恩返し

それは、ある休日の事じゃった。。　

燃え上がるような創作意欲を宿しながら、まるで鶴のように、ひたすら引きこもって猛烈に作り上げたのじゃそうな。。

その一部を、有り難い事に、ワシにもくだされたのじゃ。。(泣)

しかし、、、
ワシはコジャレたもんを初めて見たもんで、、、

はて！？
これは、、、
“ストラップ”っちゅうもんかいの？

と、不覚にも、呟いてしもうた。。（恥）(´Д`)

そうして憑き物が落ちたかの如く燃え尽きたまゆ鶴様は、、、
更に脱力しながらも、優しく答えられたのじゃ。。


爺よ。。

これは、“ブレスレット”といふものぞ。。

わらわは気が済んだゆえ、もう参るが、、
これを、爺に。。。

と話されるやいなや、ふわりとワシの腕に巻い下さり、神々しいお姿を最後に、外界へと羽ばたいてゆかれたのじゃ。。。

嗚呼～、、、
大切に使いますゆえ、まゆ鶴姫様～！

お達者でぇ～～～！・゜・(つД｀)・゜・

（まゆ鶴の恩返し：完）