「てぶくろの秘密」が、とうとう明らかになる時がやって来ました。
みんなドキドキしながら田中さんの 言葉を待ちました。
「子どもたちは 絵を読んでいます。
絵と文章が結婚して、絵が一緒になってお話が進むのです。
さあ、絵をよく見て下さい。
まずてぶくろに
1、はしごがついた
2、玄関の扉がついた
3、ベランダができた
4、窓があらわれた
5、えんとつから煙が出た etc
これにより てぶくろは家になったのです。
てぶくろが家になったから、熊が入っても大丈夫!
これが、てぶくろの秘密。
そして、ラチョフという人のすばらしいところなのですよ。」
そういして田中さんは、もう一度、「てぶくろ」の絵本を
見せてくださいました。
さあ、みなさんも 「てぶくろ」を開いてみてくださいね。
そして あっ、と思ったこと。
お一人お一人心に芽生えた感情を
大事に育てて下さいね。
このほかにも田中さんがお話して下さった本を
御紹介いたします。
「ぐりとぐら」
「ガンピーさんのふなあそび」
「おかあさん」
「おかあさんの誕生日」
「はなのすきなうし」
「ガンピーさんの・・・」はおはなしのとぴぱらさんが、
「おかあさん」「おかあさんのたんじょうび」 はししょさんが
読み聞かせをしてくださいました。
とてもとても楽しくてためになる講演会でした。
もし、もっとくわしいお話を知りたい方は
どうぞ、ご一報くださいませ。
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2時間におよび講演会は、おとなにとっては真剣そのもの。
でもね、子どもたちには ちょっとそわそわ。
ここは 幼児用のプレイルーム。
たくさんのおもちゃを背に、黙っていられるわけがありません。
わぁわぁと個々にさわぎまくるお子様たちを、
やさしく 上手に綾してくださったのが
わかめ嬢 と えのき嬢。
おもちゃを奪いあい、テリトリーを主張し、
威嚇したり叫んだりする 小さな子の相手を
根気よく続けて下さいました。
子連れの大人たちは、・・・・・。
頼れるお姉ちゃんがいて、
楽しい講演会が目の前にあれば・・・、
いわずもがなですよね。
帰るとき、みんなが二人にお礼をいって
頭を下げて帰って行きました。
ほんと、すばらしいかわいい保育士さんでしたよ。
ふたりとも、ありがとう!
とってもとっても助かりました。
ただね、もし、別の機会にがあったとき
「今日はぜひ、お話を聞きたいの。」 とか
「今日は小さな子をあやす気分じゃないわ」 って
おもったら、遠慮せずに大人にバトンタッチしていいからね。
決して無理はしないでね。
絵本好きのかわいい姉妹さんへ
絵本好きの親たちからのお願いでした。
つる茶が二人の背中を見ている事を祈りつつ・・・
今日はこれで 筆をおこうと思います。
ふたりとも、本当にありがとう!!