秋田 子ども図書館 がんばれブログ

秋田イトーヨーカ堂子ども図書館が閉館することになりました。すばらしい司書さんと蔵書を子どもたちに届けたいです。

たまるおねえさんと図書館

2009年03月30日 | Weblog

 たまるおねえさんが 4月から県の子ども読書支援センターに
配属されることが決まりました。

  くわしいことは、子ども図書館応援団のまとめ役をしてくださっていた
おはなしのとぴぱらさんのブログ→
こちら
を、どうぞ、ご覧ください。とてもわかりやすくかいてくださっています。

  次回の工作会を最後に 応援団はいったん解散するのですね。
全力疾走の半年間。
やっと ゆっくりコーヒーが飲めるかな・・・、というところでしょうか。


 それに伴い、今、このブログの存在意義を考えています。

 「 子ども図書館がない期間、たまるおねえさんと利用者さんをつなぐこと 」 

 それが、このブログの目的でした。
 
 今、たまるおねえさんが司書として働く場所が 保障されました。
そのことは、とてもうれしいですね。

でも,

たまるおねえさんの働く環境
・・・たとえば 「たまるさんに必ず会えるばしょ」
                 「たまるさんに絵本を読んでもらえるばしょ」、

子どもたちが図書館を利用できる環境
・・・たとえば「音」

などがどうなるのかまだまだわかりません。
 
  発表はありませんが 県にとっても初めてのこと、
 これから、試行錯誤で作っていくのだろうな、と感じています。

 となるとみなさんの目指す図書館の形は、それぞれちがうから、
 気が付いたことがあったら個人個人で お願いをしていくことになるんだな、
 と思います。



   すると、このブログ は何をするのでしょうか?
 まず、応援団の活動報告 がなくなりますよね。
 となると 今後は今まで控えていた 私の意見・主張を書く機会が増えるでしょうか。
 でももし私が マイナス思考の意見を書いたら
みなさんをその考えに染めてしまう可能性があります。
私は そのことが とても怖いです。
(それだけ 情報・報道が個人に与える影響力は強いと思っています) 

 では たまるお姉さんの活動報告を・・・、と望まれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし 私事で申し訳ありませんが 
県の図書館の場所は 今の生活環境では 頻繁に利用しにくいのです。
また、楽しい図書館に 記事にする義務で通わなければと思うのも 、
ちょっとせつないです。
 
また、県で行われているものに 個人がどれだけ関与して良いのか・・・。

  絵本の知識にも乏しいので、お話紹介などもなかなかむずかしい。
 そういったことから 今後、続けていけるのか 思案中です。
 真面目に考えすぎなのでしょうか?



 工作会の報告はもちろんいたします!
 たまるおねえさんと子どもと図書館の新しい環境のこと もわかる範囲で 
  させて頂きたいと思っています。
  それから先のことは・・・・・毎日 一生懸命考えています。

 みなさんは どう思われますか?
 このブログに どんな情報をもとめていらっしゃいましたか?
 またどんな 楽しみを見出してくださっていましたか?
 
  どうか 教えてください。
 いままで、書き込みをなさったことのない方もぜひ、お願いします。
 書き込みづらい方は 工作会の時にでも。
 つるを必死で追いかけているわたしのみみもとに
ささやいていただけるとうれしいです。

せっかくの 新年度のスタートが、もやもやした内容で本当にごめんなさい。

申し訳ないので
こんな絵をのせてみたりして。

私の中の たまるおねえさんのイメージ
(怒られたら・・・とビクビクです)


「しーーーっ」

2009年03月25日 | Weblog

 先日のなっぴさんのかきこみをみて、
なんてお返事をしようか、とても悩みました。
おはなしのとぴぱらさんのナイスフォローにすくわれつつ、
たくさんたくさん かんがえました。
なぜ、考えたのか? それは身ににつまされるものがあったからです。 

 白状します。
私、しらなかったんです。
子どもは さわぐのが当たり前の生き物だって。
声を出して 体を使って 全力で生きている 生き物だって。

 じぶんが子どものころをすっかり棚にあげてるんですけどね。
自身が とんでもない 暴れん坊将軍 でしたから。
 
 「図書館は静かにする場所」 と昔から言われてきました。
  しずかに読書する場所を求めてる人、
 閑静な環境で勉強したい人
図書館の利用目的はさまざまでしょう。

 それでも、図書館には絵本が置いてあります。
 子どもたちに 読んでくださいって。
 そして 現代の子育ては 絵本の読み聞かせなくしては語れません。

どうしたらいいのでしょうか?

  1、大人がいて静かに読書する場所なんだから 騒がしい子どもはご遠慮願います、
  
  2、子どもの絵本が置いてあって 子どもが音読したがっている場所なのだから 
  大人はある程度許容しましょう。  (でも、非常識な態度はご遠慮願います)

  1、2どちらの気持ちもわかります。
  ただ 「静寂」か「喧騒」のみに分類してしまうのはちょっと悲しいです。
 それは「あいまいさ」の基準が 人によって異なるから
仕方のないことかもしれませんね。  

 でも、「おおらかな心」 と 「あたたかいまなざし」 に見守られた子どもは
きっと 同じような 素敵な大人になってくれると思います。

すごく難しいけど そうしてあげたい。
 だからこそ、今の世の中には大人も子供も安心できる
 子どもたちの楽園、「子ども図書館」が 必要なのですね。

 子どもの性質を考えつくして 運営してくれていた子ども図書館。

 はやく、はやく あの場所に帰りたいですね。
みんなが くつろいで 絵本を楽しめる あの場所に・・・。

*************************
  ふふふ、最後がこのように締めくくられるのは
  みなさんわかりきっていたことでしょう。
    そのためのブログですから、どうぞ、ご了承くださいませ  

*************************

私事ですが、最近 「マドレーヌちゃん」のシリーズに心魅かれています。
なんだか かわいくて・・・・・。

つるは 相変わらず 「はらぺこあおむし」です。
先日 本屋さんで「はらぺこあおむし」愛蔵版ミニブック を 
見つけてしまい、すごい勢いで ダッシュ!
器用にページをめくり
ふとっちょアンド茶色いさなぎのページを ずーーーーーーっと凝視。
なんで このページなのかしら・・・。
食べ物のほうがおもしろいのに・・・。

「さあ、帰りましょ」 となったとき 当然事件は起きました。
・・・これもきっと 皆さんのご想像どおりです。
すごい力で握りしめて はなさないんですよね。
とりあげようとすると後ろに反りかえってまでの おお泣きが始まりました。
「うっ、ぎゃあああああああああああ」
「あおおおおおおおおおおおおおおん」

つるの涙もよだれも付いたその本がどうなったのか・・・?
次の工作会にいらっしゃれば わかると思いますよ、ふふふ。


 


安城の子ども図書館

2009年03月18日 | Weblog

 先週末に、東海方面へ行く用事がありました。
ついでに (ちょっと無理をして) イトーヨーカドー子ども図書館安城店へ
お邪魔してみました。

 秋田以外の子ども図書館にうかがうのは初めてです。
安城駅から徒歩5分ほど、広い二階建てのイトーヨーカドーにつきました。
2階に上がり 子ども服コーナー・文具売り場・プレイランド・・・写真スタジオをとおりすぎ、
やっとみつけました 子ども図書館の大きな看板!!

  ドキドキしながら 入ってみました。
おおお、まず視界に飛び込んできたのは、 
美しい絵本が 表紙を前面にして
整然と並べられた絵本架です。

野草や春の花、ピクニックといった関係の本たちが並びます。
秋田よりも 一足早く 春がおとずれているからかな?
そそられます。

 そして 右側をみると これまた鮮やかな 黄アゲハや濃いピンクの花の
絵本たち。科学のコーナー。

 すごくきれい。
なんで こんなに本が輝いて見えるのかと思ったら
絵本架の本を支える部分が ガラス板でできているのです。
扉絵の美しさを遮るものがなにもないのですね。
は~。

  館内は とてもひろくって、 壁一面に絵本架がしつらえてあります。
絵本の花畑のようです。
もう、言葉で表すのが 大変なので、絵にしてみました。


 
文字がよみづらいですね。
・壁一面のピーターラビットは圧巻                           
・子ども図書館の本で「つくし」を料理した あやちゃん。
つる に絵本を読んでくれました


おだやかで優しい司書さんとかわいいすたっふさんにごあいさつ。

「秋田から来たのですが・・・」

「じゃあ、秋田の子ども図書館はごぞんじですか?」

「あ・・・、私、ブログやっているんです。」

「え~、いま、ちょうど その話をしていたんですよ~!」

  なんと、なんと、このブログを拝見して下さっているとのこと。
うれしいやら、はずかしいやら。

「子ども図書館のために、ありがとうございます。
これからも よろしくおねがいします。」
と司書さんがぺこり。

そんなそんな、こちらこそ。
どれだけ 子ども図書館にお世話になったことか。
秋田から こんなに離れた場所からも声援を頂けるなんて
思ってもみませんでした。

************************

その日は元気な女の子、あやちゃんとお友達になりました。
パンパンに膨れた 黄色の子ども図書館バッグを
2つもかかえて やってきたあやちゃん。
何十冊の本をかりていたのかな?
ふだんから小さな子どもに お話を読んで下さっているそうです。

あや
 「つるちゃんにも よんであげようか?なにがいい?」

つるまま 「あやちゃんのおすすめはなにかな?

あや 「そうだね、うーーーんと」 なやむあやちゃん。
ききかたが悪かったかな・・・。

そこですかさず 司書さんのフォローが入りました

「このまえは、そこの 小さな子向けの本棚から選んでくれたのよね。」

「うん!そう!」
あやちゃん、うれしそう。
うさこちゃんのえほんをじっくり選別してくれました。

さすが子ども図書館の司書さん。
おどずれる子供のことを、やっぱり、わかっているんですね。
うれしくて なんだかしあわせな時間でした。

そして あやちゃんが選んでくれたのは
「うさこちゃんのはたけ」
そのおかげで つるは夕飯のにんじんを ぱくり、とたべてくれました。
 

***********************

 懐かしい子ども図書館の空気をたくさんすって、
十分に堪能したのち、帰路に着きました。

とても うれしい経験で、
秋田のみなさんにも すこしでもその雰囲気を
あじわっていただけたらうれしいです。

 そうそう、 わがやのつるは 安城の司書さんから
「はらぺこあおむし」の 洋書を 日本語で読んでいただきましたよ!

  


まだわからない今後の展開

2009年03月13日 | 子ども応援団




 ニュース・新聞などで ちらほらと
子ども図書館のニュースが流れているのを耳にします。
3/12の時点で 司書さんに問い合わせたところ
「正式な通達はうけておりません。」 とおっしゃっていました。
このブログでは 司書さんからの連絡をいただいた時点で
記事に載せさせていただきたいと思っております。

 ほんとかかな?どうなのかな?
まえとおなじかたちになるのかな?
ちがうかたちになるのかな?

 などなど みなさん どきどきしていらっしゃいますよね。

 どうか、もう少し、おまちください。

今週末は パソコンの更新ができません。
もうしわけありませんが、何か 連絡のあるかたは
コメント欄に情報をお寄せ下さい。

よろしくおねがいいたします。 



絵本の時間 特別編「ペーパーさん」

2009年03月12日 | イベントのご報告

「ペーパーさん」

ペーパーさんの畑が、わがままな王様に
没収されるところから話ははじまります。
 王様は無理難題をふきかけますが、
ペーパーさんは 次々に王様の要求にこたえます。

会場では しんぶんし 一枚ずつ が皆さんの手元に配られました。
たまるおねえさんの おはなしにあわせて、
みんな おって・まげて・ひっくりかえして・びりびりやぶって・・・。

楽しそうな会場風景を、フォトメモリーとして お楽しみください。
(携帯でご覧の方は見づらいかもしれません、申し訳ありません。)
 

   
まず、みなさん。ペーパーさんとごあいさつ


    
おうち 
(な~んだ、簡単じゃない)

   
赤ずきんちゃん
みんな、良くお似合いです。かわいい。
しかしこのあとの ジュース・お花を持ってこい
という王様のわがままには、みなさん苦労したようです。

わからないところは、おねえさんや応援団が手伝ってくれましたよ。
    
お花からお船へ
この瞬間、会場から「お~!」という感動の声が!
    
このあと、船は難破して、紙のお船はびりびりと破られてしまいます。
(やぶくのは三か所。ここで大きくやぶりすぎると あとで 大変なことに・・・。)

 

(こんな哀れな姿になっちゃって…
(ペーパーさん。体をはっていますね)

      
完成~~!!
 
半そでシャツから 長そでシャツへ大変身!!

すごーーーい、と歓声があがりました。
襟ぐりをちょっと広くして、頭からすっぽりかぶるお友達もいましたよ。

( 前に きりすぎてしまったお友達のペーパーさんは
シャツの形になりきれず、王様を怒らせてしまったようです。
でもきっとl 「即席マントです!」といってのりきったことでしょう)

こんな風に会場のみんなで 盛り上がったおはなし会。
とっても 楽しかったですね。
帰るときに ある女の子が言っていました。

「また、こんな 会を開いてほしいな」

**********************

こちらの記事のトリを飾りますのは
北から駆けつけてくれた子ども応援団の
大きな おふぃなさまです。
(第三回 絵本の時間 ご報告 コメント「北のCTBさん」参照)
テレビ局のインタビューに 
一生懸命答えてくださっていました。



ありがとうございます、おふぃなさま
残念ながらテレビでは放送されなかったけど
周りの人たちは、その姿をしっかりと見ていましたよ。

そして、今回 会場に訪れてくださったみなみなさま
盛り上げてくださり、本当にありがとうございました。

次の工作会で お会いできることを楽しみにしております。

********************
掲載しております写真は、解像度を落とすなどの配慮をしておりますが、
掲載されて困る写真などがございましたら
ご面倒でも TOPの管理者メールアドレスまでご一報ください。