土の上にも三年

農への道

イヤー、タノシミダナー

2012-05-24 22:47:20 | どうでも日記(雑記系)
久々登場「ナニガシさん」。ナニガシさんには熱烈なファンがいて、「“ナニガシ”のクダリが面白い」というリクエストに応えての登場だ。

いまTさんと共同で取り組んでいるプロジェクトは、ひとまず一応のスタートラインには立てた。契約にならなければプロジェクトもへったくれもあったもんじゃない。

内心ホッとし、内心気が重いTさん。プロジェクトなんて書いたけど、まあある意味プロジェクトには違いないにせよ、会社の感度が低いのは“プレ・プロジェクト”に大きなマイナスである。

プロジェクト以前の問題なのだ。


仮に構想があったとする。しかしそれを実行するハードもソフトも実力未満であれば、構想自体が宙に浮く。ファミコンにはファミコンなりの良さもあるが、世の中が求める構想はファミコンにはもはや荷が重すぎる。そんな感じ。

チェーンはチェーンに組み込まれている断片によって効率化している。視点が変われば非効率にも見えるが、断片同士がチェーンを効率だと言えば、効率化しているのだ。

出来の悪いシステムには出来の悪い断片がお似合いだ。それは「出来の悪いシステムの中の最良」である。

そもそもファミコンは時代遅れだよね、といわれると、ファミコンに組み込まれた周辺機器(断片)は存在出来なくなるから必死なわけだ。そのため、ファミコンはファミコンなりに最高のコストパフォーマンスを叩き出そうとする。


すると、「イヤー、タノシミダナー」という棒読みが生まれる(笑)


ナニガシさんがそう言った。心にも思ってない、のではなく、心から思っているのだろう。でもファミコンだから棒読みになる。感情豊かに肉声をしゃべるプレステにはなれない。

楽しみだと思うよ。だって大した労を使わずに乗っかれば、俺とTさんのラインに乗れるんだもん。こんなに美味しい話しはない。だから挙手した。

本当なら挙手したくない。しかし挙手しないと余計に辛くなる。単にファミコンがプレステ(※ちなみに俺とTさんは“プレステ”で、世の中は“プレステ3”だ)と抱き合わせ販売されることになり、手を挙げただけ。厳しいな俺(笑)


白々しいんだよね。今までだって挙手するタイミングはたくさんあった。その案件に対して「タノシミダナー」と言うなら、いくらでも楽しめた。にもかかわらずやらなかった。

つまり案件が楽しみなんじゃない。汚ない男じゃのー。

楽しみなのは時代のうねりに乗れること。


しかし逆に言えばかわいいところでもある。「俺だって一緒にやりたいよ」というアピールだろう。屈折してるけど(苦笑)

彼は彼なりに、彼なりの内省をはかっている。およそ俺やTさんとは違う方角からのアプローチだが、向かう方向を補正しているのだろう。

俺もTさんを少しでも見習い、ナニガシさんに問い掛けてみる。今日は別件でやってみた。


相談内容はこうだった。「○○くん、これどうすればいいかな。」

内容が分かりにくいな(笑)

何て言うか、ナニガシさんは「とりあえず適当に処理してやり過ごすしかないかな。」という相変わらずな結論を出すんだけど、俺にはそんな結論が信じられない。

俺的に考えて、それをやるなら「うちは実力がありません、ごめんなさい。」と言うのが常識的な対応だろう。

顧客の求めるものに対して誠意を尽くすには、時に自分たちでは手に負えないことを正直に言うことでもある。

しかしそれだけでは成長しないから、多少の見栄で「ぜひやらせてください」と伝え必死こいて思考するのが企業だろう。企業はプロだ。プロは水面下で足掻く。


なのに、適当に処理してやり過ごすって案がどこから出てくるんだ(笑)不思議でならない。

とりあえずは「うーん、そうですねぇ…」という適当な相槌とも思案中とも取れるリアクションをして一旦離脱。耐えられん(笑)

で、しばらく間をおいてから、「ナニガシ課長、やるなら是非やらせてください、でもダメだったら勘弁してください、って言った方がいいんじゃないかと思うんですよ。」と穏やかに爽やかに、ちょうど口の中の肉を噛んだ時のような顔で言った。どんな顔してんだ!

普通に言った。普段と同じに言った。「おはようございます」と同じように言った。

「それが出来ないなら最初から断った方がいいと思いますよねー?」おうむ返し。ナニガシさんの「本当なら断りたい」という言葉を引用。

そして答えを求めず颯爽と去る。ちょうど口の中の肉を噛んだ時のような顔をして。ダメじゃん!


なんの話だっけか。


そうだ、明日の晩御飯の話だ。明日はカレー。

カレーには福神漬け。

彼にも福神漬け。俺は福神漬けになろう。無くてもいいけど、あると少し引き締まる、そんな福神漬けに私はなりたひ。

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