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おでこの違いに注目 ふるさと銀河線りくべつ鉄道CR70・CR75形

2021-11-07 21:06:56 | 模型雑感(N)

先日発売されたふるさと銀河線りくべつ鉄道を迎え入れました。

以前訪問した時にお世話になった経緯があるのと、999号セットと一緒に遊べると思い購入に至りました。

保存鉄道の車両が製品化されるのは少し珍しいですよね。

CR70形は北海道ちほく高原鉄道時代の仕様(おでこの赤帯が太い)で2006年に発売されていましたが、CR75形は限定品の999号仕様セットしか存在しないため通常塗装は初登場です。

しかし今回のセットに含まれている車両は1両だけ存在するロングシート仕様のCR75-101なので、基本番台の通常塗装はまだお預けといった感じです。(写真はCR70-8)

 

前回品に続き中国製の商品ですが、やはり国産と比べて気になる点がいくつかありました。

まず説明書

見た目も質感も明らかにコピー用紙でノーブランドの家具か!とツッコミたくなりました。

 

車両ケースも嵌めあいがキツく、何度か開け閉めしていたら亀裂が入ってしまいました。

蓋側に産地の表記はありませんので国産のものと混ぜないように注意が必要です。

 

車両本体の塗装は綺麗なのですが、分解してみると色々出てきます。

写真では分かりにくいですが台車の集電板はプレス抜きのダレとカエリが目立ちます。

集電スプリングは黒染めのような茶色い仕上げで経年による通電性能が不安になります。

 

ウォームギアに付着した大量のグリスを拭き取るために分解していたらタップ穴に切粉が付いてました…

すぐ近くにモーターやプラ製のギアが通っている場所なので巻き込んだら悲惨ですよ。

ダイキャストの切削面も粗目の仕上がりです。送り早くないですかね?

 

ライトは電球からLED仕様になりました。ただ、遮光ケースの継ぎ目に黒いシートやネバネバした接着剤のようなものが付着しているのは相変わらず。

プリズムにメッキが追加されて光漏れが軽減したのは改良ポイントだと思います。

 

付属の室内灯は旧製品から一新され、キハ120で採用されたチップLEDの多灯式が採用されました。

抵抗はそれぞれのLEDと直列に接続された堅実な回路設計です。

ただ、点灯状態は青白く、ムラも気になるので修正を掛けたいと思います。

室内灯に関しては導光板方式のキハ100やながら300の方が実感的です。

前回品から10年以上経っていることもあり、模型的な仕様のアップデートはありましたが、品質面では不安が残る結果となりました。

そして久々に999号セットを開けたら何やら不穏な空気が…

車両を包んでいたビニールがパリパリに分解していました。

購入当時は分厚くてしっとりしていた印象でしたが、その頃の面影はありません。

 

気を取り直して並べてみます。

新製品のスカートはキハ120の流用ですが前回品よりシャキッとした造型です。

カプラーもSPタイプに変更されたので、明後日の方向を向かなくなりました。

999号カラーは2両ともりくべつ鉄道に引き継がれましたので、そのまま続投できます。

イベント時はこのような混色編成も見られます。

 

最後にちほく高原鉄道時代を模して帯広乗り入れを再現してみました。

キハ40の方はまだパーツのセットアップが終わってないので穴だらけです。

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