「てぶくろ」の余韻にひたっている大人たちがいます。
「読み聞かせまでしてくださるのね・・・。楽しいわ。」
なんて思ってるのでしょうね。みんな笑顔で、田中さんの次の言葉を待ちます。
「では、 こんな小さな手袋に、ねずみ・かえる・・まではわかりますが
大きな動物たちまで入ってしまったのは なぜでしょう?」
へ?
なんのことですか?
まず、質問の意味を考えること、30秒。
手袋に大きな動物たちが入ってもおかしくないと、私たちが認識している
理由は何ですか?ということらしいのですが・・・。
きがつくと田中さんはマイクを持ち、身を乗り出して
聴衆席ににせまってきています。
「じゃあ、お父さんたち、順番に答えて下さいね。」
つきつけられたマイクを振り払えず、言葉に詰まりながらも
みなさん一生懸命にそれぞれの考えを絞りだします。
パパ1「動物たちが 工夫して、手袋をおおきくなるようにしたんだと思います。」
田中さん「どういう工夫?」
パパ1「・・・・。」
パパ2「弱肉強食の生き物がなかよくしているのがいい所だと思います」
田中さん「では、どうして手袋の中にはいっちゃったのでしょう?」
田中パパ2「・・・・。」
田中さんは追及の手をゆるめません。
パパ3「絵本は子どもが見るものだから、架空の世界が許されるのでしょう」
田中さん「ほほぉ?みんなが仲良くすれば無理も通ると?」
パパ4「前のページでは入れない大きさの手袋に、
次のページでは入っているという事実に 子どもがほっとするのでは?」
田中さん「だから、どうして手袋に入っちゃえるんですか?」
パパ達は返事に窮してタジタジ・・・。
あの迫力・・・、思わず目が合わないように下を向いてしまいました。
(先生にあてられたくない授業のようデシタ)
イケニエになったパパ達に後ろで
安堵のため息をついていたママ達が
きっと いらっしゃったと思います。
さて、いよいよ次回、「てぶくろのにひみつ」が明らかになりますよ!
続く
あてられたくない 授業中の お子ちゃまのドキドキ感も なつかしかったですf^_^; 子ども図書館に 遊びに いくようになり 子どもと一緒に 絵本読みを 聞かせて もらうと 本当に 読み聞かせ のステキなことに 気付かされました。 よんであげる時は じっくり 絵 をみることが 出来なかったかも。
田丸さんの あたたかい 声を聞いて 絵本に くいいる子ども達の気持ち が わかりますよねo(^-^)o
そういえば おととしの クリスマス工作会の日に 田中社長さんが 「実は絵本は絵のほうに 言わんと するものが あったりするんですよね。」とお話してくださってた事を思いだしました。
フフフ 楽しい 記事を いつもありがとうございます(∪∪)。。
てぶくろ型トンネルになっているから。
前から見るとてぶくろ型入り口ドア
横から見ると…どど~ん!!
全長100メートルのトンネルなのねん。
だめ???
私は、「物語なんだから、あたりまえなんでない?」なんて、夢のないことを考えていました。
だって・・・。
アンパンマンのやなせたかしさんが言ってたんだもん。
「メロンパンナはパンだけど、おねえちゃんのロールパンナがパンじゃないのはなぜですか?」
って質問に、「ファンタジーの世界だからいいんです。」って。
なっぴさん、記事にもかきましたが、すばらしいお嬢さんたちに 本当に助けられました。
私もこんな風に子育てできたらいいなぁ。
10年後が楽しみ・・・。