ・イシグロ
ポール・オースター
村上春樹
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『ガール』 奥田英朗

2006年08月10日 | 書籍・CD・DVD
結構話題になっていたが、タイトルからして「ギャルの話かな?」と勝手に
思い込んでおりました。 しかし、「つゆさんみたいな女がたくさん出てくるよ」と
言われ読んでみました 奥田英朗著『ガール』

30代働く女性が主人公の5つの短編集で、酒井 順子著
『負け犬の遠吠え』系のお話です。

「そのと~り」と叫びながら最後まで楽しく読ませていただきました。
この本が売れているというコトに、安心感と喜びを感じてしまう恐ろしさ。

30過ぎの独身女でバリバリ働いている、もしくはバリバリ働きたいと
思っていたらホボみなさん共感するのでは?
この手の本に共感出来なくなったら、ソレコソ女の終焉かも恐ろし~。 

『ガール』はこんな人に効くそうです。
●職場でナメられてる、と感じた
●親に結婚を急かされた
●若い後輩の肌つやに見とれた
●仕事で思わずたんかをきった
●ひとめぼれをした
●子どもの寝顔を見て、頑張ろうと思った
(amazonより)


ところで奥田英朗さんはあんまり読んだことはないのですが、
はじめて読んだ作品は『最悪』。 

まったく面識がない不幸な3人の人生がひょんなことから交差し、
更に不幸が加速していく話。 
内容は結構悲惨だが、文章がサラッとしているので軽く読めた。 
軽いノリの作品が多い・・・かな?

後は、伊良部先生シリーズと『マドンナ』ぐらいしか読んだことはないのですが、
こちらもどちらかと言うと軽いノリ。

今回この『ガール』を読んで「奥田さんは実は女性なのでは?」
という疑問が湧いてきました

『ガール』   


『ガール』の男性版。中年サラリーマンの悲哀をライトに描いた短編集。
帯のキャッチは「いかん、部下を好きになってはいかんのだ」だった(笑)
『マドンナ』  


奥田英朗直木賞作品(2004年)伊良部先生シリーズ第2弾
『空中ブランコ』
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『ザ・ファシリテーター』 森 時彦著

2006年08月07日 | 書籍・CD・DVD
最近読んだ本 森 時彦著『ザ・ファシリテーター』

         

きっかけは「ファシリテーターとは何ぞや」と言う疑問。

会議がスムーズに行くようにコントロールする人ぐらいの知識しかなかったので、
何か、簡単な本で概要が掴めるモノはないかな・・・と検索していると、
この『ザ・ファシリテーター』という小説仕立ての本にぶつかった。

36歳のマーケティング部リーダーの女性が、経験もなく部下も年上の男性
ばかりの開発センター長に抜擢される。

新しい部下を如何に率いて目標を達成するかというストーリーの中に
ちりばめられたファシリテーションのノウハウ。

ストーリーに臨場感があり、読み始めたら止まらない。
しかもとっても読みやすく、内容も分かりやすい本でした。

本の中に心理学者タックマンによるモデルが紹介されていました。

組織は

■形成(フォーミング)
 ↓
■混乱と対立(ストーミング)
 ↓
■統一(ノーミング)
 ↓
■機能する(パフォーミング)

組織は、上記のステップがあってはじめて機能するというもの。

今まで自分でが組織の中で経験した心理状態を考えても、
確かにこのステップを踏んでいる・・・て感心しちゃいました。

構成員の心理状態を常に把握して、いい方向に流れを作るテクニックは、
リーダーシップをとる人に必要不可欠でしょうね。

この本のストーリーのように、そう上手く物事を運ぶことは出来ないだろうけど、
ファシリテーションの概要を知るのにはピッタリかも知れません。

『ザ・ファシリテーター』

日本ファシリテーション協会


ところで、前期受けたグロービスクリシン。そのクラスメートが、
今期もバリバリ学んでいるのを時々耳にしなんとなく焦っている私

来期はまた何か受講しまっす
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広告の将来 『バズ・マーケティング』 & 『テレビCM崩壊』

2006年07月28日 | 書籍・CD・DVD
最近読んだ本2冊。

Mark Hughes著 『バズ・マーケティング』
Joseph Jaffe著 『テレビCM崩壊』

「もはやTVCMだけに頼って、そこに莫大なお金を掛けるのはナンセンス。
消費者はマーケターが思う以上に賢くなっている。」っていうこと。

これだけ常に情報に触れる機会がある現代社会。
消費行動も一昔前とは180度変化していてもおかしくない~。

それは自分自身のコトを見ても分かるもんね。
TVを観る時は、ほぼ100%同時にインターネットも見ている。

ついてるTV番組が全然面白くなかったり、TVCMになったりすると、
意識は自然にネットに集中。 

たま~に気になる広告を見ると必ず商品をネットでチェック。
他のユーザーがその商品をどのように評価しているか調べてみる。
ネットで検索するようになって、衝動買いは減った・・かも。

ネット上には"口コミ(と言う広告)情報"が溢れている。 信用できそうな
情報を求め、検索を繰り返す。購買行動に移すまでいくつのステップを
踏むんだろう。

そんなこんなしてるうちに、もうその商品は買いたくなくなっちゃったりする


ブロードバンド時代になって、どこでもかしこでもネットに接続でき、
欲しい情報を即座に得ることが出来るし、ネット人口も増えた。

そんな媒体を企業が放っておくワキャない。 しかも、
TVCMなんかより格安に広告が打てる。

広告代理店は顧客である企業にTVCMに代わるさまざまな広告のアイデア、
特にインターネットを使ったプロモーションを提供し始めてるし、
セミナーも積極的に開催して顧客囲いに必死。

でも結局、一番大切なのは、当たり前だけど、両方の著者も強調していた
「商品クオリティーの管理とCRMの大切さ。」

消費者からはモノを作って売る企業の姿勢が一番問われている。

「悪い噂」はネットを通じあっという間に世界を何周も駆け巡る時代。
みんな、いい話より、スキャンダラスな話題の方が好きだもんね。

もう消費者は騙されないし黙っていません
私も、消費者の立場だったらそりゃ~黙ってませんよ。

しかし・・・モノを売る立場に立つと・・・う~ん。  頭が痛い


バズ・マーケティング


テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
*ちょっと読みにくい。翻訳者と私の相性が悪い(笑)


■両書籍のかなで話題に取り上げられていたMacのTVCM
"Apple 1984 AD"

1984年のスーパーボウル枠に1度だけオンエアされたCM。
無名だったアップル社の認知度を一挙に高めました。
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『ストレスフリーの仕事術』

2006年07月03日 | 書籍・CD・DVD
ボ~っとしている間に、世間では色々なものが流行っている。

最近、とにかく物事に対してモチベーションを保つのは
難しい~と感じている私は、救いを求め本屋に出かける。

今回、出あった本は、本屋さんの何ヶ所にも平積みされていた
『ストレスフリーの仕事術』

人間が弱ってると、こういう本ばかり目に付きます。


David Allen 著で、どうも去年出た『仕事を成し遂げる技術』に続く
第2弾のよう。

ITを活用した仕事術として、彼が推奨するGTD(Getting Things Done)
=ストレスを感じさせない仕事術は、それを実行して素晴らしさを体感
している信者(読者?)によって、一種宗教のように世界中に
広まっているようだ。

なんと「GTD」は登録商標までされている!

最近米国ではこの“GTD”と、日常生活や仕事の方法を改善したり、
向上させるテクニック“LifeHackライフハック)”が注目を浴びているそうです。


『ストレスフリーの仕事術』を超要約すると、
『脳みそを記憶することに使っているのはもったいない。脳みそ頭の中を
空っぽにし、ストレスフリーの状態で、もっと独創的なことを考える
キャパを増やしましょう。そのためのノウハウのご紹介。』 です。

この『ストレスフリーの仕事術』の監訳者(田口元氏)は自らこのGTDを
実践しているらしい。 そんな氏が自作したCheck*pad
これはオンラインTO Doリストを管理できるツール。

物好きの私も、早速登録してみました。
しかし、リストする「やるべきコト」が見つからない・・・。

大した記憶力もなく、何も覚えていないのに、いつでも頭の中は
混沌状態の私には、どちらもあまり意味がない話かも


『ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則』



『仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法』
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企業家気質と 『天才と分裂病の進化論』

2006年06月28日 | 書籍・CD・DVD
グロービスクリシン。 最終Day6の授業を終えました。

最後の課題だった"ピープルエクスプレス(PE)"のケース。 PEの創立者である
ドナルド・バー(Donald Burr)は情熱的で強烈なコダワリ屋さんでありました。


 

企業家になり成功する人は強靭な意志や情熱はもちろんのこと、
一種独特なオーラを持っているような気がします。

このケースをやりながら、前に読んだ本を思い出した。
タイトルは忘れてしまったが、人間は「うつ気質」と「分裂気質」に分けられる
という仮説だったと思う。(今は「統合失調気質」と言わなくてはダメかな

クレッチマーは、気質を大きく3つの型に分類したけど、こっちは2つのタイプのみ。

「うつ気質」=思いが内に向っていて自己反省タイプ。
これはどちらかと言うと一般人。

「分裂気質」=思いが外に向っている人たち。
そして、何かを生み出す人には「分裂気質」の人が多いと言う本だった。
「気質」なので、病気というわけではありませんよ。


分裂病は、数年前に統合失調症に名称が変わりました。

この病気は、原因がまだ解明されてませんし、
遺伝とは関係ないと言っている学者も多くいます。 

でも、多くの著名な学者や芸術家には、統合失調症(分裂病)の
近親者がいるのも事実です。


統合失調症の遺伝子を持つ人の何%が病気にかかり、そのうちの何%は、
芸術的才能や独創的なアイデア、また尋常じゃない強靭な意志や行動力を
持つことがあるのでは・・・という説もあります。

狂人と天才は紙一重というのはこのことなんでしょう。


「何かを生み出す」とはすごい行動力と集中力が必要だろう。
そして、たくさんの困難にも遭遇する。

ましてや人をたくさん動かす必要がある企業家は、さまざまな難問に直面する
たびに自己反省ばかりだったり、周りの顏色ばかり見ていたら物事が進まない。

計画も最初の理想とはかけ離れたものになっちゃいそう~。
(政治の世界でよく聞くような話・・・


ドナルド・バーが「分裂気質」かどうかは分からないが、PEのケースを読みながら、
「有名な企業家になる人って独創的なアイデア力、神をも恐れぬ強靭な意志や
スパー行動力など共通点があるのかなぁ・・・」

それは、一般の人間のそれとはちょっとかけ離れる・・・なんて考えてしまいました。


何年か前に読んだ『天才と分裂病の進化論』

英国分裂病協会顧問の著者が人間の進化と統合失調症(分裂症)の関係や、
天才と名門家系に共通して発生率が多いと言われている統合失調症(分裂症)と
の関係・・など

天才を創り出す脳の神秘と可能性を、著者独自の仮説で大胆に解き明かす
サイエンス・ノンフィクション。

信憑性はどうか分からないけど、読み物としてはとても興味深かったです。


『天才と分裂病の進化論』


2002年に日本精神神経学会により、分裂症の名称は「統合失調症」に変わっています。
上記の本はそれ以前に出版されている作品です。
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『鏡の法則』 

2006年06月26日 | 書籍・CD・DVD


巷で流行ってる幸せ成功力コーチ野口さんの「鏡の法則」。
読んだ人9割が泣くと噂の実話がから生まれたストーリー。

(原文は→幸せ成功力コーチ野口さんのHPからダウンロードして読めます!
泣いてみたい人は是非どうぞ)


「9割が泣いた」と聞くと、絶対に読みたくなくなる。

でも流行ってるので読んでみました!
勿論、ハンカチを用意して。

物語は約2万字。所要時間は7~10分程度。
泣けなかったよ~。 とても当たり前の話だった。

ほんとうに9割が泣くかな?
こんなことに簡単に感動しちゃう?

最近、涙を流してストレス発散とかよく言われているけど、
「感動」ってそんなに簡単に出来るものではないと思うんだけどな。


   本にもなっています。
       ↓

『鏡の法則』


コメント
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