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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

開き直るしかなくなった小泉首相 (各紙)

2005-06-07 23:59:33 | 極東関連
河野洋平衆院議長は7日、国会内で小泉純一郎首相と会い、先の歴代首相経験者との会談を踏まえ、靖国神社参拝に慎重に対応するよう求めた。これに対し、首相は要請については「分かった」と述べたが、「中国の胡錦濤国家主席や温家宝首相、韓国の盧武鉉大統領にも自分の考えを申し上げてきた。理解を得られていると思っている」と主張したという。会談は議長の申し入れで約20分行われ、森喜朗前首相も同席した。 (
毎日新聞のサイト

同席した森前首相によると、首相は「胡錦涛(中国国家)主席にも盧武鉉(韓国)大統領にも、自分の考えを何度も申し上げてきた。もちろん『わかった』ということではないが、理解を得られたと自分では思っている」と強調した。
会談後、首相は「(議長は)私の考えもよくわかってますからね」としたうえで、今後の参拝については「適切に判断するとしか、いまは言わないほうがいいと思います。こういうこと、あんまり聞かない方がいいんじゃないですか」と、記者団に官邸で語った。 (朝日新聞のサイトから)

首相は会談後、官邸で記者団に靖国参拝をやめない理由を問われ「適切に判断するとしか今は言わない方がいい。こういうこともあまり聞かない方がいいんじゃないですか」と指摘。年1回参拝するとの公約は重いのかとの質問に対しては「公約とか、そういう問題じゃない」と述べた。
議長が行政府の長である首相に外交問題で申し入れをするのは極めて異例。(共同の配信記事から)

この人は、何を言っているのだろう? 胡錦涛主席と盧武鉉大統領がわかっているのは、A級戦犯の名誉回復はあり得ないということだ。いい歳して、ここまで意地を張るのはうすらみっともない。
自民党内で、首相の靖国公式参拝を「現在も公式に」支持しているのは、亀井静香と岸信介の孫ぐらいだろう。コネズミは、内心「しまった」と思っているのではないか? この人は、もともと信念があって靖国参拝をしていたわけではない。どこか適当なところで落としどころを見つけて、うやむやにしようという魂胆だったのが、状況が読めなかったのか、意固地な性格のせいか、タイミングを逸したのではないかと想像…。
自民党の古狸軍団が、コネズミを持て余しているように見える人はたくさんいるのでは?

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2 コメント

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孫娘も居直っている   (yuan)
2005-06-13 23:32:24
東条英機陸軍大将の孫娘の告発、「あの戦争は自衛戦争で侵略戦争ではなかった」ヌケヌケと。 

http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?nn20050608a2.htm
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日本人は歴史を忘れるな (客住倭国)
2005-06-15 02:52:55
日本人は歴史を忘れるな、

歴史に対して、嘘付けたら、動物じゃん?
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