【北京=竹腰雅彦】ニューヨークに本部を置く人権団体「中国人権」は28日、1989年6月4日に起きた天安門事件から16周年を迎えるのを前に、事件の犠牲者遺族ら125人が胡錦濤国家主席にあてたとするメッセージを公表した。
メッセージは、胡政権が靖国問題など日本の歴史問題を厳しく追及する一方、自国の歴史上の誤りや罪状には正しく向きあっていないと指摘。事件の再評価を強く求めた。 (読売新聞のサイトから)
もし、天安門事件が起こらなければ、今の世界はもっと違ったものになっていたのではないか? 北朝鮮の問題も、中東の問題も、もっと違っていたのではないか? 日に日に世界は悪い方向へ向かっていくような気がしてならない。
メッセージは、胡政権が靖国問題など日本の歴史問題を厳しく追及する一方、自国の歴史上の誤りや罪状には正しく向きあっていないと指摘。事件の再評価を強く求めた。 (読売新聞のサイトから)
もし、天安門事件が起こらなければ、今の世界はもっと違ったものになっていたのではないか? 北朝鮮の問題も、中東の問題も、もっと違っていたのではないか? 日に日に世界は悪い方向へ向かっていくような気がしてならない。
天安門事件に関して、日本政府は中国の内政問題として重大な人権侵害があったことなど知らぬ存ぜぬで不問に付してしまいました。
読売は、反中国キャンペーン、というより日本右傾化キャンペーンの流れの中で、なんでもかんでも利用するでしょう。受け手の側はそういうことを認識している必要があるわけですが…。読売だけでなく、メディア各社がどういう役割を果たしているのか、見極める目を持つ必要がある、つまり問題は受け手の側にもあるということだと思います。
・http://iso.hrichina.org/
丁子霖(Ding Zilin)さんは、ご自身も6月4日の虐殺で息子さんを亡くされて、遺族からの聞き取り調査など「天安門の母たち」と呼ばれる運動を続けてこられた方です。
当局の妨害に遭いながら、ついに中国政府に賠償を求めるところまで漕ぎ着けたとは、感無量です。
このニュースを読売新聞が採り上げているのは、政治的意図が見え透いていてちょっとイヤです。森岡某がA級戦犯に関して物議をかもす発言をした折だけに、遺族の運動が中国に対する政治的キャンペーンに悪用されないかと心配されます。