上州屋の帰りに(こっちが本命)日立港に廻って稚鮎の姿を確認するため
いつもの調査ポイントへ行くと、船は大体いつもの場所に係留され
港の出入口も船の往来があり堤防はまだまだひどい状態ですが
少しは活気が出て来ました。
海面を見ると前は全然見られなかった小魚がいました、中にキラリと光る
稚鮎らしき姿も確認出来たのでさっそく調査開始。
直ぐに掛ると思い若兄さんに頑張ってもらいましたが、開始45分位魚の
姿は確認出来るものの全然追ってじゃ無くて(笑)食ってくれません。
そんな中、港にいた白鳥が寄って来て(海に白鳥なんて珍しいですか?
わからん??)暫く近くで遊んでたので飽きずに頑張れました。
1時間も過ぎた頃やっと若兄さんから
「掛りました」ってやっと声がかかりましたが途中でリリース(ガッカリ(笑))
やっと追いが立ったか(食いが)と思っていると、「きました!!」
今度は取り込みましたが、これサバの子でした(又またガッカリ(笑))
2匹目にやっと稚鮎がきて姿確認ホットしました。
その後も追いが悪く全部で6匹で稚鮎は3匹でした。(左はサバの子)
今年の天然遡上は可なり震災・津波の影響が出ると思いますが組合も
先週放流した様ですから倶楽部の皆さんも震災の影響で何かと大変かと
思いますがボチボチ仕掛け作りを始めて下さいね~。
去年はこのサイズが3/25~3/30日に久慈川で確認出来ましたが
今年は自然災害の為、天然稚鮎を確認出来ただけでも良いとしましょう。
こぼれ話
1時30分頃に、初老の夫婦が(自分と同じ位)投げ竿を持って来て
「どうですか?」
「稚鮎が居るかどうか確認してるんですよ」
そんな会話をしながら竿をセットして投げて少したつと竿がいきなり
曲がり大物が掛ったようで見に行くと突っ込まれて姿が見えません
竿は3m位の軟いオモチャみたいな竿。
「タモあんですか~」と声を掛けると(すくってやるつもりで)
「車にあるので持ってくるので竿お願いします」って
震災のため中に入れず車は、はるか彼方!!
返事も聞かずに竿を預けられ(マイッタな~バレたら俺のせいか?)
「まだ来ませんか」奥様に聞くと
「今車に着いたのでもう少しお願いします」
魚は凄い突っ込みを何回も見せ(バレませんように祈るだけ)
若兄さんも変わってくれそうも無く耐える事15分位(30分位に感じました(笑))
やっとタモが到着して上げると48CMの肉厚の大型カレイ(ばれなくて良かった~)
本人も震えてました。(笑)
今までで一番デカイ、カレイだったようで奥様と大喜び。
お礼を言われて若兄さんと顔を見合わせて、
「ここに こんな大物が居るんかいビックリしたな~」
「震災後、誰も釣りやってねえからな~」
「この辺は網が沈んで根掛りばっかしだっぺと思ってたよ」
「取り込めて良かったですね~」とか
2人でブツブツ言いながら撤退して来ました。