からくの一人遊び

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Kylie Minogue & Nick Cave - Where The Wild Roses Grow (HQ) (NO Ad)

2020-09-07 | 音楽
Kylie Minogue & Nick Cave - Where The Wild Roses Grow (HQ) (NO Ad)


殺人者の歌。身の毛もよだつ歌詞ではありますが、「美女と野獣」にはぴったり。

悪趣味な内容と Nick Caveの声がよりこの歌詞の主人公の執念深さを色濃く出している。

“The Willow Garden”という古いフォークソングが元になっているようだが、中世なのかは分からないが、その頃のイギリスの香りがそこはかとなく感じられる。

※因みに Nick Caveはオーストラリアのシンガー。

マグースイム「ヤング・フォークス」PV+TVSpot(1997)


1960年後半から1970年代初頭に流行っていた昭和歌謡風味の曲。

「バスストップ」の平浩二あたりが歌えば、いいかもね。

※石橋正次?あるいは島倉千代子でもいいかも。(´艸`*)

Sunny Afternoon (Live on A Whole Scene Going, 1966)


少し、古い物語系のフォークソングのような曲であるが、さにあらず。

税務署と成り上がりの没落した金持ち、1960年代のイギリスを背景に皮肉った歌である。

一時期日本もこんな状況だったな、と思い当たる。


浜田省吾 『片想い (ON THE ROAD "FILMS")』


何回かここで書いたかもしれないが、昔吉田拓郎のバック・バンドに「愛奴」というバンドがいて、そのバンドのドラマーが浜田省吾だった。

拓郎と浜田省吾は同じ広島の先輩後輩な訳で・・・。

拓郎はボブディランで浜田はビーチ・ボーイズ&モータウンサウンドの影響を受けているが、偏見であるかもしれないけれど、何故広島のミュージシャンはアメリカンミュージックに影響された人が多いのだろう?

勿論矢沢永吉のように、ビートルズに影響されたミュージシャンもいるのだけれど、彼にしたってキャロルでやっていたのはアメリカンロックンロールの方が強い感じだし、ソロになってからはどちらかというとウェスト・コーストミュージックだし、奥田民生もソロになってからは乾いたアメリカンミュージックの要素の方が強いような・・・。

もしかして、FEN(米軍極東放送網)の影響?

それだけではではないよな・・・、FENなら私の住んでいる地域でも電波は届いていたし中学・高校の頃はよく聴いたし。

基地があって、音楽にしても文化にしても流行にしても「アメリカ」に触れる機会が多いから?

これが一番妥当な答えなのかな。

コメント
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