50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

いちいち教養のある部分をみせたがったようで、・・・

2016-07-02 19:52:03 | 小説
いちいち教養のある部分をみせたがったようで、啓はまずい気がした。せっかくの御堂筋だから確かにまずいと考えた。
和子の楽しさは寂しさを拒むそれだろう。
和子は啓にちょっとした尊敬をのぞかせていた。その機に啓はジーンズの腕を力ませた。

(「南幻想曲」つづく)



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