まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

さみしくて、さみしくて

2013-03-08 07:43:29 | 母のこと
昨日のこと、母から電話。
時刻は午前4時20分・・・

「もしもし」と最初に言っただけの母は
その後、何を聞いても無言。
「どうしたん?」「お兄ちゃんは?」
と何度聞いても無言。埒が明かないので取り敢えず
「後からかけるけん、一度切るよ」
と言うと無言で切れた。
5時10分 5時35分 同じことが繰り返される。
6時半、いつもの電話の時刻。

この時は普通に喋る。
兄に替わってもらい数回、電話があったことを言うと
多分、不安で寂しくて。でも、俺が起きないから
お前に電話したんだろうけど、その気持ちを説明できなくて
黙っていたんだろうと。

7時過ぎ、又電話。
「歯を磨いたけど、あんた見てくれんよね?」と言う
電話の向こうから「又、電話しょーるんね」と兄の声。



ディへ体験に行くことが負担になっているのか?
それともたまたま重なっただけ?

ディの所長さんに事を話すと「取り敢えず10時にお会いして
その時の状態できめましょう」となり、
ケアマネも母の様子を見に来てくれた。

大丈夫そうなので決行。
私も同行する。

テーブルに着き介護士さんの問い掛けに愛想笑いをしてる。
少し離れた場所から見守る。
ほどなくお風呂へ、30年浴槽に浸かったことのない母。
理由は心臓神経症と不潔強迫から。
でも、今は認知のため、幸か不幸か拘らず
すんなりと浴槽へ入った。

痩せ細った体。

一昨年、どんどん痩せる母を絶望的な思いで見ていた。
何度、促しても病院を拒む。
あぁ・・・又痩せた・・・と見ないようにする私もいた。

あれから、手術をして。





昼過ぎ自宅に戻る。
疲れたのか、食後眠る母。

実家のお風呂は狭いので体を洗ってやるのがとても大変で
最近は腰を痛めていたので、お風呂に入れてもらえるのは
本当に助かる。感謝です。

人との係わりが刺激になってまた、笑う母の顔が見られるといいな・・
と言うのは私の願望で・・・


早朝から起こされた夫は不機嫌で「御免ね、行ってらっしゃい」
の言葉にも無言で出かける。当然だよね・・・

でも、こんな時、別れを考える・・・。

迷惑をかけて申し訳ない思い。
でも、夫に気を使いたくないしんどい。

最近はうちのトムくんも認知症なのか夜鳴きが酷い。
夜中になんども起こされてる。
夫に「叱れや!」と言われる。
でも、叱ったところで鳴き止むわけじゃない。
「大丈夫、大丈夫よ」と撫でてやるしかない。

日中ひとりぼっちにさせてしまっているこのコに
何をしてやれるだろう・・・

ごめん・・・。

でも・・・お母ちゃんを放っておけんのよ・・・


ごめん・・・。トムくん・・・。




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