秋田 子ども図書館 がんばれブログ

秋田イトーヨーカ堂子ども図書館が閉館することになりました。すばらしい司書さんと蔵書を子どもたちに届けたいです。

たくさんの出会い~全国のこどもとしょかんのみなさまへ

2009年11月25日 | ぼくの子ども図書館

 先週末、児童会館へいってまいりました。
ゆっくりと 本を見渡していると 書架の陰にふなっぴーくんがいました。
ふなっぴーくんとお母さんは、子ども図書館応援団でした。
月一度の行事のたびに出会っていました。
でも、たくさん話すようになったのは、児童会館にきてから・・・です。
そういえば、Mちゃん Miちゃん 親子とお話するようになったのも
この児童会館の図書館でした。、
C子ちゃん親子とは、イベントごとに顔を合せ、
お互いの育児について 笑いあったり共感したり・・・。
帰り際に もともとスタッフさんのSさんにお会いできてうれしかったです。
日によって K子先生やなっぴさんにお会いできたりします。
(とぴぱらさんと司書さんのことは、自主的におっかけております。
 この図書館は、絵本好きの人たちをつなぐ 場になってきたのですね。

 この日は、新しい出会いもありました。
図書館内で赤ちゃんを抱いて、きょろきょろしているお母さんに
声をかけたところ、やはり、初めてここをおとずれたとのこと。
「ここの司書さんの絵本読み、はまりますよ!」と勧誘し、
ししょさんを紹介。
ししょさんが、あかちゃんとつる茶に
読んでくださった本は 「がたんごとん がたんごとん」

  がたん ごとん のせてくださ~い ♪
ながれる声に、そのお母さんの目が輝くのを、見逃しませんでした。
最後には 「また、お会いしましょうね!」 とお話しすることができました。

 秋田にきて4年目になりますが、
去年までは 友人知人は階無に近かった毎日でした。
(しょっちゅう実家に帰っていたような・・・)
でも、今は
子ども図書館の閉館から始まったとしか思えない
すてきな すてきな 交友関係が
 つる茶親子の周りに展開しております。

好きなものを 守ること・その活動に参加して
ほんとうによかったと 思っています。

だから・・・、
各地で ご自分の子ども図書館のために活動なさっているみなさんへ。
すでに オープンした加古川のみなさんも、
おはなし会などの企画・運営を展開している
郡山・沼津さいたま・浜松のみなさんも
署名活動をがんばってらっしゃる堺・福山のみなさんも

走っている時は気がつかないかもしれませんが
一年後に振り返ってみると、
自分の周りに宝物のようなつながりが
できているかもしれません。
大事に大事につむいでいってください。

そうそう、なぜ一年後なのでしょうか?

実は、一年前の昨日、11月24日には
秋田の子ども図書館応援団主催 
第一回 「たまるおねえさんの絵本の時間」が、
おこなわれた日だったのです

  
写真は ぷーさんをおんぶするつる茶。
うしろは ししょさん


全国でおはなし会がおこなわれています!

2009年11月03日 | 全国の子ども図書館閉館

 全国の子ども図書館のブログを拝見すると
アンケートをあつめたり 嘆願書を提出したり、と
とても頑張っている様子がうかがえます。
今日はその中で、とても うれしくて微笑ましい記事をご紹介します。

  子ども図書館閉館後の
第一回おはなし会の報告記事です。
 
浜松 子ども図書館応援ブログ→ こちら
郡山 子ども図書館応援団→ 
こちら

 初めてのおはなし会。
子ども図書館が大好きだった子どもたちは
きっとすっごくすっごくうれしかったでしょうね!! 
企画・運営をなさってくださった応援団の方々、
成功おめでとうございます。そして、おつかれさまでした。

せっかくなので、なつかしい 秋田のおはなし会の過去記事に
リンクをはってみようと思います。
なつかしいとはいっても、これは今年の1月のお話。
そのときは、秋田だけの閉店でしたから
童話屋の田中社長さんと みらいななさんが
応援にかけつけてきてくださった・・・、そんな おはなし会でした。

秋田の方へ
数年前のような今年のおはなし会の思いでを、楽しんでください。

全国の応援団の方へ
ゲストを招いたときの おはなし会の様子
飾り付けや プレゼントなど、参考になれば幸いです。

 第二回 たまるおねえさんのおはなし会
→ 報告記事 
No.1
          No.2 


とぴぱらさん大好き☆

2009年11月02日 | 全国の子ども図書館閉館
 日曜日、児童会館・けやきシアターにて行われた
フォーラム『本と出会う』 
とぴぱらさんのお話を聞きたくて参加しました。
会場では、顔なじみのC子ママさんとC子ちゃんにおあいできて
とてもうれしかったです。
つる茶もうきうきしていました。

さて、フォーラムには5人のパネリストさん達。
高校生から書店の社長さんまで多彩な顔ぶれです。
みなさん、とても真剣に、御意見を述べて下さいました。
主なテーマは 秋田の子どもたちと本を
たくさん触れ合わせるにはどうしたらよいのか。

その中で、子どもと本を触れ合わせるには
家庭での読み聞かせが、とてもとても大事である
と言うお話がありました。

こういう趣旨のお話合いなので、本は良いものだ、
と考えるのはあたりまえですよね。

でも、私は悩んでいました。

今、幼い子を持つお母さんたちは
「絵本の読み聞かせは子どもにとって良い!!」と信じています。
だから、机に座ってページをめくる子どもを見れば
「えらいね。」
といってくれます。続いて
「いいなあ、うちは全然読んでくれないのよ」
と真剣な顔でおっしゃいます。

それってつまり、絵本読みが
お母さんたちにとって プレッシャーになってるということ・・・?

じゃあ、「絵本」が良いって、どういうことなの?
フォーラム終了後、ししょさんのいる図書室で
とぴぱらさんにうかがってみました。
そうしたら、素敵な書き込みを頂きました。

さあ、どうぞご覧下さいね

→こちら



とぴぱらさん 大好き2

2009年11月02日 | 全国の子ども図書館閉館

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絵本は楽しい、でも絵本じゃないものも楽しい
 
おはなしのとぴぱら

2009-11-02 08:44:28
 つるちゃん、Mちゃん、絵本の世界をうんと楽しんで、よかったね。
 好きなことは楽しい。好きなことはいっぱいしないとね。
確かに、それを教えてくれたきっかけは、
司書さんだったり、おかあさんだったりするよね。
同じものを楽しむ大人が周りにいてよかったよね。
でも、いなかったら、好きになれないかというと、
別にそうでもないのじゃないかとも、思います。

 実は、昨日、図書館関係のイベントが
児童会館のホールとロビーであって、
馬頭琴の演奏もあって、とても楽しかったです。

 そこで、話し合われたのは、子どもと本を出合わせるには、
どういう方法が一番いいか、みたいなことでした。

 そう、万全の体制で本を薦めてあげたら、
たぶん半分以上のお子さんは、
本を手にして、楽しんでくれるでしょう。

 でも、とぴぱらは、娘に毎晩、絵本読みを楽しみにしてましたが、
娘はあんまり楽しみにしていませんでした。
 娘の一番のお気に入り絵本?は
「東京ディズニーランドレストラン総ガイド」という、
ミッキーミニーバージョンのホットケーキやらアイスやらが
次から次へと出てくるガイドブックでした。

 私も友達も、毎晩のおはなし、を楽しみにしてたのに、
息子が持ってくるのはウルトラ怪獣大図鑑だと嘆いていました。

 絵本読みをすれば、かならず好きになる、と
まるで好きじゃないのは、親の責任みたいに言うのはどうかなあ。

 じゃあ、子どもの食べ物好き嫌いなんて存在しないよね。
大人がおいしそうに食べたり、進めたりしたら、好きになるのか?
いやいや、お子さんの個性は、そんなにやわじゃありません。

 親はただ、お子さんの好みの壁の前にむなしく撤退するのみ。

 絵本読みも同じです。
好きになるチャンスを多くあげても、
好き嫌いをコントロールできるもんじゃありません。

 また、たぶん全然絵本読みなんかしなくても、
大好きになるときは、大好きになります。

 もしも、負担に感じるほど、絵本読みが強い流れになってくるなら、
へそ曲がりな私は、流れの中で
おおきな岩になって、
邪魔しようかななんて思ってます。

 お子さんが、外遊びが好きなら、お外へ、
音楽が好きならコンサートや楽器屋へ、
お料理がすきなら、お台所へ、
電車がすきなら踏み切りへ行きましょう。
楽しく遊ぶ場所、いっぱいいっぱいありますから。

 んで、もしも、絵本が好きなら、図書館ももちろん、
楽しく遊べる場所ですよ。

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