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50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

幸男が気優しい声を一言放った・・・

2015-06-19 20:15:16 | 小説
幸男が気優しい声を一言放ったと思うと、先に立っていくのだが、握手をするわけでもない彼が理恵には理解できていっている。前のめりになっていく幸男は、この有名人の案内役に徹して岬ホテルまでいくだろう、宇礼市に春の装いを感じるように努めていくばかりの、普通の人を装うばかりの理恵はいる。

(つづく)


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