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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

北朝鮮制裁、日本は慎重に考えるべき (中央日報)

2004-12-23 23:46:20 | 極東関連
器量が大きいとはいえ、驚くべき謝罪だった。 息子の立場で、父の金日成(キム・イルソン)主席時代の国家犯罪をこのように率直に認めて謝罪するのは、決して容易でなかったはずだ。
日本、日本人はもう少し冷静、慎重になってほしい。 別人の遺骨を渡したのは遺伝子検査に無知な者の仕業である可能性、そして何よりもこうした事実を金委員長が知らなかった可能性が大きいのではなかろうか。 日本政界の反北朝鮮世論に押されて北朝鮮に経済制裁を加え、議会が北朝鮮人権法を作れば、6カ国協議の成果はおろか、会談の再開までも不透明になる。 (<コラム>北朝鮮制裁、日本は慎重に考えるべき 12月23日)
金正日を「器量が大きい」というのは、正直言って驚いた。韓国のメディアは、総じて経済制裁などの強攻策には反対だと言っていいだろう。それは、2度目の朝鮮戦争は、なんとしても避けなければならないという思いが強いからだろう。一旦事が起きれば、最も被害を蒙るのは、朝鮮半島の人々だ。一方、経済制裁を強く訴えている日本のタカ派政治家達は、再び朝鮮戦争が起きることを望んでいるのではないかと思われるフシがある。
経済制裁を声高に叫ぶ政治家達も、経済制裁に反対している左翼系市民グループも、北朝鮮の問題の本質的な解決ということに思い至っていないような気がしてならない。

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