薄暗いスギ林をバックに、明るい黄葉が浮かび上がっていました。
この辺りの山はブナ科の樹木が多く、紅葉と云ってもそんなには派手になりません。
11月も中旬になると、カラマツ林が黄葉し落葉が日差しにキラキラ光ります。
この落葉が厄介で、車に積るとそこらじゅうの隙間に潜り込み掃除が大変です。
週末にかけては、また台風で紅葉はどうなることやら。
薄暗いスギ林をバックに、明るい黄葉が浮かび上がっていました。
この辺りの山はブナ科の樹木が多く、紅葉と云ってもそんなには派手になりません。
11月も中旬になると、カラマツ林が黄葉し落葉が日差しにキラキラ光ります。
この落葉が厄介で、車に積るとそこらじゅうの隙間に潜り込み掃除が大変です。
週末にかけては、また台風で紅葉はどうなることやら。
安曇野では何処へ行ってもニセアカシアが多く、特に河川敷では我が家の春を謳歌しています。
花が房状に沢山咲き、蜂蜜採取に利用されていますが、ニセアカシアは要注意外来生物に指定されています。
かといって特別退治されている風もなく、それどころか里山整備で伐採されたところは、根元からシュート蔓延り見通しが悪く以前よりもひどい状態です。
この木は他の樹木の成長を阻害する化学物質(アレロパシー)を放出しているそうです。
オニグルミやナナカマド等も同じ作用があり、他の樹木が育たないと云われています。
庭にナナカマド(バラ科)を買って植えたのですが、隣の空き地には大きなオニグルミがあり、もう5・6年も経つのに同じ大きさのままです。
ひょっともしてバラ科の植物は相性が悪いのか、バラを5本植えたのですがすべて枯れてしまいました。
そんな樹木ですが葉も少なくなって来ると、くねくねと艶めかしい雰囲気ですね。
今年は樹木の果実が豊作で、ドングリや栗・ミズキ・山椒もいっぱい実をつけている。
小さな駐車場にエゴノキが2本あり、1㎝ほどの実がぶら下がっている。
木の実はヤマガラの大好物で、足で器用に挟み堅い殻を割って食べる。
皮や実には有毒物質のエゴサポニンを含み、食べると中毒する。
エゴはエグイからきていて、かなり苦いそうだから誰も食べはしないだろうけど、牛蒡などにも含まれ、あく抜きをした方が安全と云われている。
あの得体の知れないナマコにも含まれ、海岸育ちの私は調理して食べるけれど、そんなに大量に食べることはない。
塩をたっぷりつけて揉むのだが、揉めば揉むほどヌルヌルになって限がないのだ。
サポニンは昔洗剤がわりに使ったそうだから、人間もかなり悪食だね。