釣爺の久慈川鮎紀行

茨城の久慈川をホームに、鮎釣りを楽しんでいる管理人の日記と釣りの情報です。
     (シーズンオフは海釣り・近況)

久慈川を考える②

2012年12月12日 16時16分37秒 | 鮎・久慈川

カワウについては平成19年3月定例会でも質問をいたしました。しかし,当時と比べるとその被害はより進んできているのではないでしょうか。なぜならば,川に魚影が全く見当たらないということを最近よく聞くからであります。

全国的にカワウによる漁業被害が叫ばれる中,ようやく狩猟対象鳥になったものの,ハクビシン同様,狩猟家からは敬遠され,一向にその数が減らないのが現状であります。平成17年の統計では県内のカワウの生息数は約3,600羽,関東全域では1万7,000羽となっており,1羽が1日に捕食する魚の平均重量500グラムを掛けると,まさに膨大な量の被害になってしまうわけであります。

平成17年統計で茨城県でも総被害量は247トンということであります。これをアユの魚価で計算すると約3億円から4億円,そのくらいの被害になるわけであります。本市においては久慈川を中心として,その支流の里川や山田川にもカワウが飛来してきており,川の魚を根こそぎ捕食していると言っても言い過ぎではありません。こうした甚大な被害が一般の人にはわからないことがカワウによる漁業被害をより大きくしていると言ってもいいでしょう。そこで,本市では,このカワウ被害についてどのように認識しているのか。

 

また,漁業組合や猟友会,有年団,青年会が中心になって行っておりました。しかし,会員の減少など組織の衰退とともに,今ではほとんど組織が残っておりません。しかし,組織はなくなっても青年はまだまだ地域の中にいるわけです。
そうした青年を対象にした社会教育面での取り組みは間違いなく必要なことだと思いますが,現状認識とあわせて教育委員会の考え方をお伺いしたいと思います。

 

  

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