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土の上にも三年

農への道

「日本は一つ」の罠

2011-04-26 11:05:11 | とんでも日記(社会系)
前記事読んでいただければ、「日本は一つ」という表現はよく考えて使わないといけないなぁって気がしてきません?

一丸となるべきは漠然とした「共通項」だけに留めるべきだと思うんですね。

でも原発反対に動いたネットの書き込みを見ると、「今こそ日本は一つになって原発を無くすべき」なんて書いてる人がいます。

書くことはいいと思います。

でも、仮に原発を無くさないという考え方の人に対して「非国民」とか「未来が見えていない」とか考えるなら、賛同し難いです。

多様性を否定し少数意見を葬り去る意識は非常に危ういと感じます。

「日本は一つ」の使い方を間違えば、一丸となって戦争も起こせちゃうんです。

戦前の日本ってそうだったでしょ?

まさしく「日本は一つ」を取り違えた結果です。

戦争の是非ではなく、そうした一様の流れは、振り替えって間違いだったことに気付いた時、大変大きな傷痕を遺すんです。

原発賛成・容認が主流だったから、いま傷痕に苦しむんです。

渦中にいたら分からないんです。

その“正義”が将来的に覆される可能性に満ちているんです。未来は。

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