土の上にも三年

農への道

メモ3

2011-07-31 04:14:18 | メモ
3.3/143.3=0.023028611
3.224/143.3=・・・・・・・・・・・・・・・・
3.149・・・・・・・・・・・・・・・・
3.077
3.006
2.937
2.869
2.803
2.738
2.675
2.614
2.553
2.495
2.437
2.381
2.326
2.273
2.220
2.169

あそうだ。エクセルで計算すればいいんだね。



ざざーっと計算してもらうと半減期が30日なのはこういう計算で出すのだと分かった。

ついでに1/10と1/100になるまでに要する日数も出してみた。

 



セシウムがカリウムの一部を置換しているとされている。

生物学的半減期がカリウム40とセシウム137で大きく違う理由はなんだろうか。

一番大きいと考えられる要因は、もともと人体に含まれるセシウムの量と、日々摂取するセシウムの量だろうか。

人体には6mgのセシウムがあるようだ。

普通は0.03mg/day摂取するらしい。

ここから先ほどの計算と同じようにしてみると、



139日目でセシウムは0.015を下回った。

この計算が正しいのなら、セシウムの生物学的半減期は139日前後だろう。

なぜ前後かというと、セシウム137自体の半減期も30年であるとは言え考慮しなければならないからである。

また、この計算はセシウムを摂取した場合に速やかに10%ほどが排出されるという計算を度外視している。

更に言うと、骨に10~50ppb(ppb=10億分の1)取り込まれるものも計算に入れていない。

摂取したセシウムが体内で一様に広がり、体内のセシウム量は常に一定で、新たにセシウムが摂取されると摂取した分だけ排出されると仮定した場合の計算になる。


http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41163&media_type=wb

こちらの審議の1時間7分くらいから始まる唐木英明氏の動画を観ると、セシウム137は膀胱に影響を及ぼすと言われている。

尿で排出されるため一時的に膀胱に尿が蓄積されるからだろうか。

なるべく尿をこまめに出すことは有効な手立てにはならないだろうか。


いずれにしても、一般的に言われているセシウム137の生物学的半減期70日は、もしかしたら間違っているかもしれない。

セシウム134の生物学的半減期で考えたほうが良さそうである。


http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-04-11

侵入した137Csが人体内にとどまる時間を生物学的半減期で表すと、日本人成人男子では平均およそ90日であり比較的短い。体内量の推移は排泄量と摂取量との差で決まる。排泄量は生物学的半減期と体内量で決まり、生物学的半減期は摂取量と比較すると安定しているので、体内量の推移は摂取食品の汚染状態の推移に類似した経時変化を示す。


この部分でも言えることだが、やはり摂取する量や体内にある量によって排出量が決まるようだ。

おそらくとしか言えないが、人体にある6mgを上限とするなら、セシウムを摂取して6mgを超えた部分が排出量になる。

仮に通常摂取されるというセシウム、0.03mgを摂取しなかった場合、セシウム137は排出されない可能性も考えられる。

実際のところ食品にはどの程度放射性ではないセシウムが混入しているのだろう。

調べても出てこない。

ただ、カリウムを多く含む食品にセシウムも含まれるということのようではある。

今のところはカリウムを多く含む食品は汚染されていない地域の食材を選択することが良さそうだ。

カリウムは腎機能障害のある人や特別な病気のある人ではない健康体であれば過剰摂取による害はないようなので、眉唾物ではあるにしても何もしないよりはやっておくと良いのかもしれない。


まぁ今更なネタでしたが、生物学的半減期の計算方法が確認出来たからよしとします。


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